株式会社S&G(東京都)は、貸金業に係る動向を毎月発表しております。この度、「2023年12月版」の貸金業動向に関する調査を、2024年3月1日に発表いたしましたので、お知らせいたします。
株式会社S&Gのプレスリリース
〈2023年12月のサマリ〉
・無担保貸付の月間貸付金額に関しては、2023年11月~12月は19.9%の減少となり同年前月期と同程度の貸付残高で着地。
・有担保貸付の月間貸付金額に関しては、2023年11月~12月は14.6%の減少。金利低下を背景として2022年12月頃から増加した月間貸付金額はは、2023年末まで緩やかに低下するトレンドをたどりました。
・住宅向け貸付の月間貸付金額は、2023年11月~12月は17.7%増加。2023年も2022年と同様のトレンドをたどり、前年同月期比較でも同程度の貸付金額で着地しました。
金利動向としては、2022年以降、変動金利は低下傾向。固定金利は上昇傾向という流れを汲んでいます。2023年12月もメガバンクから消費者金融など市中金利は低下傾向。例年、12月は住宅ローン貸付が増加するトレンドもあり、新築住宅、既存住宅向けのローンが増加しました。
また、消費者金融、カードローンを過去に1度でも借り入れしたことがあるユーザー層に対してアンケート調査を行った結果、62.7%が現在借り入れを行っている、という結果がわかりました。
〈各種月間貸付金額の推移〉
無担保貸付の実績推移:
2023年11月から2023年2023年12月にかけて、-19.9%の減少
有担保貸付の実績推移:
2023年11月から2023年12月にかけて、-14.6%の減少
住宅向貸付の実績推移:
2023年11月から2023年12月にかけて、17.7%の増加
〈消費者金融・カードローン利用者の利用動向〉
消費者金融、カードローンの利用状況に関しては、過去に1度でも借り入れしたことがあるユーザー層に対して調査した結果、62.7%が現在借り入れを行っているという結果となりました。
2023年に同様の調査を実施した際よりも2.2%の増加となり、消費者金融、カードローンを利用中のユーザーの需要が微増傾向にあることがわかりました。
【調査概要】
調査対象:全国の男女、20代から50代を対象
調査方法:インターネット調査
調査実施者:株式会社(自社調査)
調査期間:2024/1/22~2024/02/29
回答者数:106人
回答者の年齢分布:20代32.2%、30代38.3%、40代18.2%、50代11.3%
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