インドのインターネット環境を変革するプラットフォームベースの新しい販売モデルを提供するWiomへ出資

グローバル・ブレイン株式会社のプレスリリース

グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)は、グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合(以下、GB8号ファンド)を通じて、インドのインターネット環境を変革するプラットフォームベースの新しい販売モデルを提供するWiomへ出資を実行したことをお知らせいたします。なお、調達額1,700万米ドルに上る本ラウンドには、RTP Globalがリード投資家としてその他新規・既存投資家とともに参画しています。

インドではインターネット接続の大部分は、携帯電話から行われています。消費者の95%超は一日のデータ使用量が1.5  GBに制限されていますが、実際に必要な量は一日10 GB超に達しています。オンライン教育、ストリーミング、SNS、スマートTVなど一般世帯でのユースケースも増加しており、インターネットの常時・無制限接続がますます求められている状況です。 このような需要の急激な増加はホームブロードバンドで解決することも可能ですが、インドでは自宅用Wi-Fiの普及率がわずか10%と世界で最も低い水準にあるため、別の解決策が必要です。

同社が提供する革新的なモデルでは、多くのユーザーが超低価格でインターネットを無制限に利用することが可能です。すでに大きな成長を遂げており、デリーだけでも30万人を超えるユーザー基盤を有しています。今回の資金調達を通じてインド国内他の都市への拡大も視野に、今後5年間で1.5億人以上のユーザー獲得を目指しています。 

インド政府は、今後5年間でインド国民のうち5億人に手軽なインターネット接続環境の提供を目指す「PM-WANI」という枠組みで変革を進めています。同社の独自のプラットフォームモデルは、この画期的な枠組みのスケーラビリティやアセットライトな特徴を活用し、過去に例を見ない規模でインターネット接続への障壁をなくし、デジタルエンパワーメントを可能にしています。

創業者を含む経営陣は、インド国民一人一人へ手軽な無制限・常時インターネット接続を提供するという壮大なビジョンの実現に向けて日々取り組んでいます。 グローバル・ブレインは、インドにおいて多くの人々のインターネット通信環境を変革するWiomのポテンシャルを評価し、出資を決定いたしました。本出資を通じて、事業展開・製品開発など、今後も一層の成長に向けた支援を行ってまいります。

■Wiomについて

所在地 インド

代表者 Satyam Darmora

設立日 2015年2月

URL https://wiom.in/

■GB8号ファンドについて

登記上の名称 グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合

無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社

■グローバル・ブレインについて

会社名 グローバル・ブレイン株式会社

所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11

代表者 代表取締役社長 百合本 安彦

設立日 1998年1月

事業内容 ベンチャーキャピタル事業

URL https://globalbrains.com/

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