オンライン決済インフラ「fincode byGMO」、決済手段に「銀行振込(バーチャル口座)」を追加【GMOイプシロン】

事業者に負担のかかる入金消込作業を、取引ごとの振込専用口座で効率化

GMOインターネットグループのプレスリリース

 GMOインターネットグループでGMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下、GMO-PG)の連結会社であるGMOイプシロン株式会社(代表取締役社長:村上 知行 以下、GMOイプシロン)は、2024年4月22日(月)より、スタートアップが成功するためのオンライン決済インフラ「fincode byGMO」の決済手段に「銀行振込(バーチャル口座)」を追加しました。
 「fincode byGMO」の導入事業者は、クレジットカードやコンビニ決済等(※1)と統合されたAPIで「銀行振込(バーチャル口座)」による決済の受付が可能になります。「fincode byGMO」は、システム面だけでなく、決済手段の導入に必要な審査・契約周りの手続きや売上金の精算等の運用面までワンストップでサポートします。

(※1)対応決済手段は、クレジットカード、コンビニ決済、PayPay、Apple Pay、口座振替、銀行振込(バーチャル口座)。随時追加を予定。(2024年4月23日時点)

  • 【背景と概要】

 日本国内の多くのスタートアップは、限られた人員で高いスピード感を持って事業成長に取り組んでいます。そのためサービスやプロダクトのコアではない決済機能には、「すぐに導入できる」「実装が容易」「シンプルな料金体系」などが求められています。このような背景のもとGMOイプシロンは、GMO-PGがグループとして培ってきた決済におけるナレッジ・開発力を活かし、スタートアップの決済領域の課題を解決するオンライン決済インフラ「fincode byGMO」を2022年5月より提供しています。

 「fincode byGMO」では、スタートアップを中心とする導入事業者のビジネスニーズやエンジニアの声を積極的に取り入れながら、時流に合わせたアップデートを定期的に実施しており、このたび新しい決済手段として「銀行振込(バーチャル口座)」を追加いたしました。

 支払代金を事業者の銀行口座へ直接振り込む「銀行振込」は、購入者が銀行口座を保有していればすぐにEC購入時の決済方法として選択できるため、クレジットカードを持っていない、あるいはクレジットカードを利用したくないと考える購入者を中心に一定のニーズがあります。一方「銀行振込」では、事業者側は購入者の入金情報と受注情報を1件ずつ突き合わせ、入金待ちリストから消し込んでいく作業が発生します。なかには購入者と振込人名義が異なる場合もあり、受注件数が伸び事業が成長するにしたがって、入金消込作業が事業者の負担となっています。

  • 【「fincode byGMO」の「銀行振込(バーチャル口座)」について】

 今回GMOイプシロンが追加した「銀行振込(バーチャル口座)」では、1つの取引ごとに仮想的な振込専用口座(バーチャル口座)を割り当てるため、取引と一対一で口座が紐づき、入金消込作業を効率化できます。そのため、振込人名義が購入者と異なっていた場合でも容易に特定が可能です。

 また、購入者が振込手続きを実行すると、自動的にシステム上で振込専用口座を停止状態へ切り替える「誤入金防止機能」を実装しているため、購入者側の操作ミスで二重に振り込むことを防ぎ、不明入金や購入者への返金対応が発生するリスクを低減します。

 なお、EC事業者のほか、BtoB向けの商品やサービスを取り扱う事業者においても、従来の銀行振込や現金集金の代わりに「銀行振込(バーチャル口座)」をご利用いただくことで業務効率化が図れます。

 「fincode byGMO」は、スタートアップの成長に寄り添うオンライン決済インフラです。新サービスのローンチ前後に生じる決済領域の課題を解決するだけでなく、事業フェーズの進展に伴い求められる拡張的な価値をシームレスに提供します。

 PMF(※2)フェーズでは、「テスト環境の即時提供」「迅速なWeb審査」「開発工数を削減するSDK(※3)・UIコンポーネント(※4)」などにより、短いリードタイムで決済の実装が可能となります。

 また、グロースフェーズでは、REST API(※5)、その他の拡張的な機能により、「独自の決済フローへの対応」「ユーザー拡大のための決済手段の追加」「サブスクリプションプランの追加」「プラットフォーム型ビジネスモデルへの拡大」といった導入事業者の「次の一手」を支援します。

 これらの機能を初期費用・月額費用無料、かつ、アカウント維持費用や振込手数料などの「見えづらいコスト」を最大限省いた料金体系で提供することで、導入事業者のコスト管理の負担を軽減し、自社サービスの成長に集中できる環境を提供します。

(※2)Product Market Fitの略。
(※3)Software Development Kitの略。「fincode byGMO」ではAPI組み込みを容易にするライブラリを提供しています。
(※4)クレジットカード情報の入力フォームを生成、提供する機能。
(※5)Representational State Transfer APIの略。「fincode byGMO」ではリソース指向で理解が容易なREST APIを通じて決済やサブスクリプションなどのデータを操作できます。

  • 【GMOイプシロン株式会社について】

 GMOイプシロンは、「Epsilon byGMO」と「fincode byGMO」の2つの決済代行サービスを提供しています。「Epsilon byGMO」は2023年12月末時点で43,171店舗のEC事業者に利用されており、初期費用・トランザクション処理料(※6)無料で利用できます。「fincode byGMO」は、スタートアップ企業を対象としたオンライン決済サービスで、さまざまなビジネスニーズに対応するように設計されています。迅速な決済システムの導入を可能にし、Eコマースはもちろん、プラットフォーム型やサブスクリプション型のビジネスモデルにも最適です。

 また、EC事業者の円滑なキャッシュフローをサポートするべく、売上連動型ビジネスカード「Cycle byGMO」、レンディングや送金サービス等の金融関連サービスも提供しています。

 東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイの連結会社として、プライバシーマーク認証やPCI DSS、ISMS準拠のセキュリティ基準で安心してご利用いただける環境を提供しています。

(※6)トランザクション処理料とは、クレジットカードのオーソリゼーション(承認番号取得)や請求等でクレジットカード会社との通信ごとにかかる料金。

以上

【サービスに関するお問い合わせ先】

●GMOイプシロン株式会社

 「fincode byGMO」サポートチーム

 お問い合わせフォーム:

 https://dashboard.fincode.jp/contact/

【GMOイプシロン株式会社】(URL:https://www.epsilon.jp/

 会社名  GMOイプシロン株式会社

 所在地  東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル

 代表者  代表取締役社長 村上 知行

 事業内容 ■オンライン販売の決済代行、代金回収代行及びそれらに付帯する業務

 資本金  1億5百万円

  

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社】(URL:https://www.gmo-pg.com/

 会社名  GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:3769)

 所在地  東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス

 代表者  代表取締役社長 相浦 一成

 事業内容 ■総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス

 資本金  133億23百万円

  

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/

 会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)

 所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

 代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿

 事業内容 ■インターネットインフラ事業      

     ■インターネット広告・メディア事業

     ■インターネット金融事業     

     ■暗号資産事業

 資本金  50億円

  

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