「停電費用保険」の販売開始～日本生命グループと関西電力の協業取組み～

ニッセイプラス少額短期保険株式会社のプレスリリース

日本生命保険相互会社（代表取締役社長：清水博）の子会社であるニッセイプラス少額短期保険株式会社（代表取締役社長：光本正、以下「ニッセイプラス」）は、関西電力株式会社（取締役代表執行役社長：森望、以下「関西電力」）と協業して、本日から「停電費用保険」（以下「当商品」）の販売を開始しました。
保険会社が電力会社と協業し、個人のお客さまの停電時に発生する費用を補償する保険を提供する取組みは、国内初（※１）となります。
※1．ニッセイプラス調べ（2023年7月時点)。

1．背景
近年、気温の上昇や、夏期の猛暑日の日数・大雨の回数が増加傾向にある中、災害等の不測の事態による停電発生リスクが高まっています。関西電力には、実際に長時間停電を経験された方から、「冷蔵庫に保管していた食料品が使用できなくなり代替品を購入することになった」、「停電により急遽、懐中電灯を購入する必要があった」など、停電によって思わぬ費用が発生したという声が寄せられています。
このような声にお応えするため、このたび、ニッセイプラスは、停電によって発生する費用を補償する保険を開発し、関西電力とともに提供することにしました。

2．「停電費用保険」の特長と概要

■商品概要

　支払事由：ご自宅で5時間以上の停電が発生した場合に、次の費用を補償。

　　注）①は被害額に関わらず定額2,000円、②～⑦は実際の費用を補償。

　　　　(①～⑦の費用合計額、最大10,000円まで)
　　　　②③④は停電時間中に被保険者が負担した費用を補償。
　　　　⑤⑥は停電が始まった時からその停電が終了した日、およびその停電が終了した日の翌日から

　　　　起算して7日以内に負担した費用を補償。
　　　　⑦は停電が始まった時からその停電が終了した日、およびその停電が終了した日の翌日から

　　　　起算して7日以内に修理を依頼した場合の費用を補償。

　保険料　　　：月額100円（1回目の保険料を関西電力が負担）

　払込方法　　：月払、クレジットカード払のみ

　保険期間　　：1年間（自動更新）

　申込条件　　：18歳以上の個人の方
　　　　　　　　主に居住されるご自宅において、関西電力の対象の電気料金メニューをご契約の方
　　　　　　　　（関西電力の電気の販売エリアのうち「関西エリア」に限定）

※「停電費用保険」の正式名称は「停電諸費用保険」です。
　詳しくは約款・重要事項説明書をご確認ください。

3．協業の取組み
今回の取組みでは、ニッセイプラスが関西電力ホームページ上で当商品の募集を行います。
また、ニッセイプラスと関西電力は業務委託契約を締結の上、関西電力は、保険契約締結の際に、お客さまのご自宅にスマートメーターが設置されていることを確認します。加えて、お客さまから保険金の請求があった際には、スマートメーターで計量された30分ごとの電気ご使用量や公開されている停電情報によって停電の発生有無を確認し、ニッセイプラスへ報告します。