Eight Roads Ventures Japan、元Google川合純一氏、元Asurion Japan CFO井野勢津子氏がベンチャーパートナーに就任

事業成長とファイナンスの両面でスタートアップのグロースを加速

Eight・Roads・キャピタル・アドバイザーズ・ホンコン・リミテッドのプレスリリース

Eight Roads Ventures Japan(本社:東京都港区、代表:デービッド・ミルスタイン)は、2024年より元Googleの川合純一氏、元Asurion Japan CFO 井野勢津子氏をベンチャーパートナーに迎えましたことをお知らせします。

Eight Roads Ventures Japanは、「深い、理解を。強い、伴走を。」という信念のもと、2012年の活動開始以来、累計50社への出資を実現してきました(2023年12月時点)。現在は2022年11月に設立した第3号ファンドを起点に、エンタープライズテック、フィンテック、バイオテック分野を中心とするグロースステージのスタートアップへの投資活動を加速させています。

 

 Eight Roads Ventures Japanの強みは、投資先企業に対してハンズオンのサポートを提供している点です。中でも、キャピタリストとともにスタートアップに伴走し、領域に特化した専門性を提供するのが、Eight Roadsのベンチャーパートナーです。ベンチャーパートナーには、ヘルスケア、HR、経営の実務経験やネットワークが豊富なプロフェッショナルが顔をそろえ、ポートフォリオ企業の人材採用をサポートしたり、事業成長の過程で直面する難局の乗り越え方についてアドバイスを行ったりと、高くコミットメントしています。

Eight Roads Ventures Japanのベンチャーパートナー

強力なベンチャーパートナーが増えることで、事業、人材・組織、コーポレートにまつわるスタートアップの課題を、全方位的かつクリティカルに解決できる環境を提供します。その結果、起業家は経営上の課題をひとりで抱え込むことなく、事業の成長やグロースに集中できるようになるはずです。

 

今回、川合氏、井野氏にご就任いただいたのは、川合氏の多彩な事業経験と、井野氏の長年に及ぶファイナンスの経験が、ポートフォリオ企業のトップラインを成長させ、コーポレート部門の守りを盤石にすると期待しているからです。

 

川合氏は、McKinsey & CompanyやGoogleにて営業から経営企画、M&A、新規事業開発まで豊富な事業運営経験をお持ちです。また、freeeでは社外取締役として、創業期からIPOに至るまでスタートアップのグロースを支えてきた影の立役者です。

 

井野氏は、サン・マイクロシステムズやSAP JAPANをはじめとする日米のビッグテックでファイナンス部門のトップを務めてきた実績があります。

 

 Eight Roads Ventures Japanは、今後も起業家がグロースに一直線に向き合える環境を提供して参ります。

■川合純一氏 プロフィール

一橋大学経済学部卒。株式会社リクルート、McKinsey & Company、Google合同会社などで事業運営に携わる。営業から経営企画、企業買収、新規事業開発までその担当領域は多岐にわたる。2016年より2023年までfreee株式会社の社外取締役として創業期からIPO期、成長期まで携わる。現在も、freee株式会社には立場を変えて携わり続けている。

川合純一氏のコメント

企業はその規模や産業に関わらず成長を促進し、株主、投資家、従業員、そして顧客からの期待に応えるべく、刻々と変化する状況を乗り切らなければなりません。その際、起業家や事業責任者自身の強い意志と斬新なアイデアはもちろん重要ですが、周囲からの意見にインスパイアされることも多くあるはずです。

これまで多くの企業において、さまざまな立場でマーケットと対峙してきた経験をベースに、ベンチャーパートナーとして支援できることは、起業家のみなさんの意志やアイデアをさらに実りのあるものにするために良い方法であると信じています。キャピタリストとは異なる立場での「大切な何か」を共有していけたら嬉しいです。

