このパートナーシップにより、保険会社はより広範な顧客層にアプローチすることが可能となり、特に慢性疾患を抱えつつも健康的なライフスタイルを維持する人々に対し症状改善に向けた有効な商品を提供できます。
Knowtions Research Inc. のプレスリリース
再保険および引受ソリューションのプロバイダーとして知られるSCOR韓国株式会社（CEO：Rho Donghyun、本社所在地：26 Euljiro 5 gil, Jung-gu Center 1 West Tower, 100-210, Seoul South Korea、以下「SCOR」）は、カナダ健康AIのスタートアップであるLydia AI合同会社（CEO：Anthony Lee、日本支店所在地：東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル、以下「Lydia AI」）と韓国において戦略的パートナーシップを締結しました。これにより、SCORのバーチャル・アンダーライティング・シミュレーション（以下「VUS」）における、引受時点での健康状態の予測分析が強化され、包括的なエンド・ツー・エンドの引受ソリューションを実現することができます。
SCORは、革新的な再保険と先進的な引受ソリューション領域における先進的企業であり、VUSのような取り組みを展開しています。VUSは、様々な顧客mp将来の疾患・傷病発生率や保険金請求額をシミュレーションすることを可能にするため、将来のリスクに関するインサイトを保険会社に提供することができます。このシナリオシミュレーションにより、保険会社は保険引受要件を調整でき、より広範な顧客にとって利便性が高く、手頃な保険商品を提供することができます。
健康AIと保険数理学の掛け合わせたサービス提供で豊富な経験を持つLydia AIは、顧客のヘルスケア・データを活用した健康予測インサイトを提供する先駆企業です。これらのインサイトは、顧客体験の向上や顧客ごとにパーソナライズされた商品の推奨、引受の合理化などに活かされます。
SCORのCEOであるRho Donghyun氏は、次のように述べています。「医療保険会社や生命保険会社は、高齢化と慢性疾患の増加という課題に直面しています。私たちは、ビッグデータと予測分析が、こうしたマクロ的変化に素早く対応するための賢明なソリューションとなることを信じています。」
この戦略的パートナーシップでは、SCORが顧客の保険契約書提出時の引受自動化機能を組み込むことにより、VUSを強化します。このソリューションを利用して、保険会社は顧客の将来のリスクを包括的に理解し、即座に実行可能な引受基準にこれらのインサイトを反映させることができます。このパートナーシップにより、保険会社はより広範な顧客層、特に慢性疾患を抱えつつも健康なライフスタイルを維持する個人に対して、症状改善に向けた有効な商品を提供することが可能になります。
Lydia AIのCEOであるAnthony Leeは、以下のようにコメントしています。「このパートナーシップは、保険会社が新たな顧客のデータを最大限に活用し、将来のリスクプールについてより包括的なインサイトを得る方法を示しています。これにより、保険会社はより多くの層に手頃、かつ優れた保険商品を提供することができるようになります」
このパートナーシップによって開始されるサービスは、まず韓国と日本の顧客に提供されます。将来的にさらに多くの国々にサービス提供が拡大された際も、保険をより包括的なものとし、世界中の人々の進化するニーズに応えるとともに、社会に貢献するという両社の目的は変わりません。
SCORについて
SCORは世界有数の再保険会社として、多様で革新的な再保険・保険ソリューションとサービスを提供し、お客様のリスクをコントロール・管理しています。SCORは「リスクのアート＆サイエンス」を応用し、業界で認められた専門知識と最先端の金融ソリューションを駆使してお客様にサービスを提供し、社会の福祉に貢献しています。2022年には、SCORグループは197億ユーロの保険料を計上し、世界35カ所の拠点から160カ国以上のお客様にサービスを提供しています。詳細については、www.scor.comにアクセスしてください。
Lydia AIについて
Lydia AIは、次の10億人に保険を提供することを使命とする健康AIのスタートアップです。保険会社やヘルスケア企業はLydia AIのリスク予測エンジンを活用し、代替データに基づいた正確なリスク予測を瞬時に行うことができます。同社の革新的な健康スコアリング・ソリューションは、保険会社がサービスをパーソナライズし、即座に引き受け、より多くの人々に保険を提供することをサポートしています。2015年に設立されたLydia AIは、Alibaba Entrepreneurs Fund、Information Venture Partners、500 Globalからの資金を受けています。
