レーザー核融合の実用化を目指す株式会社EX-Fusionに出資

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 葛西 洋一)は、同社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合)より、株式会社EX-Fusionに対し2023年6月30日に出資したことをお知らせいたします。

  • EX-Fusionについて

EX-Fusionは、長年にわたってレーザー核融合を研究してきた大阪大学レーザー科学研究所や光産業創成大学院大学の研究者らによって設立された、レーザー核融合商用炉の実用化を目指す国内唯一のスタートアップです。

高出力・高繰り返しレーザー技術と連続ターゲット供給装置や最先端の光制御技術を組み合わせることで、エネルギー分野にとどまらず、様々な光産業分野の技術開発に取り組んでいます。

  • 出資背景

昨年12月に米国ローレンス・リバモア国立研究所により発表されたエネルギー純増という画期的な成果により、レーザー核融合への関心が高まっていますが、その実用化のためには日本の技術が不可欠です。

EX-Fusionは、この分野で国内唯一のスタートアップであり、マネジメントチームの戦略にも共感し、この度出資に至りました。今回の資金調達により、自社施設の設立が予定されており、今後の事業加速が期待されます。弊社もMUFGの一員として、EX-Fusionの取り組みに貢献して参りたいと考えております。

【EX-Fusion 概要】
会社名:株式会社EX-Fusion
所在地:大阪府吹田市山田丘2-8 大阪大学テクノアライアンスC棟 C806
代表者:代表取締役 松尾 一輝
設  立 :2021年7月
事業内容:レーザー核融合商用炉の実現と関連技術の社会実装
U R L :https://www.ex-fusion.com/ja

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 葛西 洋一
設  立 :1974年8月1日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
U R L :https://www.mucap.co.jp/

◆三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設 立:2023年3月28日
ファンド総額:300億円

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