レオス・キャピタルワークス株式会社のプレスリリース
レオス・キャピタルワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:藤野 英人、東証グロース:7330、以下「当社」)は、主に国内の小型株を投資対象とするアクティブ運用の公募投資信託「ひふみマイクロスコープpro」を新規設定いたします。
本日2月16日、有価証券届出書を関東財務局長に提出いたしました。2024年3月5日より販売パートナー(※1)を通じて当初募集を始め、設定・運用開始は2024年3月19日を予定しております。また、6月中を目途に当社での直接販売の開始を予定しております。
日本の小型株を対象として、「見えない価値を見つける」アクティブファンドである当ファンドの特長を、肉眼では見えない微小なものを観察・分析する装置である顕微鏡(マイクロスコープ)になぞらえてファンド名としました。
当ファンドは当社の新たなファンドシリーズ「pro」シリーズの第1弾のファンドとなります。既存の「ひふみ」シリーズを「basic」と位置づけ、その共通点を共有しつつ、さらに投資の魅力やワクワクを体験したい方向けの「pro」となっております。
当社では、今回新規設定する「ひふみマイクロスコープpro」をはじめ、ひふみシリーズの運用成績向上、および質の高いサービス提供により、お客様の資産形成を長期にわたって応援できるよう努めてまいります。
■新ファンド設定の背景■
1999年以降(※2)、小型株指数(TOPIX Small)はTOPIXを上回るパフォーマンスとなっており、日本の小型株市場は成長が期待できる市場です。一方で小型株は大型株に比べてアナリストが調査対象としている銘柄が少ないため、卓越した製品・技術・サービスを持つ企業が発掘されずに放置されている可能性が考えられます。当社はIPO企業(新規上場)のほぼ全て、可能な限り個別面談を行ないます。株式市場関係者のなかでまだ理解の乏しい新規上場企業の詳しい話が聞ける絶好の機会と捉えています。定量的なデータだけで判断せず、直接対話することで経営者の声に耳を傾け、熱量を感じ、違う角度からその企業を判断することができると考えています。
過去30年間その実力と比較して低く評価されてきた日本株が見直される環境が整いつつあり、今年は年初より日経平均も大きく上昇し、世界的に見ても日本株の好調は際立っています。2024年よりNISAが期間・金額ともに大幅に拡充されました。資産形成の中でさらに投資の魅力やワクワクをも感じていただきたい、そんな想いも込めて今後、再評価が進む可能性の高い日本の小型株に投資をするファンドを新NISAの成長投資枠対象ファンドとしてお届けします。
※1:当初募集における販売パートナーは株式会社SBI証券、株式会社千葉興業銀行、マネックス証券株式会社、楽天証券株式会社となります(2月16日時点)。
なお、設定日(3月19日)より株式会社SBIネオトレード証券が取扱い予定となります。
※2:期間:1999年12月末~ 2023年11月末。
■ファンドの概要■
当ファンドは当社が2011年11月17日から運用をしているレオス日本小型株マザーファンドを通じて主に国内の小型株に投資を行ないます。
名称 |
ひふみマイクロスコープ pro |
投資形態 |
ファミリーファンド |
投資対象 |
主に国内の小型株 |
運用会社 |
レオス・キャピタルワークス株式会社 |
届出日 |
2024年2月16日 |
募集期間 |
2024年3月5日から2024年3月18日まで |
継続募集期間 |
2024年3月19日以降 |
設定日(運用開始日) |
3月19日 |
購入時手数料 |
上限3.30%(税抜3.00%) ※各取扱い販売会社にてご確認ください。 |
信託報酬 |
年率1.485%(税抜年率1.35%) 委託会社 年率0.869%(税抜年率0.790%) 販売会社 年率0.583%(税抜年率0.530%) 受託会社 年率0.033%(税抜年率0.030%) |
信託財産留保額 |
なし |
■ファンドの特長■
1.主に成長が期待できる日本の小型株に投資します
・長期的な経済循環や経済構造の変化等を総合的に勘案しつつ、定性※1、定量の両方面から徹底的な調査・分析を行ないます。
・長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられ、かつ成長が期待できる小型株※2を長期的に選別投資します。
2.株式市場の変化に柔軟に対応していきます
・世界情勢や経済の変化に対応し、保有する株式の比率を柔軟に変化させることで効率性の高い運用を目指します。
3.顔が見える運用
・業界に先駆けて、ファンドマネージャーやアナリストの「顔が見える運用」を取り入れ信頼の向上を目指しています。
※1 定性…経営方針や戦略など数値に表れない部分、定量…財務指標や株価指標等の数値
※2 小型株は時価総額が相対的に小さい銘柄を指します。なお、一部時価総額の相対的に大きな銘柄を組み入れることもあります。
「ひふみマイクロスコープpro」ファンドマネージャー
渡邉 庄太 (わたなべしょうた)
1997年、大和証券投資信託委託(現 大和アセットマネジメント)入社。アナリスト、ファンドマネージャーとして日本株運用を担当。2003年よりダイワSMAのプロジェクト立上げに参画後、同部門で日本中小型成長株の運用も担当。2006年に当社に入社、2021年運用本部長に就任。代表取締役会長兼社長 藤野、代表取締役副社長 湯浅と共に、運用指図の判断をするファンドマネージャーを務める。
■レオス日本小型株マザーファンド 運用状況■
「ひふみマイクロスコープpro」はファミリーファンド方式で実質的な運用はレオス日本小型株マザーファンドで運用します。マザーファンドは2011年11月17日設定で、約12年間の運用実績があります。「ひふみマイクロスコープpro」の税込年率1.485%の信託報酬率を控除したとしても、TOPIX(配当込み)を上回る運用実績をあげています。
