証券会社向け 基幹業務システム”KICS クラウド”の提供開始

光世証券株式会社のプレスリリース

光世証券株式会社(本社ビル:大阪府大阪市、取締役社長:巽 大介、以下光世証券)は、証券業務を行う事業者向けに、証券プラットフォームサービス “KICS クラウド”の提供を開始することを発表します。

サービス提供の背景

DX の波が基幹業務へと広がる中で、国内に約 273 社(*)ある証券会社においても、新要件への対応と業務改善、そして、トータルコスト削減のニーズが高まっています。また、海外証券会社の日本の証券業への進出や、異業種からの参入時の新規でのシステム立上げなど、証券業務を提供する事業者向けの基幹業務システムの構築を検討される企業が増えています。こうしたニーズの高まりに応えるために、光世証券の自社利用および他社へのご提供実績がある証券会社向け 基幹業務システム KICS をクラウド基盤にて、ご提供を開始いたします。

光世証券本社ビル光世証券本社ビル

光世証券ではこれまでの長い証券業務を行ってきた経験から、多くの業務ノウハウを蓄積してまいりました。 1961 年の創業以来、大阪取引所の全てのデリバティブ商品をネット・対面で取扱している数少ない証券会社として、証券事業を展開して参りました。その事業基盤として、新商品や新制度対応時にも拡張性が高く・費用対効果の高い自社内製で、対面とインターネット、フロントからミド ル、バックまで、証券業務に必要とされる機能を網羅的に提供するシステム KICS を開発・運用して参りました。そして KICS を自社システムとして利用するだけでな

く、複数の証券会社にも提供をして参りました。

この度、KICS のクラウド・テクノロジーへの対応や API 連携機能の強化に伴い、新商品対応や他システムとの連携などの柔軟性が高く、初期投資を抑えたトータルコストの削減に貢献できる KICS クラウドをご提供する運びとなりました。

(*)日本証券業協会: 2023 年 8 月 1 日 協会員名簿を参照

KICSクラウドがご支援対象とする企業様
KICS クラウドがご支援対象とする企業様は、以下のような課題を持つ証券会社様 または 日本の証券業への新規参入を計画中の企業様です。

  • 取り扱い金融商品の増加や制度対応への柔軟性を増やしたい証券会社様

  • ASP では難しい独自性をシステムの求める証券会社様

  • 対面取引、インターネット取引、LINE 対応など マルチチャネルを推進したい証券会社様

  • 証券業務のマニュアル作業や Excel 作業が多く残っており、システム化を推進したい証券会社様

  • 日本の法制度を遵守した証券業の立上げを短期間・低コストに実施されたい企業様

  • LINE 通知など、時代に合わせた顧客インターフェースを構築されたい証券会社様

  • ファイルの box 連携など、最新の SaaS とのシステム連携を推進されたい証券会社様

  • RPA と基幹系システムを連携して業務を効率化したい証券会社様

KICSクラウドの特徴
新業務要件への柔軟性が高く、トータルコストを抑えた、ASP では難しいオーダーメイド対応可能な証券業務システムとして以下の特徴を有します。

  1. オーダーメイドに対応可能 証券業務に必要な機能がオール・イン・ワンで備わっています。証券会社のフロントシステム・ミドルシステム・バックシステムの全てを提供可能ですが、必要に応じて部分的な機能のみの利用も可能です。

  2. ほぼすべての金融商品に対応可能 国内・国外の株式や先物・オプション、投資信託、債券、ETF・REIT など証券会社が取り扱う、ほぼ全ての金融商品に対応できます。そして、証券会社毎の独自のビジネスモデル、商品仕様、コンプライアンス要件などにもオーダーメイドで対応が可能です。

  3. 新制度・新商品に迅速に対応可能 制度対応は、光世証券自社での利用や他社 KICS クラウド利用企業と合同で対応することが可能なため、迅速に対応可能です。自社でのシステム対応業務を最小限にすることで、証券業務に集中可能です。

