家業エイドのプレスリリース
家業エイドサービスサイト:https://app.kagyo-aid.com/lp
家業エイドは2020年より「自分らしく家業とつながる世界を目指す、家業を想う人たちによる相互扶助プラットフォーム」として、オンラインで家業のやおよろずに寄り添うコミュニティやサービス、イベントを展開してまいりました。家業エイドのコミュニティ内では、200件を超えるお悩み相談がされ、100を超えるイベントを開催し(※1)現在までに日本全国47都道府県から約10,000人の家業に関わる人たちが集まっています。その中で、農林水産業、製造業、小売、飲食など、様々な “家業”を持つメンバー同士の交流の中でさまざまな好事例が生まれています。
今回リリースされる「ちゃのま」は、さらに家業を想うすべての人々の交流や情報交換を促せるような仕掛けを盛り込んだ新しいコミュニティサイトになります。
※1…2021年4月-2022年3月の実績
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「ちゃのま」サービス紹介
家業エイド “ちゃのま” は、仕事、経営、人生、親子、お金の話など、ひとりで悩まずに同じ境遇の仲間に相談したり、自分の経験を教えてあげながら 腰を据えて”語り合える場所” です。オンラインの強みを活かし、住まいや業種を超えて、”日本全国の様々な家業を持つ仲間” と繋がることができます。
<ちゃのまの基本のつかいかた>
1. 話題や質問を作成し、投稿する
あなたが語りたいこと、質問/相談してみたいことを「スレッド」として作成/投稿し、ちゃのまに登録しているメンバーから質問に対する答えや他のメンバーの経験談を集めることができます。
2. 他の人の質問に対して回答やリアクションをする
自分がつくった話題だけでなく、他の人がつくった話題で気になるもの、自分が答えられそうな話題を見つけたら回答を残してみましょう。絵文字を送って、話題に対する「いいね」を伝えることもできます。あなたの回答やリアクションが誰かの役に立ったり、さらに交流を促進するかもしれません。
<ちゃのまの特色>
1. 豊富なテーマを選択して、語り合える
スレッドを立てると今欲しい情報を募ったり、特定の話題やテーマについて語りあったり、お悩みを相談することができます。「おすすめの農機具は?」「ふるさと納税に出品したことある方いますか?」「製造業さん集まれ!」など自由に語り合ったり、質問をすることができます。スレッドには、みんなに見つけてもらいやすいように豊富なテーマや属性(タグ)をつけて目じるしにしてみましょう。たくさんの仲間からコメントや回答が得られるはずです。
2. 匿名で、本音の話やここだけの話ができる
“ちゃのま” では実名に加えて、匿名でも相談をしたり、他のメンバーの悩みにアドバイスをすることができます。家業に関わる全国の仲間に普段は言えない本音を吐露したり、ここだけの情報をシェアしてみてください。
3. 似た境遇や共通の興味関心をもつ仲間を見つけて、仲間うちだけで語らえる
ちゃのまでは、上記のような「平場でも安心して交流ができる」だけでなく、招待制のグループをつくり対話をすることが可能です。この機能を共通の目的のもと集う場になぞらえ「座」と名付けました。
座では同業者だけでなく、異業種の人たちと、日本全国の同じ業種仲間と、家業持ちの学生同士など似た立場の人と、テーマや属性ごとに集うことができます。仲間うちのプライベート空間ならではの、専門的な深い情報交換から着飾らない他愛のないやりとりを楽しんでいただきたいです。
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家業エイドがきっかけとなって実現した課題解決の事例
家業エイドには、農林水産業、製造業、小売、飲食など、様々な “家業” を持つメンバーが集まっています。普段は話を聞く機会がない、違う地域の同業者や、接点の少ない異業種の仲間に相談したり、体験談を聞くことで、仕事の課題解決につながったり、親子関係の改善につながったメンバーがたくさんいます。
・長野県のぶどう農家を家業に持つ親子が、腹割って話してみた。
家業エイドを通して親子で話す必要性を知り、ぶどう農家を経営するお母さんと、これから事業承継をする息子さんが、本音で向き合い話をすることができました。
note記事:https://note.com/graftpreneur/n/n40630e110db1
・岩手県大槌町の魚屋さんの新たな挑戦。廃業危機を乗り越えてクラウドファンディング
東日本大震災で父親の経営するスーパーが津波に流されてしまった河合さん。
地元大槌町を盛り上げるためにクラウドファンディングを実施し、家業エイドメンバーの支援もあり見事、目標金額に対し約120%を達成。
note記事:https://note.com/graftpreneur/n/nf33b7275ff51
・栃木県のきゅうり農家の3代目が廃棄野菜のピクルスを商品化。
家業を継ぐにあたり、これまで当たり前に見てきた規格外となり捨てられる農作物を活用することができないかと考え、家業エイドで出会った東京下北沢のカレー屋さんの店主と一緒に、廃棄野菜のピクルスを商品化。
note記事:https://note.com/graftpreneur/n/nc6f6f6cf872d
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家業エイド「ちゃのま」に対する運営の思い
家業エイドの運営を続けていく中で、多くの家業を営む方々にお話を伺う機会がありました。その過程で、家業を経営される方々が求めているのは「幅広くて信頼性のある情報を交換できる場」であることに気付きました。
家族として近くに感じていたけれどどこか「他人ごと」気分だった家業が、承継を目前に一気に「自分ごと」になった。でも、近くに頼れる人がいない。相談できる、語り合える人がいない。そういった家業の悩み、困りごとをお一人でかかえる方がたくさんいらっしゃいます。一方で、こうした方々をサポートできるような経験豊富な家業経営者の先輩方や、専門的な知識を持つ専門家も、全国には数多く存在していると考えています。
こうした様々な関係者が、家業エイド「ちゃのま」という場に集まり、オンラインを通じて異なる世代の知恵やアイデアを共有し合うことで、この場がまるでお家の「茶の間」のような憩いの場所になっていければと願っています。
家業エイドnoteやTwitterでも開発やリニューアルに関する思いや裏話を公開しております。
家業エイドnote https://note.com/graftpreneur
家業エイドTwitter https://twitter.com/kagyoaid
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家業エイドについて
家業エイドはエヌエヌ生命保険株式会社のイノベーションを専門とするチーム「SparkLab(スパークラボ)」により運営されています。
エヌエヌ生命は、オランダにルーツを持ち、175 年におよぶ伝統を誇る NN グループの一員です。NN グループはヨーロッパおよび日本を主な拠点とし、11 ヵ国にわたり、保険事業、年⾦事業、銀⾏および投資業務を展開しています。その名は、源流である「ナショナーレ・ネーデルランデン」に由来しています。エヌエヌ生命は、1986 年に日本で初めてのヨーロッパ生まれの生命保険会社として営業を開始して以来、約 35 年にわたり、中⼩企業の“⼤切なもの”を共に守る商品やサービスをご提供しています。
日本の中小企業の皆様のために “保険にとどまらないサポート” を実現するため、家業エイドをはじめ、経営者の妻のための情報サイト、次世代への支援、中小企業のイノベーションの支援など、多岐にわたる活動を実施しています。
家業エイドサービスサイト:https://app.kagyo-aid.com/lp