<ご注意>
ニュースリリースの内容は開示時点における情報を基に作成しており、内容の正確性・完全性を保証するものではなく、また記載されている内容は予告なく変更される場合があります。投資信託は預金等や保険契約とは異なり金利や相場等の変動により、元本欠損が生じる可能性があります。投資信託毎にリスクや費用等は異なるため、ご購入の際は、事前に投資信託説明書(交付目論見書)、目論見書補完書面等の内容を十分にお読みください。
当社が運用する公募投資信託のリスク / 費用
価格変動リスク
国内外の株式や公社債を実質的な主要投資対象とする場合、一般に株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は発行体の信用力の変動、市場金利の変動等を受けて変動するため、その影響を受け損失を被るリスクがあります。
流動性リスク
有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性のもとでの取引が行なえない、あるいは不利な条件で取引を強いられたり、または取引が不可能となる場合があります。これにより、当該有価証券等を期待する価格で売却あるいは取得できない可能性があり、この場合、不測の損失を被るリスクがあります。
信用リスク
有価証券等の発行者や有価証券の貸付け等における取引先等の経営・財務状況が悪化した場合またはそれが予想される場合もしくはこれらに関する外部評価の悪化があった場合等に、当該有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払いや償還金の支払いが滞る等の債務が不履行となるおそれがあります。投資した企業等にこのような重大な危機が生じた場合には、大きな損失が生じるリスクがあります。また、実質的に投資した債券の発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合またはそれが予想される場合には、債券価格が下落する可能性があり、損失を被るリスクがあります。
為替変動リスク
外貨建資産を組み入れた場合、当該通貨と円との為替変動の影響を受け、損失が生じることがあります。また、一部の資産において、為替ヘッジを行なう場合に円の金利が為替ヘッジを行なう通貨の金利より低いとき、この金利差に相当するヘッジコストが発生します。
カントリーリスク(エマージング市場に関わるリスク)
当該国・地域の政治・経済情勢や株式を発行している企業の業績、市場の需給等、さまざまな要因を反映して、有価証券等の価格が大きく変動するリスクがあります。エマージング市場(新興国市場)への投資においては、政治・経済的不確実性、決済システム等市場インフラの未発達、情報開示制度や監督当局による法制度の未整備、為替レートの大きな変動、外国への送金規制等の状況によって有価証券等の価格変動が大きくなる場合があります。また、新興国の公社債は先進国の公社債と比較して価格変動が大きく、債務不履行が生じるリスクがより高いものになる可能性があります。
したがって、お客様(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」をご覧ください。
お客様の負担となる費用について
♦お客様に直接ご負担いただく費用
・購入時手数料 上限 3.30%(税抜3.00%)※当社が直接販売している投資信託は購入時手数料はありませんが、「スポット購入」に際しての送金手数料はお客様負担となります。 ※販売会社を通じて購入できる投資信託につきましては、購入時手数料は各販売会社ごとに定める料率となりますので、各販売会社までお問い合わせください。
・換金(解約)時手数料・信託財産留保額 ありません。
♦お客様に間接的にご負担いただく費用
・信託報酬 信託財産の純資産総額に対して 上限 年率1.6280%(税抜1.4800%)
・監査費用 信託財産の純資産総額に対して 年率0.0055%(税抜0.005%)以内を乗じて得た額
・その他の費用 組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料(それにかかる消費税)、先物取引・オプション取引等に要する費用、外貨建資産の保管等に要する費用、租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託会社の立替えた立替金の利息など。 これらの費用については、運用状況等により変動するものであり事前に料率、上限額等を表示することができません。
♦ご注意
・上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、レオス・キャピタルワークスが運用するすべての公募投資信託のうち、ご負担いただくそれぞれの費用における最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前によく投資信託説明書(交付目論見書)、目論見書補完書面等をご覧ください。投資信託説明書(交付目論見書)のご請求・お申込みは各販売会社まで。
当社が直接販売する投資信託の詳細情報の照会先:コミュニケーション・センター 03-6266-0123(受付時間 営業日の9時~17時) https://hifumi.rheos.jp/
レオス・キャピタルワークス株式会社
レオス・キャピタルワークスは「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもとに2003年に創業した資産運用会社です。ひふみ投信を始めとして運用・販売する投資信託「ひふみ」シリーズは、守りながらふやす運用でお客様の長期にわたる資産形成を応援します。また投資顧問業においては、国内外の企業年金基金、機関投資家のお客様の資産を受託、運用しております。https://www.rheos.jp/