スタートアップ企業の成長を支援するワラント付融資を開始

株式会社東京スター銀行のプレスリリース

株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取伊東武)はこのたび、スタートアップ企業
支援の一環としてベンチャーデット※1 の形態のひとつであるワラント付融資※2 を開始しましたので
お知らせいたします。

スタートアップ企業による資金調達額は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響から2020 年は落ち込みが見られたものの、翌年にはV 字回復し、年々増加の一途をたどっています。

日本のスタートアップ企業の資金調達は主にベンチャーキャピタルやエンジェル投資家※3 によるエクイティ調達が中心となっており、国内ベンチャーデットの市場規模は米国に比べ、非常に小さいものになっています。

当行は中期経営計画のアクションプランのひとつとしてスタートアップ企業向けにワラント付融資を開始し、先日第1 号案件を実行しました。政府は昨年発表した「経済財政運営と改革の基本方針」の中で新しい資本主義に向けた重点投資分野のひとつとしてスタートアップ企業への投資を掲げており、本件は政府の本方針に沿うもので、今後の市場拡大も見据えたものです。

ご融資をしたスタートアップ企業にはビジネスマッチングやM&A アドバイザリーのご提案、オーナーさまには資産運用のご提案、従業員の皆さまには金融セミナーや資産形成サポートなど、各々に合った最適な金融サービスをご提供し、スタートアップ企業を全面的にサポートいたします。

当行は今後も、従来の形式にとらわれない貸出姿勢をもって、お客さまのビジネスや事業ステージに応じた総合的なサポートを推進してまいります。

※1 スタートアップ企業の資金調達手段のひとつ。ワラント付融資やワラント付社債等の形態で行われ、エクイティとデットの双方の性格を有す。貸し手は借り手企業の将来の株価上昇メリットの享受を期待でき、借り手は株式の希薄化を回避しながら資金を調達できるというメリットがある。

※2 ワラントとは、一定の価格で、あらかじめ定められた期間内に企業の株式を購入できる権利のこと。融資の貸し手である金融機関に借り手となる企業が発行するワラントが付与される融資のことをワラント付融資という。

※3 起業間もないシードステージの企業に資金を出資する投資家。

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