ファイナンシャル・アドバイザー協会、正会員企業の第3回モニタリング調査結果を報告

一般社団法人 ファイナンシャル・アドバイザー協会のプレスリリース

⾦融商品仲介業者(IFA)業界団体の⼀般社団法⼈ファイナンシャル・アドバイザー協会(東京都中央区、理事⻑:中桐 啓貴、以下「FA協会」「当協会」)は、当協会所属の会員企業の「顧客本位の業務運営」の徹底に向けた取組み状況や協会の定める倫理綱領等への対応の状況、営業及び財産の状況を把握する⽬的で、正会員企業を対象にしたモニタリングを定期的に実施しています。今回のモニタリングは協会発⾜後3回⽬の実施であり、正会員26社(所属外務員1,195名)に対して実施しました。主なポイントを以下にご報告いたします。

  • モニタリング調査の趣旨・⽬的

FA協会では、外部有識者で構成される当協会の審査委員会に委嘱し、2023年8⽉〜2023年11⽉の間に正会員(⾦融商品仲介業者)へのモニタリングを実施しました。本モニタリング調査の趣旨・⽬的は、正会員における「顧客本位の業務運営」の徹底に向けた取組み状況や協会の定める倫理綱領等への対応の状況、営業及び財産の状況を把握するものです。

  • モニタリング結果のポイント

◆正会員における総預かり資産は約2兆円。

◆正会員における登録外務員数は、30人未満の企業が約半数。

◆正会員における売上の内訳は、金融商品仲介が55%、保険代理からの収入が34%。

◆正会員における今後の経営課題については、人材確保・育成を最大の課題に挙げる会員が最も多く、次いでビジネスモデル(フィーモデルへの移⾏と収益の両⽴)、内部管理態勢の強化、IFAの⾼齢化対策の順となった。

  • モニタリング結果サマリー

◆正会員における総⼝座数・総預かり資産

⼝座数が増加し預かり資産が微減。2023年3⽉末時点で15.6万⼝座、1兆9596億円。比較的規模の小さい会員が増加したことも背景に。

■正会員における登録外務員数

■正会員における売上の内訳

■定性項⽬のまとめ

「顧客本位の業務運営」の徹底に向けた取組み状況や各種コンプライアンス態勢・その他経営課題等に対する意識・取組みについて調査を実施。自社のホームページへの情報開示状況、各種社内研修の実施頻度、資格取得費用等の補助の有無、社内ルールの実施状況、勧誘・契約内容のチェック状況、評価・報酬体系の整備状況やセミナー・コンテンツの作成状況等がより明確となった。

以下より、調査結果回答の詳細をご覧いただくことができます。

URL:https://www.faa.or.jp/news/main-info/20231201_1/

名称:⼀般社団法⼈ファイナンシャル・アドバイザー協会

理事⻑:中桐 啓貴

設⽴⽇:2020年1⽉31⽇

住所:東京都中央区⽇本橋⼈形町3丁⽬3-5 天翔⽇本橋⼈形町ビル3F

URL:https://www.faa.or.jp/

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