米国Raymond James社とのリサーチの相互利用および機関投資家向け営業業務での提携のお知らせ

　Raymond James社は、個人、法人および地方自治体に、プライベートクライアントグループ、キャピタルマーケット、資産管理、銀行、その他の5つのセグメントを通じて事業を展開する多角的金融サービス会社です。米国、カナダ、英国および欧州の拠点に約8,７00人のアドバイザーを有し、約1兆2,600億ドルの顧客資産を保有する、米国有数の証券会社です。

　Raymond James社は、シニアエクイティアナリスト60名超を擁し、北米で主要な10業種の合計約1,200銘柄をカバーしており、とくに中小型株リサーチに重点を置いています。

　一方、当社は日本国内でオンライン総合証券サービスを提供し、近年ではIPO・PO業務だけでなく、機関投資家や金融法人向けなども含む法人業務を幅広く展開しています。エクイティセカンダリー分野においては、アナリストの積極採用を行うなどリサーチ部門（2023年11月現在所属アナリスト21名、国内企業280銘柄以上をカバレッジ）の強化を図り、国内外の機関投資家への営業を積極化しています。

　このたび、両社はリサーチの相互利用および日米の機関投資家向け営業業務について協業することで合意しました。この合意により、両社は、中小型株式のリサーチに注力するお互いの強みを生かし、より高い総合力を発揮することができるようになります。

■具体的な提携内容

・このリサーチの相互利用に係るRaymond James社との協業により、当社は日本株式リサーチ情報を、Raymond James社に提供します。これにより、Raymond James社は、同社の顧客である米国機関投資家に、より高度な日本株式の情報サービスの提供が可能となります。

・また、当社は、Raymond James社から米国株式リサーチ情報やその他リサーチに係るサービスの提供を受けることにより、日本国内における機関投資家向け米国株式情報サービスの強化を行っていく予定です。

・Raymond James社は、全米で35名超の機関投資家向け営業員を擁し、1,000超の機関投資家をカバーしています。当社は、このたびの提携により、日本株式に関心を持つ米国機関投資家に対し、Raymond James社を通じてそのニーズに応えるとともに、日本国内の発行体の米国機関投資家へのアクセスを可能にし、日本株ビジネスをより強化していきます。

・同様に、この提携により、当社はRaymond James社を通じて、日本の機関投資家に対し、米国企業に関するより有益な情報とアクセスの機会を提供することが可能となります。

■Raymond James Financial, Incの概要

■Raymond James & Associates, Incの概要

＜金融商品取引法等に係る表示＞

商号等　　株式会社SBI証券　金融商品取引業者、商品先物取引業者

登録番号　関東財務局長（金商）第44号

加入協会　日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、

　　　　　一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

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