「強くてやさしい」を支えるマーケティングシステムの構築

MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社（取締役社長：河村 隆之／URL：https://www.mitsui-direct.co.jp/）は、お客さまへの体験価値向上を目的にマーケティングシステムを構築しました。

当社は2022年7月に「強くてやさしい」企業になることを宣言し、2023年1月1日以降始期契約から販売を開始した「強くてやさしいクルマの保険」と「強くてやさしいバイクの保険」を通じてお客さまに「強くてやさしい」を体験いただけるよう取り組んでいます。本マーケティングシステムを活用し、Webサイトやメール、お客さまセンター等への接点の情報やお客さま一人ひとりの属性に応じた最適なご提案やサービスをご提供してまいります。

１．開発の背景

当社は、お客さまの視点に徹底的に立つことができる存在であり続けるという強い決意をもって2022年7月に「強くてやさしい」企業となることを宣言しました。
それを具現化する取り組みのひとつとして、自動車保険における「強さ」、「やさしさ」とは何かをお客さまの立場で考え、満足いただけるサービスをご提供するため、当社がネット損保である強みを活かしたデータ活用の推進を検討してまいりました。

２．新マーケティングシステムの概要

お客さまに選んでいただける自動車保険を目指し、お客さまへのメールや電話応対などのタッチポイントを、より一層パーソナライズした体験でお届けするため、セールスフォース・ジャパン社が提供するマーケティング向けソリューション「Salesforce Data Cloud for Marketing」と「Marketing Cloud」で組み合わせた先進的なデジタルマーケティングシステムを構築しました。
Data Cloud for Marketing の導入は国内生損保初であり（2024年3月時点 三井ダイレクト損保調べ）、統合されたデータとリアルタイムのインサイトをもとに、高いお客さま体験価値をご提供します。

３．新マーケティングシステムで実現すること

新マーケティングシステムでは、お客さまをより正しく理解するために得られた情報をもとにお客さまのご意向に沿ったサービスをスピーディーにお届けします。また、メール等のご案内だけでなく、コンシェルジュからお電話でご案内するなど、人とデジタルのベストミックスで、これまで以上にお客さまに寄り添った高品質なサービスをお届けすることを実現します。

主な目的	特長
パーソナライズ化	お客さまとのタッチポイントやアンケ―ト情報など、必要な情報を蓄積することで、よりお客さまに合った適切なご案内を発信することが可能になります。
お客さまのご意向に沿ったサービスのスピーディーなご提供	蓄積された情報からお客さまを理解し、ご意向に沿った新しい価値を創出します。また、リアルタイムのインサイトをもとにスピーディーにサービスをお届けすることが可能になります。
人とデジタルのベストミックス	新マーケティングシステムとコールセンターシステムを相互連携し、メール等のご案内だけでなく、コンシェルジュからお客さまに寄り添ったご案内をお届けすることが可能になります。