■井野勢津子氏 プロフィール

京都大学法学部卒業 ハーバードビジネススクール大学大学院修了、MBAを取得。30年近くにわたり、米国および日本において消費財、テクノロジー、E-Commerceなどのグローバル企業で経理財務、経営企画を含むファイナンス部門全般で幅広い業務執行の経験を持つ。2003年からは、最高財務責任者として活躍。サン・マイクロシステムズ、SAP ジャパン、アマゾンジャパン、アシュリオンジャパンにて、ファイナンス部門の総責任者として企業価値の向上を目指し、ファイナンス部門の機能強化に取り組む。通常業務の傍ら、2008年~2014年に総務省の委託を受けて情報通信審議会の審議委員を、2008年~2011年に法務省の委託を受けて日本司法支援センターの委員を務める。

井野勢津子氏のコメント

大学卒業後、日米両国の事業会社のファイナンス部門で、30年近くにわたって業務経験を積んできました。どんな分野のビジネスでも、企業の持続可能な成長を担保するには、高い付加価値を生み出せるファイナンス部門の存在が非常に重要です。これまでの知見を起業家の皆さんと早い段階で共有することで、企業価値の増加につながるファイナンス組織を素早く作り上げることができるのではないかと考えています。これからの日本の成長を支える起業家の皆さんの活動をバックアップし、加速させるべく頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

■代表 デービッド・ミルスタインのコメント

私たちベンチャーキャピタルの使命は、起業家が最高の状態へと成長するプロセスを支援することです。これを私たちEight Roadsのメンバーだけで成し遂げることは難しく、ベンチャーパートナーの存在がとても重要になってきます。ベンチャーパートナーはそれぞれ、Eight Roadsのメンバー以上に深い業界経験、洞察力、そして広範なネットワークを有しています。また、大変優れたディスカッションパートナーでもあり、当社やポートフォリオ企業に対する協力者、顧問としての役割を果たしています。新規投資やポートフォリオ全体の複雑な局面を議論する際にも、ベンチャーパートナーが多大な助言と洞察を提供し、成長のストーリーに色と深みを加えてくれます。ベンチャーパートナーのみなさんとの交流を通じて、彼らが専門的なスキルを遥かに超えた誠実さ、思いやり、そしてユーモアを持っていることを知りました。Eight Roadsのこれからの冒険に彼らを迎え入れられたことを、とてもありがたく幸運に思っています。

■Eight Roads Venturesとは

Eight Roads Venturesは、50年以上にわたるグローバルでの投資経験を有するベンチャーキャピタルファンドです。米国、欧州、中国、インド、イスラエルなど全世界で投資活動を行っており、多分野にわたる深い業界知見とグローバルなネットワークを最大限に活用し、投資先企業の経営課題に即した多面的な経営支援を続けてきました。 日本ではグロースステージのベンチャー企業への投資を強みとし、テクノロジー、フィンテック、ヘルスケア、最先端技術の4領域を投資領域に掲げています。その実績から、2020年にEight Roads Ventures Japanは、「投資先の上場によって最も利益を確保したVC」(日経新聞社による推計)と評価されました。2022年11月には、第3号ファンドを設立。今後も日本市場を最重要市場の1つと位置づけ、大きな社会課題の解決に挑み、「日本の顔」となりえるスタートアップへの投資・経営支援を続けて参ります。

 

■弊社の出資先企業について

ポートフォリオ企業一覧については、下記よりご覧いただけます。

 https://eightroads.com/en/companies?team=japan-ventures

 

■会社概要

社名 Eight Roads Ventures Japan

所在地 〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7 TRI-SEVEN ROPPONGI 6F

代表者 デービッド・ミルスタイン

設立 2012年4月

事業内容 グロースステージにあるB2B SaaSスタートアップ企業、メディア企業への投資、ファンド設立、アドバイザリー業務他

URL https://eightroads.com/en/teams/japan-ventures

Facebookページ https://www.facebook.com/eightroadsventuresjapan/

 

■本件に関するお問い合わせ

Eight Roads Ventures Japan

担当:michiko.kohyama@eightroads.com(公山)

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