金融情報サービスを行うQUICK、 米国SCRIPTS Asia社と資本・業務提携

株式会社QUICKのプレスリリース

~ 投資家向けイベント議事録を正確に作成、企業のIR広報活動をサポート ~

株式会社QUICK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:近藤 勝義)は、SCRIPTS Asia社(本社:米国シアトル、CEO:エリック・アボット)と資本・業務提携を締結し、8月19日から日本及びアジアの上場企業による投資家向け説明会などのイベントの議事録の提供を開始します。企業側の発言をそのままお届けすることで、投資先の選定・判断に役立つと考えております。

SCRIPTS Asiaは2017年に設立されたスタートアップ企業で、アジア地域の上場企業の決算説明会やアナリスト・投資家向け説明会などの投資家向けイベントに出席し、会社側の発言はもちろん質疑応答まで正確に再現した議事録を作成。投資家向けイベントの同日、遅くとも翌朝までには、国内外の機関投資家や金融機関、証券会社、事業法人向けに届くよう、タイムリーに提供しています。議事録は、資料形式(PDF)、音声ファイル、API(デジタル・データ)で提供する他、日本語(現地語)の公表の24時間以内に、英訳した議事録の提供も行っています。

同社は、すでに300社を超える国内上場企業とパートナー契約(注)を締結しており、本年中に500社、2020年には1,000社を超える企業とパートナー契約を締結する見込みです。また、本年中に韓国、香港、シンガポール、インドネシア、台湾、マレーシアなどに対象地域を広げる計画です。

QUICKは4月にSCRIPTS Asia社に約10%を出資し第2順位の株主となりました。8月からSCRIPTS Asiaの投資家向けイベント議事録サービスを販売すると共に、日本語版の付加価値を高めたり、パートナー企業の拡充で協力するなど、提携関係を深めてまいります。

投資家の方々はQUICKのサービスを通じて、投資家向け説明会の議事内容などを質疑応答も含めてタイムリーに知り、日々の投資判断に活用できるほか、議事内容をテキスト分析し投融資の判断に用いたり、アナリストによる企業リサーチにも利用できます。出席できなかったイベントの記録も入手できるので、カバーできる企業数の拡大にもつながります。また、事業法人においては、自社および他社の議事内容を分析し、IR等に役立てることが可能になります。

(注):パートナー契約
SCRIPTS Asiaは、企業と無償のパートナー契約を結び、企業の承諾・協力の下、無償で現地語と英語のイベント議事録を作成しています。作成した議事録は一定期間経過後に企業は自社HPなどで利用できます。また、QUICKやSCRIPTS Asiaのサービスを通じて全世界の投資家に配信するなど、幅広い投資家へのIR活動のサポートとなるとともに、企業経営の透明性や公正性を高められます。

【SCRIPTS Asia社】
海外企業において、トランスクリプト(企業イベント内容の書き起こし記事)の開示は、15年以上コーポレート・ディスクロージャーの一環として取り組まれてきました。日本においても公平かつタイムリーなディスクロージャーを企業に促す近年の流れを受け、国内外の投資家からのトランスクリプトに対する需要は今後更に拡大することが予想されます。SCRIPTS Asiaは、海外企業のトランスクリプト開示の取り組みをアジア・パシフィックの企業に拡大し、グローバル投資家のニーズに応えるべく設立されました。

SCRIPTS Asia社 公式サイト
https://www.scriptsasia.com/

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