SBIインシュアランスグループのプレスリリース
サイバー攻撃の手口は日々巧妙・複雑化しており、企業が完全に回避・防御することは困難な状況にあります。また事業規模・業種を問わず、さまざまな企業がサイバー攻撃の標的となっているため(注3)、経営におけるサイバー攻撃対策の重要性は高まっています。
サイバー攻撃を受けた場合、損害賠償や復旧への費用等は相当にかかりますが、その損害を補償するサイバー保険の普及率は7.8%にとどまっており (注3) 、多くの企業がリスクを抱えながら事業を行っている状況にあるといえます。
このたびSBI EVERSPINが販売開始する「アドバンスト・プラン」は、ホワイトハッカーで構成されたチームが、システムにおける脆弱性を多角的な視点で診断し、発見したセキュリティ脆弱性に対して必要な技術や手法等をご提案するサービスです。その特典である「サイバーセキュリティ保険」は、被害件数が高水準で推移しているランサムウェア被害を受けた企業の約30%が、復旧費用に1,000万円以上かかったという調査結果(注4)をもとに、賠償損害、費用損害を合計2,000万円まで補償するよう設計しています。本保険の提供により、脆弱性診断を受けた企業さまの万が一のリスクを手厚く補償するとともに、デジタル社会における安定的な事業活動へ貢献いたします。
SBI損保は今後も、SBIグループ内でのシナジー・他企業とのオープンアライアンスを活用して、お客さまへの高水準のサービス提供、保険市場の健全な発展に取り組んでまいります。
(注1) 本保険は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社を幹事保険会社とし、同社とSBI損保との共同保険として引き受けます。
(注2) 脆弱性診断サービスに付帯するサイバー保険として、賠償損害・費用損害を限定せずに2,000万円まで補償する保険は業界初(2023年11月6日現在 SBI損保、SBI EVERSPIN調べ)
(注3) 一般社団法人 日本損害保険協会「国内企業のサイバーリスク意識・対策実態調査2020」より
https://www.sonpo.or.jp/cyber-hoken/data/2020-01/pdf/cyber_report2020.pdf
(注4) 警視庁「令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R05_kami_cyber_jousei.pdf
以上
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SBI損保について
SBI損保は総合的な保険事業を展開するSBIインシュアランスグループの一員で、「新しい時代に、新しい保険を」という企業理念のもと、最先端の保険商品と最高水準のお客さまサービスを提供しています。テクノロジーの力で新たな価値を創造し、SBIグループ各社のシナジーでさらなる飛躍に向けチャレンジし続けます。
【 会社概要 】
商号 |
SBI損害保険株式会社 |
所在地 |
東京都港区六本木1-6-1 |
設立 |
2006年6月1日 |
資本金 |
110億円 |
事業内容 |
損害保険業 |
URL |
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SBI EVERSPINについて
SBI EVERSPINはSBIグループの一員であり、サイバーセキュリティソリューションを日本国内の金融機関・事業者に提供しています。日々進化するハッキングからお客さまを守り、お客さまが一番大切な事業に集中できるよう、先端セキュリティ技術の研究やセキュリティ脆弱性診断において培ったノウハウを通じて、セキュアな社会の実現へ取り組んでまいります。
【 会社概要 】
商号 |
SBI EVERSPIN株式会社 |
所在地 |
東京都港区六本木1-6-1 |
設立 |
2018年8月21日 |
資本金 |
5,000万円 |
株主構成 |
SBIグループ70% |
事業内容 |
サイバーセキュリティソリューションの提供、 サイバーセキュリティ診断など |
URL |