ふらっと立ち寄りたくなる地域住民交流と「縁結び」の場 「メットライフ財団支援 ホームホスピス マイレの家」オープン

メットライフ生命保険株式会社のプレスリリース

メットライフ生命保険株式会社(代表執行役 会長 社長 最高経営責任者 ディルク・オステイン)と日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)が支援する、高齢者向けホームホスピスが、福岡県糸島市にオープンしました。

みんなが集う団らんスペース(写真左)/座浴可能な温浴シャワーを備えた浴室(同右)

【概 要】

■施設名称:「メットライフ財団支援 ホームホスピス マイレの家」

■運営母体:NPO法人 マイレ

■住所:福岡県糸島市有田中央一丁目6番27号

■施設特長:

1.   マイレは、ハワイで「神が宿る神聖な葉」と言われる植物で、「平和」「結びつき」「絆」といった意味を持つことから、「マイレの家」には“縁結びの家”という想いが込められている

2.   その人らしさに寄り添い、その人のリズムで生活をしてもらうことを一番に考えたケア

3.   「みんなが集う団らんスペース」として、各部屋の真ん中にリビング・ダイニング・キッチンを配置

4.   最大6名を受け入れ、夫婦での入居が可能な部屋あり

5.   「椅子に座ったまま」、全身にお湯を浴びられる温浴シャワーを完備したお風呂

6.   隣接する福岡市にはホームホスピスが無く、唐津市も含め市外からも積極的に受け入れ

■実施中の地域住民と交流を図る取組:

・   糸島市認知症カフェ事業助成金交付事業による、体操やマッサージ、おしゃべりなどの機会を提供する 「認知症カフェ(マイレカフェ)」 の設置

・   地域住民が立ち寄り健康や介護など生活の困りごとを共に考える 「暮らしの保健室」

・   ホームホスピスや在宅医療などを学ぶ「みんなの勉強会」

■設立への想い:

「マイレの家」は、「マイレ」という言葉の意味通り、出会ったご縁を大切に、隣人として皆様の想いに寄り添うケアを提供していきたいとの思いから設立されました。病気・認知症・障がいがあっても、赤ちゃんからお年寄りまで、みんながお互いを尊重し、自分のできることをして支え合う…そんな地域づくりを目指します。

  

「マイレの家」は、「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」*1により設置された高齢者施設の第5号となります。同プログラムは、人生の最期を豊かに暮らす*2ための高齢者施設と、困難な状況にある子どものための施設「子ども第三の居場所」の開設を通して、豊かな地域社会の創造に寄与するものです。

また、メットライフ生命の社員は、日本財団が展開する全国の高齢者および子ども向け施設におけるボランティア活動を通じて、豊かな地域社会づくりに貢献して参ります。超高齢社会と子どもの課題に取り組むことで、誰一人取り残さない持続可能な社会の構築を目指します。

*1 メットライフ財団から日本財団への約4億円の寄付により、2021年9月に開始。2022年12月にこのプログラムの高齢者ホスピスの第1号が山梨県大月市での開所を皮切りに、これまでに第4号まで開所しており、高齢者・子どものための施設計12カ所を開設予定です。

*2 日本財団が2020年11月に行った「人生の最期の迎え方に関する全国意識調査」によると、日本では約8割の方が病院で亡くなる一方、約6割が人生の最期を迎えたい場所として自宅を望むという結果が出ています。

https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2021/20210329-55543.html

<参考資料>

■2024年4月23日(火)に、ホスピス開所を記念して開催した開所式での関係者コメント(一部抜粋)

 <開所式の様子:左から  日本財団 公益事業部部長 福田英夫、NPO法人マイレ 理事長 深川美香、松月よし子 糸島市議会議員、メットライフ生命 サステナビリティ企画担当 兼 渉外担当 執行役員 長尾宗尚>

  •  メットライフ生命保険株式会社 サステナビリティ企画担当兼渉外担当執行役員 長尾宗尚

    加速する超高齢社会で、「マイレの家」のような高齢者ホスピスが果たす役割は非常に重要であり、そうしたニーズにどう関わっていけるかが企業にも問われている。生命保険会社として、お客さまに安心と信頼をお約束するだけでなく、地域社会の皆さまに寄り添いながら、長期的に価値を創造し提供し続けていきたい。

  • 日本財団 公益事業部部長 福田英夫

    メットライフ生命、メットライフ財団との協力により福岡に新たに「マイレの家」を開設できることを大変うれしく思う。入居者の個々のリズムに合わせた生活支援の他、認知症カフェ、暮らしの保健室などの独自の取り組みを通じて、地域社会と連携した、高齢者が安心できる新しい形の居場所が提供されることを期待する。

  • 松月よし子 糸島市議会議員

    「メットライフ財団支援ホームホスピスマイレの家(いえ)」の開所式、おめでとうございます。また、メットライフ財団様、日本財団様のご支援に感謝申し上げます。笑顔で最期まで暮らせる家が、有田中央に原口様とNPO法人マイレ深川理事長により誕生しました。今後もマイレの家に笑顔の輪が広がることを期待致しております。

  • NPO法人マイレ  理事長 深川美香

    ホームホスピスの話を初めて聴いた時「これだ!」と心が震えた。私の大切な人にはこういう温かい場所で最期の時間を過ごしてもらいたい。そんな気持ちが膨らみ、仲間に励まされながら走り続けて10年。ようやく「マイレの家」を開所できる事となった。ここからが新たなスタートであり、入居者さんが穏やかに楽しく過ごせ、地域の方には気軽に立ち寄ってもらえる「縁結びの家」にしていきたいと思う。

■開所式の写真素材は、以下のリンクよりダウンロード頂けます。

https://x.gd/yjOmN

※写真素材をご使用される場合、「提供:日本財団」とクレジットの明記をお願いします。

※上記写真素材のリンクは予告なくアクセスできなくなることがあります。

メットライフ生命について

メットライフ生命は日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、現在は世界有数の生命保険グループ会社、米国メットライフの日本法人として お客さまに常に寄り添い、最適な保障を選ぶお手伝いをしています。多様な販売チャネルを通じて、個人・法人のお客さまに対し幅広いリスクに対応できる、革新的な商品の提供に努めています。 https://www.metlife.co.jp

メットライフ財団について

米国ニューヨークのメットライフ財団は、メットライフの寄付活動と地域社会への長期的な貢献を実現するために、1976年に設立されました。以来、メットライフが事業を展開する地域での10億ドルの支援を行ってきました。メットライフ財団は、世界中の十分な機会に恵まれない人々や経済的に困窮している人々を支援し、経済の流動化・活性化をもたらすことに注力しています。非営利団体と協働し、経済的包摂、ファイナンシャル・ヘルスの課題解決と強固な地域社会の構築の3つの エリアに注力し、メットライフの社員がボランティア活動に積極的に参加しています。 www.MetLife.org

日本財団について

痛みも、希望も、未来も、共に。日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。 https://www.nippon-foundation.or.jp/

NPO法人マイレについて

高齢者又はがんその他の疾患による在宅終末期患者及び障害者(児)とその家族に対し、様々な職種やボランティアと協力しながらホームホスピス事業、相談支援事業、介護保険法に基づく事業、障害者総合支援法に基づく事業を行うとともに、地域住民に対して看取り文化を豊かにするための啓発事業、相談支援事業等を行い、最期まで安心してその方らしく暮らせる地域づくりに寄与することを目的とする特定非営利活動法人です。 https://mairenurse0501.wixsite.com/home

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