大阪信用金庫のプレスリリース
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売上DI 2019年6月期以来のプラスへ:売上DI+2.7
総合では、売上DIが2.7(前回比+9.0ポイント)、収益DIが-5.3(前回比+15.7ポイント)となり、売上DIは2019年6月期以来のプラスに転じました。行動制限の緩和やインバウンド需要の回復、賃上げなど、売上DIは、小売業、運輸業、不動産業を除く5業種でプラスとなり、経済活動は徐々に上向いてきました。
2023年7-9月期は、売上DIが2.8ポイント上昇し、収益DIが1.7ポイント下落すると予想しており、業況の一層の回復に大きな期待を寄せていますが、販売価格の引き上げには慎重となっています。
総合
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堅調推移 設備投資:「予定あり」12.6%
設備投資は、総合では「実施中」が10.6%(前回比△1.4ポイント)、「予定あり」が12.6%(前回△0.8ポイント)で合計23.2%となり、業況回復とともに堅調に推移し、特に、製造業は32.3%、サービス業は24.6%、卸売業が22.5%と設備投資意欲は旺盛です。
業況の回復基調は鮮明となり、今後、設備投資意欲はさらに上昇すると思われます。
総合
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多岐に渡る問題点:単価上昇71.9% 売上減少46.1% 経費増大45.6%
経営上の問題点は、総合では「仕入単価上昇」が71.9%(前回比△4.0ポイント)、「売上停滞・減少」が46.1%(前回比△4.2ポイント)、「一般経費増大」が45.6%(前回比△0.6ポイント)、「人手不足」が38.5%(前回比△1.2ポイント)となり、依然として続く物価の高騰や電気代などのエネルギー価格の上昇を背景に、多岐に亘る問題点への対応に迫られています。
特に「人手不足」は、建設業が63.0%、運輸業が59.1%、サービス業が50.7%と深刻化しています。
総合
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夏季賞与支給率上昇:「支給する」68.8%
夏季賞与を支給するのは68.8%(昨年比+2.5ポイント)と昨年から上昇しました。
業種別では、小売業と飲食業を除く全業種で上昇しています。特に人手不足感が強い、建設業は76.1% (昨年比+5.1ポイント)、サービス業は63.6%(昨年比+3.6ポイント)、運輸業は60.9%(昨年比+8.4ポイント)となり、昨年から支給企業が増加しています。
業況回復とともに人手不足感はさらに強まることが予想され、従業員の新規確保や流出防止のため、経営者の懸命な姿が伺えます。
詳細はこちらからご覧ください。
https://www.osaka-shinkin.co.jp/pdf/report/202307_teirei.pdf
調査時点:2023年5月下旬~6月上旬
対象期間:2023年4~5月期(実績)・6月(予想値) 2023年7~9月期(見通し)
対象企業:当金庫お取引先1,689社(大阪府内、尼崎市)
回答企業数:596社(回答率35.3%)(新型コロナウイルス感染症対策のため郵送・WEBで回答)