2023年3月度 高額保険金お支払い事例「犬のレッグ・ペルテスに約55万円」:ペット保険「PS保険」調べ

ペットメディカルサポート株式会社のプレスリリース

ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が、2023年3月にお支払いしました高額保険金事例についてお知らせします。
また、その中から「犬のレッグ・ペルテス」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。

■2023年3月度 月間高額保険金お支払い事例

2023年3月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。

事例

種類

病気・ケガの種類

お支払い金額

1

骨折

約65万円

2

胆嚢炎、下痢、腫瘍

約60万円

3

レッグ・ペルテス

約55万円

4

重症筋無力症

約50万円

5

気胸

約50万円

※お支払い金額は1回の請求ベースで掲載しています。
※個別の契約に関してはお答えいたしかねます。個人が特定できない範囲で情報を掲載しています。
※2023年3月1日~2023年3月31日に保険金支払手続きを行った事案について掲載しています。

一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

■平均的な保険金お支払い事例

保険金のお支払いは、上記のように高額なものに限りません。次に、平均的なお支払い事例としてペットの外傷の診療をご紹介します。

外傷の事例

事例

種類

病気・ケガの種類

お支払い金額

1

外傷

約33,000円

上記金額は、1,000円未満を切り捨てています。

■高額診療「犬のレッグ・ペルテス」を獣医師が解説

2023年3月度の高額保険金お支払い事例で取り上げた「犬のレッグ・ペルテス」の診療内容について、当サービス『獣医師ダイヤル』を担当されています「電話どうぶつ病院Anicli24」院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。

レッグ・ペルテスとは、どんな病気なのか

レッグ・ペルテス(レッグ・カルベ・ペルテス)は、股関節の病気で、生後1歳未満の子犬に起こりやすいと言われ、大腿骨頭の壊死により、痛みを生じさせます。壊死を起こす原因は大腿骨の成長版への血液供給不足ですが、なぜ血液が供給されなくなるのかははっきりとはわかっていません。

(無菌性)大腿骨頭壊死症とも呼ばれています。

事例の犬のレッグ・ペルテスの通院日数、入院日数、手術回数について

種別

傷病

レッグ・ペルテス

通院日数

0日

入院日数

24日

手術回数

1回

※上記の数値は、PS保険加入者さまから請求されたものであり、ペットメディカルサポートが補償する範囲を示すものではありません。また、平均や水準を示すものでもありません。

入院日数は1週間前後となることが多いですが、術後のリハビリテーションに通えない場合や、犬の性格や飼育環境により自宅で安静にできない場合は、入院日数が伸びることもあります。

犬のレッグ・ペルテスの診療内容

※下記の内容は、犬のレッグ・ペルテスの一般的な診療についての記述であり、PS保険にご請求いただいた事案の診療内容とは異なります。

・検査

問診、視診、触診

飼い主さんに症状が始まった時期やきっかけ、日常生活での様子、既往歴の有無、薬の投与歴などの問診を行い、犬の体格、四肢の位置、体重のかけ方、座り方、筋肉の付き方などを観察します。

歩行検査

ゆっくり歩いたり、速足で歩いたりなど、犬の歩行の状態を観察します。

画像検査

以上の検査で犬にレッグ・ペルテスが疑われたら、レントゲン検査を行います。初期の段階ではっきり異常がわからない場合は、MRI検査を行うこともありますが、全身麻酔が必要です。

 

・治療法

犬のレッグ・ペルテスでは、外科治療が第一選択です。内科治療で経過を見る場合もありますが、効果はあまり期待できません。

外科治療

外科治療では、痛みの原因となっている大腿骨頭を切除する手術を行います。なお、術前検査として血液検査や胸のレントゲン検査を行います。

内科治療

内科治療では、炎症を抑える薬を使用します。しかし、ほとんどが外科治療に移行します。

・予後

痛みのコントロールとリハビリテーションが重要になります。術後数日は運動を制限しますが、術後すぐから股関節の可動域を改善するためのリハビリテーションが推奨されます。積極的にリハビリテーションやマッサージができると、日常生活に影響が出ることはなく元気に過ごせるようになります。

 

まとめ

愛犬が腰をかむなど股関節のあたりを気にする様子があったり、歩き方に少しでも違和感を覚えたりしたら、病院を受診し、詳しい検査を受けましょう。

ベストな治療は外科手術ですが、診療費は高額です。しかし、適切なタイミングで治療を受ければ、犬は痛みから早く解放され、日常生活を楽しめるようになります。

【会社概要】

商号   : ペットメディカルサポート株式会社

代表者  : 代表取締役社長 米満 明仁

所在地  : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階

営業開始日: 2008年5月2日

事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)

資本金  : 3億3,275万円(2023年3月時点)

URL   : https://pshoken.co.jp/

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