GFR Fund、5,350万ドルの3号ファンド組成を完了

グリー株式会社のプレスリリース

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、北米の子会社GREE Capital Partners, LLC(本社:アメリカ カリフォルニア州、Managing Partner:筒井鉄平)を通じ、北米を中心にデジタルメディアやエンターテインメント分野での最先端技術を持つスタートアップ企業を支援する「GFR Fund III」の組成を、目標額を上回るコミットメント総額5,350万ドルにて完了したことをお知らせします。

本ファンドの主な出資者はグリー、株式会社MIXI、株式会社マルハンキャピタルマネジメント、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社GameWith、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、セガサミーホールディングス株式会社など国内外の事業会社および機関投資家等です。

GFR Fundは、2016年に北米のVirtual Reality(VR)やAugmented Reality(AR)に関わるソフトウェアやコンテンツ開発に取り組むスタートアップ企業に投資することを目的に、1,830万ドルの1号ファンド「GVR Fund(現:GFR Fund Ⅰ)」を立ち上げ、これまでに23社へ出資をしています。2019年には、2,050万ドルの「GFR Fund Ⅱ」を立ち上げ、VR/AR領域に加えeSports、ストリーミング、AI、ブロックチェーン等のデジタルメディアやエンターテインメント分野へ投資領域を拡張し、これまでに31社へ出資を実行しました。ファンドサイズの拡大とともに支援先を増やしながら、コロナ禍の厳しい市況を乗り切れるようサポートを強化してきました。

これまで、バーチャルファッションブランドのRTFKT(ナイキにより2021年12月に買収)、アバター技術を提供するLoom.ai(2020年12月にロブロックスが買収)やAlter(グーグルにより2022年8月に買収)、VRゲームを制作するSpaces(2020年8月にアップルが買収)に加え、ソーシャルVRプラットフォーム VRChat、生成AIアプリを運営するWombo等に出資をしており、Pitchbook社のベンチマークによれば、北米のベンチャーキャピタルと比較をしても、「GFR Fund I」「 GFR Fund II」共にファンドパフォーマンスは上位25%に入る(※)等、高い実績をあげています。

この度組成を完了した「GFR Fund III」では、引き続きメディアやエンターテインメント領域を投資対象領域とし、1件あたりの投資金額を増やし、追加投資を積極的に行うことで、より多くの有望なアーリーステージスタートアップへの支援をさらに強化していきます。なお、GFR Fund IIIは2022年2月から新規投資を開始しており、すでに20社に投資を実行済みです。

※「PitchBook Benchmarks (as of Q4 2022)」に記載されているTVPIとGFR Fund数値を比較し記載

■GFR Fund IIIの概要

名称

GFR Fund III, LP

設立時期

2022年2月

ファンド規模

5,350万ドル

主な投資家

グリー

株式会社MIXI

株式会社マルハンキャピタルマネジメント

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス

株式会社ディー・エヌ・エー

株式会社GameWith

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

セガサミーホールディングス株式会社

運用期間

初回クロージング日から原則10年間

投資地域

北米、ヨーロッパを中心にグローバルに投資

投資領域

デジタルメディアやエンターテインメント分野

運用会社

GREE Capital Partners, LLC

主要メンバー

筒井鉄平(Managing Partner)

古森泰(Managing Partner)

ホームページ

https://www.gfrfund.com/

参考:

「GFR Fund I」プレスリリース:https://corp.gree.net/jp/ja/news/press/2016/0412-01.html

「GFR Fund II」プレスリリース:https://corp.gree.net/jp/ja/news/press/2019/0307-02.html

※本リリースは、当社の活動に関して一般に公表するためのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。また、本リリースは、日本、米国その他の地域における本ファンドの持分その他の証券の取得の勧誘を構成するものではありません。本書記載の情報は本書発表時点において真実かつ正確ですが、予告なしに変更されることがあります。本書には将来に関する見通しが含まれていることがありますが、これは一定の前提に基づくものであり、さまざまな既知または未知の不確定要因およびリスクにより、実際の結果は、本書に記載され、または示唆された内容と著しく異なることとなる可能性があります。

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