株式会社CyberOwlのプレスリリース
“知って得するお金の情報メディア”「マネ会」では、全国の男女213人を対象に、キャッシングの利用実態にについて調査しました。
記事詳細はこちら:https://manekai.ameba.jp/cardloan/cash-advance/
【アンケート調査概要】
調査時期:2023年6月
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査人数:213人
調査対象:キャッシングを利用したことがある方
▼ちょうど半数が消費者金融を利用!
キャッシングを利用したことがある213人に、キャッシングの利用状況について調査をおこなったところ、借入した貸金業者については、半数の方が消費者金融を利用していました。
クレジットカードを保有している人は多いと思いますが、クレジットカードのキャッシングを利用している方は25%に満たない結果となっており、あまり利用されていないこともわかりました。
▼約4割は生活費としてキャッシングを利用!
キャッシングの利用用途に関しては生活費の支払いがもっとも多く86人。続いて、ギャンブル、趣味などが続きます。
また冠婚葬祭や医療費などの回答も目立ち、急な出費の際に利用されていることがわかりました。
その他の理由には、車の事故の修理代や投資の損失の埋め合わせなどが並び、こちらも意図していない出費を賄う目的でキャッシングが利用されている結果となりました。
▼利用者の6割以上は会社員という結果に!
キャッシングを利用している方の大多数は会社員となっており、安定した収入があるなかでキャッシングを利用していることがわかります。
コロナ禍などの影響やインフレによる物価高などで日々の生活資金が足りなくなり、キャッシングを利用していることが伺えます。
▼利用者の年齢は20〜50代とさまざま!
キャッシングを最も利用している方は30代で79人、続いて40代の64人が続きます。20代も37人、50代も28人と多く、20代〜50代の幅広い方に利用されている結果となりました。
20代や60代では収入が少ないことによる埋め合わせや趣味での利用、30代〜50代はライフスタイルの変化に伴う出費の増加などを補うために利用されていると考えられます。
キャッシングを利用した方の年収分布は上記のとおりです。
最も多いのが201万〜300万で51人、続いて301万〜400万、同率で101万〜200万と401万〜500万の方が続きます。
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査|令和3年分」(※)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均年収は443万円となっているため、平均給与に満たない方が借りている割合が多いことがわかりました。
(※)出典:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2021/pdf/002.pdf
▼10〜30万円未満の少額融資が多い結果に!
キャッシングを利用した方の借入金額は最も多いのが10〜30万未満で59人、続いて5〜10万円未満、30〜50万円未満が上位となりました。
10万円未満の借入や反対に50万円以上の借入も一定数いるものの、100万円以上の高額融資の割合は全体の7%程度と、多くの方は小口の資金としてキャッシングを利用していることがわかりました。
▼約半数はキャッシングに関して悩みを持っている
最後に、キャッシングが原因で困ったことがあるかについて調査した所、約半数となる105人が「困ったことがある」と回答。
困った理由 ・ある程度時間をかけて返済するつもりでしたが思っていた以上に利息が高く、早めに返済するのに少し苦労しました ・キャッシングはとても便利なサービスなので、ついつい借りすぎてしまって返済に困ることがありました。 ・当然ですが利息が発生するので元金以上の金を返済するのは大変でした。 ・結局家族に借り入れしていたことがバレてしまい、家のお金で返済しました。 ・キャッシングしたことが周りにバレないかどうかの不安が常にありました。 |
主な理由は上記の通り、「返済が思ったよりも負担になったこと」、「完済までに時間がかかったこと」を多くの方が上げていました。
そのほか、「家族に秘密で借りていたので、バレないか心配だった」、「何度も借りてしまい、気づいたら借金が増えていた」という回答も目立ちました。
▼まとめ
キャッシングは便利な半面、繰り返し利用することで、気づいたら予定よりも借りすぎてしまうことがあります。
今回の調査でわかったように、キャッシングは日々の生活を支える生活資金として重宝されていますが、たとえ少額の借入だとしても、借りる前にはしっかりと返済計画を立てて計画的に利用する必要があることがわかりました。
また、借りたことが家族や周囲にバレないかを心配する声もあり、心理的な負担となっていることもわかりました。
後ろめたさから借入を秘密にしている方もいるかもしれませんが、借入する際は家族にきちんと理由を説明し、心理的な負担を減らすほうが、借入後の心労を和らげられるのではないでしょうか。
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