【SBIいきいき少短】AIを活用した保険引受査定を開始~DataRobotを活用し、業務精度の向上を実現~

SBIインシュアランスグループのプレスリリース

 SBIいきいき少額短期保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:採田 祐治、以下「当社」) は、ataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Debanjan Saha)が提供するAI プラットフォーム(以下「DataRobot」)を活用した保険の引受査定を開始したことをお知らせします。

 当社では2023年よりDataRobotを導入し、SBIグループの経営資源やノウハウも活用しながら引受査定時間の短縮や査定精度の向上などのビジネス課題を解決し、お客さまの満足度向上に向けた取り組みを行っています。

  • これまでの引受査定業務における主な課題

・申込書を受付後、引受基準確認工程に照らし合わせた担当者の目視により、電話確認の必要有無を判定していました。そのため、幅広い申し込み者に対して電話確認を行う必要がありました。

・引受査定においては、目視による確認を行っていたため、担当者の経験が重要な要素となっており、経験豊富な担当者に負担が集中するほか、担当者によって査定時間にばらつきが生じているなどの課題がありました。

  • AI判定モデル作成の概要

・これまでに対応した20万件以上の新規申込データからDataRobotの機械学習機能を活用して引受リスクや謝絶の可能性などを判定するAIモデルを作成し、取り組み開始から約12か月で実運用にいたりました。

・作成したAI判定モデルは、お申し込み内容の確認時と引受査定時に使用し、担当者の最終判断を支援する情報として活用しています。

  • DataRobot(AI)導入による効果

 お客さまへの申し込み内容確認業務では、このAI判定モデルを基に電話確認の対象を選定することで、架電工数の削減に成功しました。また、引受査定においてもAI判定モデルを活用することで、査定フローをより迅速化することができ、1か月あたり約40時間の査定時間短縮を実現しました。さらに、それぞれの業務において属人化しない判定を可能にしたことで、各担当者の経験や習熟度によるばらつきを縮減し、事務手順における見落としリスクの削減につなげることで、業務全体の精度向上を実現しました。

当社は今後もお客さま満足度向上のため、様々な業務におけるAI活用を推進してまいります。

【会社概要】

会社名: SBIいきいき少額短期保険株式会社

所在地: 東京都港区六本木1-6-1

設立年月日: 2007年7月3日

資本金: 36,000千円

事業内容: 少額短期保険業

会社紹介: 当社は、東証グロース市場上場「SBIインシュアランスグループ(株)」のグループ会社です。「シンプルでわかりやすく」「保険料は手ごろに」という、お客さまのご要望に応える保険商品を開発・提供しています。死亡保険、医療保険はシニア層を中心に、ペット保険は犬・猫の病気やケガが気になる飼い主さまに、幅広く支持されています。万が一の地震に備える地震補償保険で皆さまの暮らしもサポートします。

U R L: https://www.i-sedai.com

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