  4. 証券システム全般の TCO 削減 初期投資・ランニング費用共に、他の選択肢と比べて圧倒的なコスト削減が可能です。また定期的なバージョンアップなどの必要もありません。システム構築時に長期のシステム・コストを最小化するための技術選定を行っており、低価格でお客様にご提供可能です。

  5. 短期間で利用開始可能 クラウド環境として提供が可能なため、新規に証券業務を日本市場で開始されるお客様も、別のサービスを利用されているお客様も、迅速に KICS クラウドの利用開始が可能です。

  6. API 連携による外部システム連携が可能 LINE などの顧客向けインターフェースの提供、クラウドストレージ box との連携実績があり、各種システム連携や営業業務・バックオフィス業務の DX のスピードを向上させます。

  7. 業務影響に応じた高信頼性・災害対策が可能 ミッションクリティカルなアプリのために開発された IBM の Power Systems(IBM i)で稼働するため可用性が非常に高く、万が一の災害発生時などを想定して、業務影響度に合わせたサーバーの冗長化なども可能です。

  8. IBM クラウドで提供される様々にソリューションが利用可能 IBM クラウドで提供される多数の最新のソリューションの多くが SaaS 型やサブスクリプションでの利用が可能に。これにより低コストで常に最新かつ最適のソリューションの利用が可能となります。

製品のご提供

証券業務に必要な機能をオール・イン・ワンでご提供いたします。一部の機能のみの利用も可能です。

フロントオフィス機能

  1. 取引注文管理: 取引注文の受付、確認、修正、取消などを行う機能。

  2. 株式情報表示: 株価情報、チャート などを表示する機能。

  3. 取引所接続: 取引所との接続を確立し、リアルタイムな取引データを受信する機能。

  4. リスク管理: 取引のリスクを評価し、顧客の制限や警告を管理する機能。

  5. 顧客情報管理: 顧客の口座情報、取引履歴、保有証券などを管理する機能。

  6. ポートフォリオ管理: 顧客の保有証券や資産の状況を表示・管理する機能。

ミドルオフィス機能

  1. 取引処理: 約定処理、決済処理などを行う機能。

  2. 決済管理: 取引の決済手続きや清算業務を管理する機能。

  3. リスク管理: 取引リスクの監視、ポジション管理、リスク評価などを行う機能。

  4. データ管理: 取引データや市場データの収集、保存、処理、分析などを行う機能。

  5. アラート・通知: 取引やリスクに関するアラートや通知を生成・送信する機能。

  6. レポート生成: 取引履歴、リスク評価、ポジションレポートなどを生成する機能。

バックオフィス機能

  1. 帳簿管理: 取引の会計処理、帳簿管理、財務報告などを行う機能。

  2. クライアントレポート: 顧客への取引報告書や口座残高報告書などを生成する機能。

  3. 経費管理: 経費の管理、精算、予算管理などを行う機能。

  4. データ管理: 顧客情報、取引データ、会計データなどのデータの管理、保存、バックアップなどを行う機能。

  5. 管理報告: 経営者や規制当局への報告書や監査報告書などを生成する機能。

  6. 税務管理: 取引や利益に関する税務処理、申告、納税などを管理する機能。

  7. バッチ処理: バッチ処理によるデータの更新、バッチジョブのスケジューリングなどを行う機能。

  8. 連携・統合: 他のシステムやサービスとの連携、データの統合、API の提供などを行う機能。

対象商品について

国内・国外の株式や先物・オプション、投資信託、債券、ETF・REIT など証券会社が取り扱う、ほぼ全ての金融商品に対応できます。

  1. 株式:国内上場株式、信用取引、立会外分売、新規公開株式(IPO)

  2. 債券:国内公社債、個人向け国債、新窓販国債、CB(転換社債型新株予約権付社債)、外貨建債券

  3. 投資信託:株式投資信託、公社債投資信託、ファンド・オブ・ヘッジファンズ(会社型私募外国投資信託)

