インパクトサークルのプレスリリース
3社は、各社のサービスを一体となって提供することで、運送事業者の事業継続・拡大を多角的に支援し、ラストワンマイルにおける課題解決(配送効率化、ドライバー確保、事故防止)を目指します。
1.背景・提携内容
運送業界では、近年、EC市場の拡大で宅配便取扱個数は増加する一方、物流の2024年問題※1を 踏まえ、一人のドライバーが短時間でより多くの配送を行える環境作りが求められています。また、慢性的なドライバー不足や軽貨物自動車の事故増加も課題となっています。
これらの課題解決に向け、ウィルポートの共同輸配送管理システム「Polaris Navi※2」、インパクトサークルのファイナンスサービス、三井住友海上の運転傾向・事故データ分析を組み合わせることで、持続可能な物流環境の構築を実現します。
※1:2024年4月に予定される自動車運転業務の時間外労働時間の上限規制強化
※2:「異なる荷主の伝票一元管理」「AI配送ルーティング」等の機能により、複数荷主の荷物を混載し、短時間でより多くの荷物を配送できるシステム
【協業イメージ図】
※3:オートローン等の金融サービスの利用が難しく、車両を持てない個人に車両を提供し、配送ドライバーとして仕事を始められるよう支援
※4:三井住友海上とインパクトサークルが資本業務提携を締結(2022年10月18日ニュースリリース)
2.取組事例
2023年7月より軽貨物配送事業者の株式会社FIRST LIFE(社長:髙橋 一生)に、ウィルポートのPolaris Navi、およびインパクトサークルの業務委託ドライバー向けオートリースサービスの提供を開始しました。また、三井住友海上が提供するドライブレコーダーの導入も開始しており、同社は本取組を通じて、「共同配送による配送効率化」や「ドライバーの雇用拡大・所得向上」、「自動車事故の削減」を推進し、事業継続・拡大に必要な体制作りを行っています。
3.今後の展開
3社は今後、本取組を全国の運送事業者や業務委託ドライバーに拡大していきます。また各社が保有する データ・システムを掛け合わせることで、物流の効率化と業務委託ドライバーの働く環境・安全に資する 新たなサービス開発を行い、ラストワンマイルにおける課題解決に一層貢献していきます。
【新たなサービス開発 イメージ(例)】
■ウィルポート
会社名 |
ウィルポート株式会社 |
設立 |
2015年6月22日 |
本社所在地 |
東京都中央区勝どき2-18-1 |
代表者 |
代表取締役社長 藤原 康則 |
主な 業務 |
ラストワンマイル共同配送プラットフォーム事業、IoT宅配ボックスによる物流ソリューション事業、地域物流の課題解決・支援コンサルティング事業 |
■インパクトサークル
会社名 |
インパクトサークル株式会社 |
設立 |
2021年7月29日 |
本社所在地 |
東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー5F |
代表者 |
代表取締役社長/CEO 高橋 智志 |
主な業務 |
社会インパクト投資プラットフォームの提供、社会インパクト可視化型ファイナンスの提供 |
■三井住友海上
会社名 |
三井住友海上火災保険株式会社 |
設立 |
1918年10月21日 |
本店所在地 |
東京都千代田区神田駿河台3-9 |
代表者 |
代表取締役社長 舩曵 真一郎 |
主な 業務 |
損害保険業、他の保険会社の保険業に関わる業務の代理または事務の代行、債務の保証、確定拠出年金の運営管理業務、自動車損害賠償保障事業委託業務 |
■FIRST LIFE
会社名 |
株式会社FIRST LIFE |
設立 |
2019年4月 |
本社所在地 |
札幌市中央区大通西14丁目1―13 北日本南大通ビル10階 |
代表者 |
代表取締役 髙橋 一生 |
主な業務 |
軽貨物配送業、福祉事業等 |