株式会社日経CNBCのプレスリリース
YouTubeでも12月12日(火)配信
詳細ページURL ⇒ https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/2562037
「2023年の“マーケット重大ニュース”は?」
2023年のマーケットに影響を与えた重大ニュースは何でしょうか?
次の中から3つまでの範囲で選んでください。
アンケートは「2023年の“マーケット重大ニュース”は?」という質問に対し、以下の選択肢から3つ選んでもらう形で実施しました。
-
東証、PBR1倍割れ企業に改善策開示要請。資本コストや株価意識した経営求める(3月~)
-
バフェット氏5大商社株買い増し。海外投資家の日本株買い本格化(4月~)
-
日銀総裁に植田和男氏就任。YCC政策の修正へ(4月~)
-
日本でコロナウイルス感染症が「5類」に移行(5月)
-
日経平均株価、33年ぶり高値圏に上昇(7月~)
-
米長期金利が5%超え。2007年来水準に上昇(10月)
-
イスラエルとイスラム教武装組織「ハマス」が武力衝突(10月~)
-
10月の訪日外客数、251万人。初のコロナ前超え(10月)
-
「東証マザーズ指数」が「東証グロース250指数」に名称変更。マザーズは20年あまりで3割下落(11月)
-
1ドル=151円台後半に。1年ぶり安値で介入警戒感高まる(11月)
-
企業業績、増益続く。自動車や訪日需要好調
-
エヌビディア株価が年初来3倍以上に。生成AI向け半導体急拡大
-
その他(具体的にお書きください)
その結果、2023年の日経平均株価の大幅な上昇をけん引したとの見方から「東証、PBR1倍割れ企業に改善策開示要請」を選択した投資家が45.4%と、最多を占めました。
※画像は日経CNBC 4月7日放送「朝エクスプレス」より
海外勢の買いを呼び込み相場の潮目を変えたといった理由から「バフェット氏5大商社株買い増し」との回答も39.5%あったほか、
※画像は日経CNBC 4月12日放送「US Squawk Box」より
「日経平均株価、33年ぶり高値圏に上昇」という想定外の株高そのものを重大ニュースととらえた回答も37.0%ありました。
※画像は日経CNBC 6月12日放送「昼エクスプレス」より
「エヌビディア株価が年初来3倍以上に。生成AI向け半導体急拡大」との回答も29.4%を集め、「生成AIの進化や能力のすごさを強く感じた」との声が聞かれました。
※画像は日経CNBC 11月30日放送「US Squawk on the Street」より
12月11日(月)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの直居敦と岡村友哉が調査結果やその背景について語りました。
〈日経CNBC 解説委員長 直居敦〉
自分では「米金利5%台に上昇」が一番のサプライズニュースだと考えたが、意外に選んだ方は多くなかった印象だ。昨年は「ロシア軍、ウクライナ侵攻」や「世界で急ピッチの利上げ」などに回答が集中した。今年は色々なことがあり、回答があまり集中しなかったように思う。
〈日経CNBC キャスター 岡村友哉〉
選択肢にないことで言えば、大手ネット証券による手数料無料化。「ここまで来たか!」と感じた。昨年以上のレーザーテックの大商いぶりも印象的だった。また、「東証マザーズ指数が東証グロース250指数に名称変更」を選んだ方は多くはなかったが、大きなニュースだと思う。
●番組の映像は日経CNBC onlineとYouTubeで無料公開中
〈日経CNBC online〉以下のURLで無料公開中です。
⇨https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/48833
〈YouTube〉日経CNBC公式YouTubeチャンネルで12月12日(火)午後12時に公開予定。
⇨https://www.youtube.com/@NikkeiCNBC
アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。
-
<東証、PBR改善要請><バフェット氏、商社株買い増し><日銀総裁に植田和男氏就任>を選択
良くも悪くも海外からの評価に左右される日本を象徴するのがバフェット氏の商社株買い増しとPBR改善要請だと思います。加えてコロナ期間中に日本のソフトコンテンツが評価されたことも日本全体にポジティブだったような気がします。(にわかオリックスファン)
-
<東証、PBR改善要請><日経平均33年ぶり高値圏><企業業績、増益続く>を選択
円安で輸送機器関連が好調ですね。あとは、高ROEの世界的企業が増えてほしい。ITやら半導体やら。来年は、日経平均株価3万8,915円超えを期待しています。(くまぞう)
-
<東証、PBR改善要請><エヌビディアが年初来3倍以上に><日銀総裁に植田和男氏就任>を選択
半導体の品不足状態が産業界に与える影響が大きい事。株式市場において日本の企業は割安感があり、是正が必要。GDPが伸びていない事、10年間も国民所得が伸びていない。政治家の責任は大変重い。植田総裁に期待しています。(尚ちゃん)
-
<東証、PBR改善要請><バフェット氏、商社株買い増し><エヌビディアが年初来3倍以上に>を選択
バフェットさんの一言で日本株の潮目が一気に変わったと思います。乗り遅れましたけど。(ニーサユーツー)
-
<バフェット氏、商社株買い増し><1ドル151円台に><企業業績、増益続く>を選択
個人投資家の観点から、持株に与えた影響度で選びました。上記以外にも新NISAが始まるに当たって、東証が個人投資家が買いやすいよう高額株を分割する要請も影響がありました。(ひまわり)
-
<バフェット氏商社株買い増し><米長期金利5%超え><エヌビディアが年初来3倍以上に>を選択
