株式会社東京スター銀行のプレスリリース
株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取 伊東 武)は、世界で30以上のホテルを所有・運営するマレーシア有数のコングロマリットであるベルジャヤグループのベルジャヤ・ランド・ベルハドが開発する「フォーシーズンズ・リゾート・アンド・プライベート・レジデンス沖縄(仮称)」を対象に、メインリードアレンジャー兼エージェントとして、株式会社琉球銀行、当行、および当行組成案件初参加となる5行を含む国内外の22金融機関(政府系金融機関含む)が参加するシンジケートローンを組成し、開発型ノンリコースファイナンス契約を締結しました。本件は当行が今までアレンジャー兼エージェントを務めたシンジケートローン案件の中で、参加金融機関数は最多、組成額も最大となります。
沖縄は年間を通じて温暖な気候であり、観光体験と亜熱帯の楽園が融合した国内屈指のリゾート地です。東アジアの中心に位置しており、上海、台北、ソウルからは2~3時間、香港、マニラ、ハノイからは5~6時間以内のフライトでアクセス可能であり、インバウンド観光客の一層の増加が期待されます。
本対象は沖縄西海岸エリアの恩納村中心部にあり、景勝地として有名な万座毛に近い国内有数のリゾート地に位置しています。13万㎡超の広大な敷地に、海に面したチャペルやレストラン、ホテル127室、コンドミニアム124室、ヴィラ28室等を有し、27年春頃の開業を目指しています。運営を担うのは世界的な高級ホテルブランド「フォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツ」で、同ブランドのホテルは沖縄県内初進出となります。
当行は、本開発プロジェクトへの金融支援を行うことで、国内観光市場のさらなる成長や、地元での新たな雇用創出などの地域経済活性化、継続的な成長に寄与することになり、持続可能な社会の実現につながると考えております。
当行は今後も、ストラクチャードファイナンスやシンジケートローンといった高度な金融手法を積極的に活用し、多くの事例や経験にて培った最先端の専門知識やノウハウ、また当行が有するグローバルネットワークなどの強みを最大限に活用し、海外および全国各地の地域金融機関と連携しながら、お客さまに最適なファイナンス提供を行い、事業支援を強化してまいります。