「宇宙ビジネス支援サービス」の提供開始

損害保険ジャパン株式会社のプレスリリース

 損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)とSOMPOリスクマネジメント株式会社(代表取締役社長:中嶋 陽二、以下「SOMPOリスク」)は、11月22日に「宇宙ビジネス支援サービス」の提供を開始します。
 本サービスの開発にあたり株式会社アークエッジ・スペース※(代表取締役:福代 孝良、以下「アークエッジ・スペース」)とともに、実際の衛星開発における課題・リスクの把握から具体的な解決策のご提示までをSOMPOリスクの専門エンジニアが伴走型で実施し、ロールモデルの構築を行いました。

1.背景
 国内外の宇宙産業は、政府による積極的な民間企業の参入促進を契機に著しい成長段階にあり、衛星を活用した通信ネットワークに代表されるテクノロジーは発展を続けています。また、異業種が宇宙ビジネスへ新規参入する動きも出ています。
 そのため、損保ジャパンとSOMPOリスクは、さまざまな宇宙プロジェクトをサポートする取組みを加速させており、その一環として、宇宙テクノロジーを開発する事業者および宇宙ビジネスに新規参入する事業者向けの「宇宙ビジネス支援サービス」の提供を開始します。

2.サービスの概要
(1)内容
 小型人工衛星開発時の技術的な相談に対応するとともに、お客さまのプロジェクトを成功に導くという視点からリスクを抽出し、そのリスクの解決に向けた取組みを総合的に支援します。
<主なコンサルティングメニュー>

  1. 設計・製造等の専門知識を必要とする技術面での相談

  2. 衛星開発プロジェクト等におけるリスクの現状分析・課題の抽出

  3. リスク対策の提案と実行支援

(2)特長

  1. 衛星開発を長年経験してきたエンジニアが、衛星開発事業者の実情を踏まえた的確な助言をご提示します。

  2. プロジェクトメンバーの一員として加わり、開発伴走型でプロジェクト支援を行います。

  3. 損保ジャパンが提供する宇宙保険等を通じたリスクファイナンス面からの支援を行うことが可能です。

■本サービスの全体像

■アウトプットのイメージ

■主な宇宙保険

3.今後の展開
 損保ジャパンとSOMPOリスクは、衛星開発における宇宙関連サービスの展開を通して、衛星スタートアップを中心とした宇宙活動ミッションの成功を後押しするとともに、伴走型のサービス提供を通して軌道上のリスク実態の把握に努め、各プロジェクトの軌道上保険の開発・提供にも活かしていきます。
 また、今後は衛星事業者だけでなく宇宙事業に参入するさまざまな企業に対象を拡大し、多様なニーズに対応したサービス拡充を目指します。
 損保ジャパンとSOMPOリスクは、国内外の宇宙産業の発展に貢献することで、「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」という「SOMPOのパーパス」実現に向けて、取り組んでいきます。

※「アークエッジ・スペース」について
超小型衛星の設計・製作および運用サービスの提供、超小型衛星によるコンステレーション構築、超小型衛星関連のコンポーネント・ソフトウェアの提供、衛星管制用地上局の運用サービスの提供、教育・コンサルティング業務、ローンチサービス事業、宇宙機器輸出入事業、教育事業、宇宙利用事業等、多岐にわたる宇宙ビジネスを手掛ける。

以上

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