「XBRLデータを用いた日本におけるマテリアリティ開示傾向」をテーマにADB(アジア開発銀行)との共同研究の進捗を発表
サステナブル・ラボ株式会社のプレスリリース
サステナブル・ラボ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:平瀬錬司、以下「当社」)は、去る2024年1月29日、30日にタイ・バンコクで開催された第 39 回「ASEAN+3 Bond Market Forum(略称 ABMF)」国際会議にて、ESG/非財務データサイエンスにおける最新の研究内容を発表いたしました。
ABMFは、東南アジア諸国連合(ASEAN)に日本、韓国、中国を加えて2010年5月に設立され、国境を越えた債権取引に関する規制や、アジア債券市場の共通化・標準化、調和を通じてASEAN+3市場を統合、活性化するプロジェクトとして毎年3回の定例会議を開催しています。定例会議には、域内の財務省、中央銀行、証券市場規制当局、証券集中保管機関、証券取引所、金融機関、ITベンダー等、数百人以上の専門家が集まり、アジア金融市場の発展に向けて談話が行われます。
当社は非財務データについて各種研究を実施する日本企業として、本カンファレンスに招待いただきました。パネルディスカッションの場では、ASEAN各国のESG関連起業家と共に、当社COOの高橋がパネリストとして登壇し、「有用なESGデータを生成する実践的アプローチ / PRACTICAL APPROACHES TO CREATING RELIABLE AND COMPARABLE ESG DATA 」をテーマに議論を展開いたしました。
また、初日のESG Studyの講演では、当社データサイエンティストのJiaqi Yangが登壇し、「XBRLデータを用いた日本におけるマテリアリティ開示傾向 / BEYOND ESG RATINGS. UNCOVERING MATERIALITY DISCLOSURE TRENDS USING XBRL DATA IN JAPAN 」をテーマに、ADB(アジア開発銀行)との共同研究の進捗について発表いたしました。
今後も、日本のみならずアジア諸国におけるサステナブルファイナンス市場の発展に貢献するべく、研究・発信を続けてまいります。
● サステナブル・ラボ株式会社(https://suslab.net )
定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度をビッグデータとAIを用いて定量化する、国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST(https://www.terrast.biz/)」や非財務・サステナビリティデータ開示・分析支援ツール「TERRAST for Enterprise(https://www.t4e.biz/)」を開発・提供。サステナブル企業名鑑「テラスTV(https://terrast.tv/)」を運営。非財務指標と財務指標の因果分析、相関分析も行う。データサイエンス × サステナビリティ × 金融工学領域の出身者による、ESG/SDGsに特化した非財務ビッグデータ集団として、社会・環境貢献と経済をシームレスに接続することを目指しています。日経グループによる「未来の市場をつくる100社(2023年版)」に選定。
非財務指標と財務指標の因果分析、相関分析も行っています。
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⚫︎プロダクト
非財務・サステナビリティデータ開示・分析支援ツール(無料体験あり)
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会社名:サステナブル・ラボ株式会社
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代表取締役:平瀬錬司
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所在地:東京都千代田区大手町1丁目6-1 大手町ビル 4 階 FINOLAB内
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事業内容:ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォームの提供および非財務情報を含めた企業価値に係る研究開発
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設立年月:2019年1月
・あらゆる企業の「良い」取り組みを照らすサステナブル企業名鑑「テラスTV」をローンチ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000052578.html
・Forbes JAPAN 12月号巻頭特集にて、非財務データバンク「TERRAST」を活用したサステナビリティ企業ランキングを発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000052578.html
・オムロン株式会社の2023統合レポートで、機械学習を用いた人的資本関連データと財務指標の相関分析を担当
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000052578.html
・代表・平瀬 錬司が「一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構」の代表理事に就任