「魔の7歳」ゼロへ。子どもたちの交通事故のない世界を実現します

危険箇所マップ「もしかもマップ」を通じて、子どもたちの交通事故のない世界を実現します

イーデザイン損害保険株式会社のプレスリリース

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。

このプレスリリースは「イーデザイン損保」の夢です。

イーデザイン損害保険株式会社(取締役社長 桑原 茂雄、以下「イーデザイン損保」)は、危険箇所マップ「もしかもマップ」を通じて、子どもたちの交通事故のない世界を実現します。

「事故時の安⼼だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する」がイーデザイン損保のミッションです。

そんなミッションを掲げるイーデザイン損保では、「事故のない世界」を共創する自動車保険「&e(アンディー)」によるデータを活用した事故削減プロジェクト「SafeDriveWith」の一環として、2022年4月27日より、親子で道路上の危険箇所を発見しマップ上で可視化するWebサービス「もしかもマップ」を開始しました。

きっかけは、子どもが犠牲になった悲しい事故

 きっかけは、毎年報告される子どもたちが犠牲になる痛ましい交通事故。これらの事故を受けて、社長をはじめ社員に「こんな事故はなくさなきゃいけない」という強い想いが生まれました。しかし一方で「自動車保険だけでは事故のない世界は実現できない」とも。そこで、通学中の自動車事故を削減するプロジェクトが立ち上がりました。

「魔の7歳」とは?

出典:警察庁「通行目的別に見た学齢別・歩行中死者・重傷者数(平成27年~令和元年合計)」

 交通事故の統計によると、交通事故の死者・重傷者が最も多いのは「7歳=小学1年生」。その数は小学6年生と比較すると約3.7倍にもなり、未就園児(幼児)よりも約2.2倍、未就学児(幼稚園・保育園児)よりも約1.2倍と多いのです。こうしたことから、小学1年生の子どもは事故にあうリスクの高い「魔の7歳」と呼ばれ、問題視されています。

 この「魔の7歳」に対して、金沢大学融合研究域融合科学系(以下「金沢大学」)の森崎裕磨特任助教の監修のもと、身近な道路上の危険個所を親子で確かめ合える「もしかもマップ」を開発しました。

親子で通学路の危険箇所を見える化する「もしかもマップ」

 「もしかもマップ」は、主に小学校就学前後のお子さまとその保護者を対象にした、ご自宅の近くや通学路上にある「交通事故に注意すべき危ない場所」を知ることができる地図サービスです。自動車保険&e(アンディー)の契約者だけでなく、どなたでも利用することができます。

 親子で自宅の近くや通学路を歩いていただきながら「ここ危ないな」と思った場所には「もしかもマップ」の地図上にユニークなキャラクター「もし子」でピンを立てることができ、このピン立てを全国のユーザーが参加して行うことで、大きな「交通事故危険マップ」が出来上がります。

「安全てんけん」機能では家の周りや通学路にある危険な場所を親子で実際に歩いて、大人と子供それぞれの視点でピンを立てることができ、親子でコミュニケーションをとりながら危険な場所を探すことで交通安全の意識向上に役立てます。

どういった場所が危ないかなど、ピンを立てる上での重要な視点を親子で学ぶことができる「ドリル」機能もお楽しみいただけます。

サービス開始より多くの方にご利用いただき、2024年3月29日現在、マップ上には58,632のピンが立っております。

もしかもマップ

https://www.sdw.e-design.net/moshikamo/

もしかもプロジェクト

もしかもマップを活用して実施する「もしかも授業」や、7歳のお子さんを持つ親御さんと実施した「もしかも会議」など様々な方向から「魔の7歳」を減らす取り組みを実施しています。

 https://www.sdw.e-design.net/moshikamo/project/

産学連携から子どもたちを守るプラットフォームを確立したい

 「もしかもマップ」は、通学路を親子で歩いて確認し、危ないと感じた箇所をスマートフォンなどで簡単に登録できるだけでなく、全国の自治体や小学校と連携することで通学路の危険箇所の見える化を目指しています。

 「もしかもマップ」で子どもの危険に対する日常的な意識向上を促進しつつ、事故の原因として最も多い衝動的な「飛び出し」にも対策を講じるべきと考え、「おまもりもし子」を開発しました。飛び出しに関する事故の原因や解決策を、実証実験を通して解明することを狙いました。児童の交通安全意識向上を強く願い、当社の掲げるミッションへ共感していただいた中野区立江原小学校にご協力いただき、実証実験が実現しました。

 今後は「おまもりもし子」実用化に向けて、小型センサーを開発するなど機能改善を行いながら、飛び出しの多い箇所のデータを「もしかもマップ」に反映させたり、 「もしかもマップ」でユーザーが登録した危険箇所を「おまもりもし子」でアラートしたりするなど、サービスを相互活用し、子どもの事故削減を推進してまいります。

 また、当社の自動車保険「&e(アンディー)」を通し、運転者にも飛び出しに関するデータを提供して危険意識を高め、歩行者・車の両側面から事故を減らしていくことを目指します。

「おまもりもし子」概要

 「おまもりもし子」は、通学時のランドセルに付けられるサイズの小型デバイスです。端末にインストールされた 「おまもりもし子」アプリを立ち上げると、加速度から飛び出しを検知した際にアラートが発生し、「プップー(車のクラクション音)+止まって」という音声で危険を知らせます。またGPS連動により、事前に設定した危険エリアに子どもが入った際はアラートを出し、注意喚起を行うことも可能です。アラートが鳴った回数はアプリ上で確認でき、保護者や先生との振り返りにも活用できます。

一緒に「魔の7歳」をゼロにするパートナーを募集

 事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創することを目指している当社では、「魔の7歳」をゼロにすることは、実現していきたと本気で思っています。せひ共創してくれるパートナーさま(親御さま・自治体・行政・企業)を募っています。

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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