  4. ETF・REIT:ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)

 5.先物・オプション

  1. 株価指数先物 日経 225 先物、日経 225mini、日経 225 マイクロ、JPX400、TOPIX 先物、ミニ TOPIX 先物、東証マザーズ指数先物、TOPIX Core30 先物、RN プライム指数先物、東証銀行業株価指数先物、S&P/JPX500ESG スコア・ティルド指数先物、その株価指数先物

  2. 国債先物
    中期国債先物、長期国債先物、ミニ長期国債先物、超長期国債先物

  3. 商品先物
    貴金属、ゴム、農産物、CME 原油等指数

  4. 海外指数先物
    NY ダウ先物、台湾加権指数先物、FTSE 中国 50 先物

  5. その他指数先物
    日経平均 VI 先物、日経平均・配当指数先物、東証 REIT 指数先物

  6. 金利
    TONA3ヵ月金利先物

  7. オプション
    有価証券オプション、日経 225 オプション、TOPIX オプション、JPX400 オプション、長期国債先物オプション、日経 225 ミニオプション

光世証券株式会社について

弊社のシンボルである「弓を引くヘラクレス」弊社のシンボルである「弓を引くヘラクレス」

金融市場の担い手として市場に貢献できる証券会社であることを目指す光世証券は、1961 年に巽悟朗氏が創業した独立系総合証券会社。証券会社が取り扱う、ほぼ全ての金融商品に対応しているほか、日本にデリバティブが創設された当時から積極的に取引に参加し、大阪取引所の全てのデリバティブ商品をインターネット・対面で取扱している数少ない証券会社でもある。対面とネット、フロントか らミドル・バックまで、証券基幹業務を含む全てのシステムを自社で開発・運用し、株式市場と

デリバテ ィブ市場の活用と拡大、金融市場を通じた資産形成の大衆化を目指している。
URL: https://www.kosei.co.jp/

エンドースメント

日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部IBM Power 事業部長 理事 原 寛世氏

このたびの光世証券様の「KICS クラウド」のリリースを通じ、より多くの証券事業者様が、トータルコストの最適化や高い拡張性、柔軟性といったクラウドのメリットを実感していただけることを期待しております。

本 KICS クラウドの基盤として採用いただいた「IBM Power Systems Virtual Server」は、サービス開始以来、IBM i のお客様をはじめ、多くのお客様から、DX への取り組みを加速させる手段の一つとして注目いただいています。また、IBM i における豊富な経験と専門性を持つオムニサイエンス社のサービスとの組み合わせにより、より容易かつ俊敏に、お客様のニーズにお応えしていきます。

日本 IBM は、今後も戦略的な IT システムの実現に向けた幅広い選択肢のご提供を通して、お客様のビジネス変革をパートナー企業様と共に実現してまいります。

株式会社オムニサイエンス 代表取締役社長 藤井 星多氏

証券事業者の基幹業務プラットフォームに、KICS クラウドという新しい選択肢ができることによって、証券事業者様がこれまでよりも大きくトータルコストを下げながら、デジタルトランスフォーメーションを推進できるようになることを期待しております。KICS クラウドは、長年証券業務を行われてきた光世証券様の業務ノウハウが組み込まれた業務アプリケーションを、最新のテクノロジーを実装したクラウド・プラットフォームで利用することが可能です。

弊社は、KICS クラウド・プラットフォームのインフラ運用・API 連携をご支援するサービスとして、クラウド運用支援サービ
ス”PVS One”をご提供いたします。テクノロジーの進化に伴う KICS クラウドのインフラ運用の効率化、基幹アプリケーションと外部の API 連携などにより、光世証券様と一体となり、証券会社様の DX 支援を行ってまいります。

お問合せ先

光世証券 システムソリューショングル-プ Tel. 06-6209-0817 / e-mail: all_system@kosei.co.jp

IBM、IBM Cloud、IBM Power、IBM i, Db2 for i, IBM MQ, IBM WebSphere Application Server, IBM Instana Obsability は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

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