Mastercardのプレスリリース
本件に関する各社のコメントは以下のとおりです。
「小売業界を取り巻く環境が変化し続ける中、支払い方法の選択肢が急速に多様化する現在、生体認証決済はスマートフォンのロックを解除したり暗証番号（PIN） を入力したりする必要のない、シームレスで安全かつ迅速な決済手段を実現します。NECとのパートナーシップによりアジア太平洋地域に新しい生体認証決済手段を提供するとともに、安全で便利な決済体験の提供において世界を牽引して参ります。」
Mastercard Mastercardサイバー&インテリジェンス部門プレジデント Ajay Bhalla（アジェイ・バラ）
「NECが持つ世界トップクラスの顔認証技術を活用することで、安全性と利便性を兼ねた決済を実現することができます。世界中で使用される決済アセットを持つMastercardと連携することで新しい決済体験を提供し、誰もが安心してデジタル技術を活用できる世界を目指して参ります。」
NEC Corporate SVP 兼 金融ソリューション事業部門長 岩井 孝夫
昨今、グローバルにおいて生体認証の利用が進んでおり、アジア太平洋地域の消費者の82%は何らかの形で生体認証を利用しています(注1)。同様に、決済領域にも生体認証の導入が進んでおり、2025年には生体認証を活用した決済額が3兆ドルを超えるとも言われています(注2)。
Mastercardは、顔をかざす・手をふると言った簡単な動作だけで決済が完了する仕組みの実現に向け、他社と連携するための「バイオメトリック・チェックアウト・プログラム」を提供しており、2022年にはブラジルで実証を行いました。このプログラムは、金融機関や加盟店、テクノロジーベンダーが遵守すべきセキュリティ・データ保護・プライバシー等の要件を提供しており、NEC はこのプログラムに立上げ当初より参画し、両社は連携を進めてきました。
本プログラムに加盟する店舗は、待ち行列の短縮・セキュリティ強化・衛生面の向上といった効果を得ることができ、さらに、ロイヤリティ・プログラムをチェックアウト・システムに統合することで、購入時に、より迅速で、さらにカスタマイズされた特典の提供を可能にすることができます。生体認証決済の導入は売上拡大と同時に消費者に喜ばれる店舗環境の提供に貢献することができます。
MastercardとNECは、11/ 15(水)～17(金)に開催されるシンガポールフィンテックフェスティバルにて生体認証決済が体験可能なデモを紹介します。
以上
Mastercardについて(NYSE: MA) https://www.mastercard.co.jp
Mastercardは、決済業界におけるグローバルなテクノロジー企業です。私たちの使命は、決済を安全でシンプル、スマートかつ、アクセス可能なものにすることで、あらゆる場所ですべての人に利益をもたらす包括的なデジタルエコノミーを実現し、強化することです。安全なデータとネットワーク、パートナーシップを活用し、消費者、金融機関、政府、企業の可能性の最大化を目指し、イノベーションとソリューションを提供することに情熱を注いでいます。210を超える国や地域とのつながりを通じて、すべての人々にとってかけがえのない可能性をもたらす持続可能な世界を構築していきます。
NECについて https://jpn.nec.com/
NECは創業以来120年を超える活動の中で、先進的な技術や様々な知見、アイディアを駆使し、イノベーションを起こすことで社会に貢献してきました。
社会価値創造型企業としてデジタルの力で安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
(注1)Mastercard Biometric Checkout Program Consumer Research, 2022
(注2)https://www.juniperresearch.com/press/biometrics-to-secure-over-3-trillion-in-mobile
NECの顔認証決済サービスについて
URL : https://jpn.nec.com/fintech/face_settlement/index.html
＜本件に関するお客様からのお問い合わせ先＞
NEC デジタルファイナンス統括部
E-Mail：biz_dev@facepay.jp.nec.com
