Fracton Ventures株式会社のプレスリリース
Arbitrum Foundationと共同で、以下のような多角的な活動を展開して参ります。
戦略的事業開発とエコシステム構築
本提携により、Arbitrumの高度なスケーラビリティとセキュリティー機能を活かし、日系企業や行政の新規事業開発が可能となります。Fracton Venturesは、日本市場でのArbitrumエコシステムの成長を促進するとともに、金融、エンターテインメントなど、日本独自のIPやアセットを活用した事業展開をサポートします。これにより、Web2/Web3企業との協業を含め、多様な分野でのビジネス開発を目指します。
教育とコミュニティ支援
Arbitrum FoundationとFracton Venturesは、技術的教育コンテンツの拡充に注力し、開発者コミュニティを増強する方針です。この取り組みによって、Arbitrumエコシステムにおけるテクノロジーの理解と採用が促進されます。さらに、AMA（Ask Me Anything）セッションやハッカソンの開催を通じて、コミュニティの活性化とスキル向上を目指します。特に、大学アンバサダーの活動強化と、コミュニティマネージャーの採用も加速する計画です。
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【Arbitrumについて】
技術：
ArbitrumはEthereumのレイヤー2スケーリングソリューションであり、トランザクションの速度を向上させ、手数料を削減するためにオプティミズムロールアップを使用しています。オフチェーンでトランザクションをバンドルし、Ethereumにバッチで送信することでスループットを向上させている点や、AnyTrust Guaranteeを活用して任意の正直なノードが正確な実行を検証できる機能が大きな特徴です。Ethereum Virtual Machine（EVM）と互換性があり、EthereumのdAppsが簡単に統合できる他、対話型のFraud proof機能、バリデーターがETHを担保としてステーキングするコンセンサスメカニズムなど開発体験やセキュリティ面にも一定の優位性があります。速度とスケーラビリティの面でも、Ethereumが1秒あたり14トランザクションを処理するのに対し、Arbitrumは最大毎秒40,000トランザクションを処理可能で、トランザクションを約2セントほどで実行できます。
ビジネス利用：
ユーザビリティやセキュリティなどさまざまな面からEthereum Layer2のネットワーク郡が世界のスタンダードとして認知されてきています。Layer2として有名なネットワークにはいくつかありますが、Ethereumのセキュリティを完全に引き継ぐネットワークとしてArbitrumは$1.73B（約2,556億円）*1のTVL*2を誇り、Ethereum Layer2としては最大のネットワークになっています。
*1: 2023/09/20時点、Defillamaを参照
*2: TVLはTotal Value Lockedの略語であり、ネットワーク及びプロトコル上に預けられた暗号資産の総額を意味する単語。
Ethereum Layer2最大のTVLに裏付けられるようにユーザーが多いこともポイントで、分散型取引所プロトコル最大手のUniswapをはじめ、分散型無期限先物取引を提供するGMXなど多くのアプリケーション及びプロトコルがArbitrumネットワーク上で稼働しています。
ArbitrumはEthereumのセキュリティを引き継ぐ形のパーミッションレスのパブリックブロックチェーンである為、その高いTVLに相関関係をもたらすようなアプリケーションやプロトコルを法人レベルで開発いただき既存のArbitrumユーザーを巻き込んでコミュニティを構築することも当然可能です。またArbitrumのネイティブのガス代はArbtirum上に存在するETHになっており、通常のEthereumブロックチェーンと全く同じUXでArbtirumを操作いただくことができることも強みです。
またArbitrumの開発主体であるOffchain Labsは、独自でArbitrum直上のネットワーク（ブロックチェーン）を立ち上げられるようにArbitrum Orbitという製品を既に開発し提供しています。Arbitrum Orbitを活用することで自社の専用ブロックチェーンをArbtirumの上にLayer3として簡単に構築することが可能です。
このようにArbitrumはビジネスシーンにおいても、十分に利用可能なEthereum Layer2ネットワークであり、今回の提携を通じてArbitrumFoundationと直接活動を共にできることをきっかけにし、より多くのユーザーを巻き込む可能性やArbitrumエコシステム上の他のアプリケーションやプロトコルの紹介を通じた、さらなる提携などの可能性などをビジネスユースでも一気に推し進めて参ります。
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【実際にArbitrumの導入をご検討されている方へ】
Arbitrumに関する詳細な情報や疑問に対する解答を求めている方のために、担当者とのオンライン打ち合わせをご用意しております。直接お話しすることで、より深い理解や安心感を得ることができます。以下の専用フォームにご回答いただければ、早急に対応いたします。
オンライン打ち合わせ予約フォーム
（フォーム記入後にお打ち合わせ予約リンクが表示されます）
https://forms.gle/cDSJV3qrYP6HEdqe7
お気軽に、ご相談のご予約をお願いいたします。
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【Arbitrumアンバサダープログラムについて】
Arbitrumの認知拡大の取り組みを当社と一緒に行っていただける方々をアンバサダーとして募集しております。現在のアンバサダープログラムは大学生、学生コミュニティのみが対象となっていますが、今後は多くの方を対象に拡大する予定です。アンバサダーの方々には、主にArbitrumについての情報発信や、勉強会・ワークショップなどを企画していただきます。Arbitrumエコシステムに深く入ることができる貴重な機会となります。
詳細：
https://fracton-ventures.notion.site/Arbitrum-6d563a1e63ca47dcb5112f5dbb405f60?pvs=4
Arbitrumのテクノロジーやエコシステムに興味を持つすべての企業、開発者、そしてコミュニティメンバーは、この機会を活かしてぜひ参加、ご連絡ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
メールアドレス：arbitrum@fracton.ventures
公式SNS：https://twitter.com/Arbitrum_jpn (X：旧Twitter）
【Fracton Ventures株式会社について】
Fracton Venturesは”Protocol Studio for Ethereum”を掲げる、日本初のWeb3特化型インキュベーターです。創業した2021年及び翌年2022年はFracton Incubation 2021/2022 Powered by bitbankを開催し、累計18ものWeb3プロトコル/プロジェクトを育成し、グローバルに送り出しました。共同創業者3名による書籍『Web3とDAO 誰もが主役になれる「新しい経済」』（かんき出版）もご好評をいただいております。2023年はカンファレンスDAO TOKYOの開催、DAOSquareをはじめとしたアジアのDAOとのパートナーシップを積極的に締結するなど、アジアのDAO/Web3エコシステムの架け橋としてグローバルなネットワークを有し、Web3エコシステムをリードして参ります。
【会社概要】
法人名：Fracton Ventures株式会社
本社所在地：東京都品川区西品川1丁目1−1
代表者：鈴木雄大、亀井聡彦、赤澤直樹
設立日：2021年1月28日
主な事業内容：Web3.0エコシステムの構築と支援
公式ウェブサイト：https://fracton.ventures/
連絡先情報
メール：info@fracton.ventures
公式SNS：@wecandaoit_jp (X：旧Twitter）