5%への上昇ピッチが早すぎたが、それに耐えたアメリカ経済の強さに驚いた。生成AIが時代を変えるような気がする。バフェット氏が高配当株への流れを作り、もはや高配当株が少なくなってしまった。(よしえどん)
-
<バフェット氏、商社株買い増し><米長期金利5%超え><日銀総裁に植田和男氏就任>を選択
米長期金利が株価に与える影響は非常に大きい。バフェットさんが五大商社株を購入した行為は商社株だけではなく日本株全体に好影響を与えた。今後の金利状況を左右する日銀総裁の交代も今後の株価に与える影響は大きい。(M8Shima)
-
<日経平均33年ぶり高値圏><日銀総裁に植田和男氏就任><1ドル151円台に>を選択
地政学リスクや米中関係、円安など、日本が影響を受けることがらは多かったものの、それでも日経平均株価は高値圏に入り、3万3千円台に達している。円安という、輸出企業にとっては為替差益が出やすい状況であり、マーケットとしては期待するだろう。それを配当など株主還元する企業も多いことも多いかと思う。このまま伸び続けてほしい。(曽根さん大好き)
-
<エヌビディアが年初来3倍以上に>を選択
生成AIの進化や能力のすごさを強く感じた一年でした。NVDAに限らず、生成AI関連銘柄が大幅高になり、恩恵を受けることができました。(アルファが大事)
-
<1ドル151円台に>を選択
ドル建てベースでは日本の株価も大きく伸びていません。本当に海外から評価されているのか疑問です。今年は改革等の言葉も多かったですが、円高を警戒して株価が伸び悩むとなると、今年の株価は円安による相対評価だったと言えそうです。iPhoneが高くなりました。海外の製品は簡単に買えなくなりつつあります。(ハローワールド)
-
<日銀総裁に植田和男氏就任><バフェット氏、商社株買い増し><エヌビディアが年初来3倍以上に>を選択
最低でも5年はない新総裁就任なので今年としてはビッグニュース。学者出身というのも期待している。(佐久間さんのファン)
-
<イスラエルとハマスが武力衝突><エヌビディアが年初来3倍以上に><(その他)世界各国の政治体制が右傾化>を選択
ウクライナに続いて、イスラエルとガザ紛争。歴史的にきわめて複雑な問題ですぐに解決出来るとは思えない。このことが契機に世界各国の政治体制が右傾化し、防衛産業(軍需産業)への投資が増える事になった。防衛産業はすそ野が広く、各分野が活況になると思われる。(ロッキー)
-
<コロナ「5類」移行><イスラエルとハマスが武力衝突><エヌビディアが年初来3倍以上に>を選択
3年続いたコロナの終結は日本経済・国民の生活に大きな変容をもたらしました。終結した後もどのような影響を及ぼすか。あと国家・人民・社会・自然分断はどこでも見られています。その中で生成AIが社会に与える影響は・・・今年は大きな転換点だと感じます。(にこみ)
-
<(その他)JPXプライム150指数採用銘柄にトヨタ自動車除外>を選択
東証PBR1倍割れ改善策開示要請を受けてトヨタ自動車の不採用には驚きました。JPXの本気度を感じた企業のMBO、持ち株解消、自社株買いにつながった事。生成AIのテーマにのり日経平均33年ぶりに高値をつけた1年だと思います。(REY)
-
<(その他)2024年新NISA開始><米長期金利5%超え><エヌビディアが年初来3倍以上に>を選択
先読みが常の市場の最大関心は新NISAの資金がどれだけ入り、どこへ向かうのか、それを先に買おうという動きなしには語れない。米国民が米国債を買えばほぼノーリスクで5%が得られるが、それでもそれ以上のリターンを目指して株を買うならば日本人投資家が来年の新NISAでどうするのか、預金に滞留していた資金の動きに注目せざるを得ない。(renbajinharuhi(れんばじんはるひ))
-
<(その他)日銀が政策修正の理由として、為替市場への配慮を明言したこと><日銀総裁に植田和男氏就任>を選択
「中央銀行は為替をターゲットにしない」という言葉を黒田元総裁は強調していただけに、植田総裁が「為替市場のボラティリティも考慮」という形で、為替が金融政策に影響することを“明言”したことにビックリ。 「日本では円安が進むと住宅ローン金利が上がる」と考えると凄い違和感。過度な円安が進んだ今年限定だと思うけども……(MOTSU(もつ))
-
<(その他)阪神タイガースのARE><日経平均33年ぶり高値圏><米長期金利5%超え>を選択
ペンネームのおかげで満願かなったのかもしれません。 経済効果も抜群です。(頑張れタイガース)
詳細ページURL ⇒ https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/2562037
調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:119件(10代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2023年11月30日~2023年12月4日
調査主体 :株式会社 日経CNBC
日経CNBCについて
日経CNBCは、日本経済新聞社と米国4大ネットワークのひとつNBCの関連会社CNBCが中核になって1999年10月に開局したマーケット・経済専門チャンネルです。ボーダレス化が進む世界経済の迅速かつ正確な経済・マーケット情報を24時間ノンストップで提供しています。
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/
■インターネット情報配信サービス「日経CNBC online」
“本気”で投資・資産運用に取り組みたい方に向けてライブやオンデマンドなど動画コンテンツ見放題の有料インターネットサービス「日経CNBC online(旧名称:日経チャンネルマーケッツ)」の提供を開始しました。