クレジットエンジン、株式会社ココペリが提供する金融機関向けAI与信モデル「FAI Cloud」を事業譲受

クレジットエンジン・グループ株式会社のプレスリリース

クレジットエンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:内山 誓一郎、以下 クレジットエンジン)は、株式会社ココペリ(代表取締役:近藤 繁、本社:東京都千代田区、以下 ココペリ)が提供する金融機関向けAI与信モデル「FAI Cloud」を事業譲受したことをお知らせします。
今回の事業譲受を経て、これまでココペリが大手損害保険会社向けに金融サービスを提供したノウハウを取り入れ、様々な業界の事業会社におけるサプライチェーンファイナンス分野のサービス立ち上げ支援の強化、および融資基盤となる審査モデル構築・運用支援の強化を目指します。

今回譲受の対象となるFAI Cloudは、企業の財務データ(月次・年次)や口座の入出金等のトランザクション情報を分析し、精度の高い分析結果を出力するAIエンジンです。このAIエンジンFAIの活用により、金融機関が蓄積している膨大なデータを元に、企業の与信審査や資金ニーズの予測、経営課題の抽出、新たな融資先の発見などが可能となります。

クレジットエンジンは、従来より都市銀行・地域金融機関を中心としてオンラインレンディングのオペレーティングシステムと審査モデルを提供し、融資業務のデジタル化の支援を行って参りました。2022年10月にデータやAIを活用し業界特性を活かしたファイナンススキーム構築を手掛ける株式会社ランドデータバンクの全株式を取得する等、与信モデル事業の立ち上げも積極的に行っています。今後、クレジットエンジンとして、都市銀行・地域金融機関に限らず、サプライチェーンファイナンス等、幅広い事業会社の金融サービス立ち上げ支援を更に強化すべく、金融機関向けAI与信モデルである「FAI Cloud」の事業譲受に至りました。

〈ご参考〉

■ココペリの取り組み

ココペリは設立以来、一貫して中小企業向けの経営支援サービスを展開しております。その中で企業評価のAIアルゴリズム「FAI」や、中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」をリリースしています。FAIは損害保険会社や金融機関にご利用頂き、Big Advanceは全国85の金融機関と約7万社の中小企業に寄り添い、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に貢献しています。

■クレジットエンジンの取り組み

クレジットエンジンは、2017年から日本で先駆的にオンラインレンディング事業を開始し、貸金業を営むなかで培ったノウハウや優れた UX を備えた金融オペレーションシステムをメガバンクをはじめ国内大手の金融機関を中心にサービスを提供してきました。コロナ禍で金融サービスのオンライン化促進の動きは一気に加速し、既存サービスの非対面化やembedded finance が注目される中、クレジットエンジンでは事業者向けのオンライン完結型融資「CE Loan SMB」を株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社福岡銀行、株式会社広島銀行など国内大手金融機関への提供に始まり、保証協会融資に対応した「CE Loan保証協会」の提供も行っています。また、個人向け商品にも対応するため「CE Mortgage」を全国保証株式会社、スルガ銀行株式会社に提供するなど、法人個人問わずさまざまな商品性に対応し、金融機関のお客さまと金融機関双方の利便性、操作性に優れた金融プラットフォームの提供を目指した取り組みを進めてきました。今後はより多くの金融機関・事業会社の金融サービスの課題を解決し、世の中のお金の流れの円滑化を目指します。

■ クレジットエンジン株式会社について

クレジットエンジンは、「“かす”をかえる。“かりる”をかえる。」をミッションに、オンラインレンディングプラットフォーム「 CE Online Lending Platform 」の展開を通じ、世の中のお金の流れを円滑にし、テクノロジーとデータにより個人や事業者の資金調達をもっと手間なく、必要なときに必要なだけ調達できる、ストレスのない社会の実現を目指します。https://creditengine.jp/

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