MPower Partners、異彩アートのライセンス販売及び商品開発を手掛けるへラルボニーにリードインベスターとして出資

MPower Partnersのプレスリリース

ESG重視型グローバルベンチャーキャピタルファンドのMPower Partners Fund(以下MPower)はこのたび、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉領域の拡張を進める株式会社ヘラルボニー(以下「ヘラルボニー」)にリードインベスターとして出資いたしました。

株式会社へラルボニーは、障害のある人がありのままに活躍できる世の中を作る企業です。障害のある作家の対等なビジネスパートナーとして、アートデータを軸としたコラボレーションや商品開発、空間プロデュースを手がけるほか、11月には多様性の視点を養う企業向け研修プログラム「DIVERSESSION PROGRAM」の提供を開始しました。

へラルボニーは会社と契約作家の双方にとって持続可能な事業を推進するため、得られた収益からライセンス使用料を支払うビジネススキームを構築しています。事業成長に伴い、ライセンス使用料の年間支払額(作家報酬)は過去2年間で8.7倍にも増加しました。一般企業への就職が困難とされる重度の障害のある人が多く利用する就労支援B型の福祉施設の平均工賃が月額15,776円*とされるなか、年収が数百万を超え確定申告を行うアーティストが複数名生まれています。

■新たな事業として、2024年に海外進出へ

世界で障害のある人の数は13億人**。およそ6人に1人が何かしらの障害を有する当事者 です。 ヘラルボニーは、新たな未来へのチャレンジとして「アート」という世界での共通言語を入り口に、2024年以降に海外展開を予定しています。

■リード投資家としての投資

MPower Partnersはへラルボニーのビジョンとビジネスモデルに共感し、共に新しい未来を作るべくリードインベスターとして出資しました。持続的な収益成長と社会課題解決の両立を目指す同社と共に、インクルーシブな社会の実現に向けてパートナーシップを組めることを大変光栄に思います。さらに、へラルボニーの経営体制の構築・ガバナンス体制強化、海外事業の立ち上げに向けて、弊社のゼネラル・パートナーである関美和が社外取締役に就任いたします。MPowerは今後の海外展開とアカウント事業のさらなる拡大に伴走し、世界に通用するブランド構築の支援に努力してまいります。

(注記)

(*) 就労継続支援B型の場合

出典元:厚生労働省 障害者の就労支援対策の状況(令和2年度)

(**) World Health Organization,”Disability”.(2023)

株式会社ヘラルボニーによる本ラウンドに関するリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000039365.html

■ 株式会社ヘラルボニー概要
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
住所:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:松田 崇弥、松田 文登
企業HP:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/

■ MPower Partners Fund概要
MPower Partners Fundは、ESG重視型のグローバル・ベンチャー・キャピタル・ファンドです。スタートアップがESG(Environment、Social、Governance)の視点を戦略に取り入れることで持続的な成長と社会・環境への好影響が生まれるという信念のもと、テクノロジーで社会的課題の解決に挑む大胆でグローバルな起業家を支援します。創業者をはじめとするチームには豊富な経験と専門知識を有するメンバーが揃っており、日本のベンチャー生態系がよりグローバルかつ多様になり、多くのイノベーションを生み出せるよう働きかけていきます。

ファンドHP:https://www.mpower-partners.com

本件に対する問い合わせ先
info@mpower-partners.com

*本プレスリリースは、適格機関投資家及びファンドの投資先候補となる企業の皆様への情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではなく、また、本ファンドへの買付けの申込みを勧誘・推奨するものではありません。

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