「Progmat(プログマ)」と「ALTERNA(オルタナ)」の連携による、“デジタル証券製販一体”の新たなビジネスモデルについて

三菱UFJ信託銀行株式会社のプレスリリース

三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長: 長島 巌、以下 三菱UFJ信託銀行)は、三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長: 上野 貴司、以下 MDM)と協働し、MDMが提供するデジタル証券で安定資産(*1)に投資できるサービス「ALTERNA(オルタナ)」によって実現する、デジタル証券の製造から販売までを一気通貫で行う新たなビジネスモデルの展開において、資産裏付型セキュリティトークン(以下 資産裏付型ST)の発行・管理基盤として「Progmat(プログマ)」の連携を開始いたしましたので、お知らせいたします。

MDMは、不動産・インフラなど実物資産を裏付けとしたデジタル証券ファンドの組成、運用、販売を一気通貫で展開する日本初のデジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指しており、AUM(Asset Under Management:運用資産総額)は約2,300億円超(本日時点)となっています。

 

三菱UFJ信託銀行は、各種デジタルアセットの発行・管理基盤「Progmat」の開発・提供(2023年9月以降に独立会社「株式会社Progmat(仮)」に移管予定)を行うほか、デジタル証券ファンドの信託受託者も担っており、「ALTERNA」を軸とするビジネスモデルで新たに販売対象とする今回の資産裏付型ST(*2)により、MDMが展開する資産裏付型ST計5件のうち、初回案件をはじめ4件目の協働となります。

 

三菱UFJ信託銀行は、MDMが構築した“製販一体”のビジネスモデルによって、オリジネーター(組成)やアセット・マネージャー(運用)と販売証券会社(販売)が異なる従来のビジネスモデルでは、実現できなかったような新たなアセットについてもデジタル証券化が可能になると見込んでおり、「Progmat」との連携を通じて、デジタル証券市場の更なる拡大を目指しています。

 

本取り組みにより、「Progmat」を活用した資産裏付型STの公募事例は11事例となり、三菱UFJ信託銀行が受託者を務める資産裏付型STを発行目的とした受益証券発行信託の運用資産残高(AUM)は約610億円(*3)となる見込みです。

 

今後も三菱UFJ信託銀行は、テクノロジーの積極的な活用を通じて、様々な企業とともに社会課題の解決に貢献してまいります。

                                                以 上

 

*1…安定資産とは、不動産やインフラなど、ALTERNAが提供を予定する金融商品の投資対象資産を指し、当資産の持続的な稼働により、中長期での安定的な投資成果の獲得を期待するものです。なお、ALTERNAが提供する金融商品は元本保証や将来の投資成果を保証するものではありません。

 *2…日本橋人形町に所在するレジデンスを裏付け資産とし、物件の規模は約31億円です。

 *3…資産裏付型STを発行する受益証券発行信託における信託設定時の信託元本、又は直近の有価証券報告書上の総資産額を基に、三菱UFJ信託銀行により算出しています。

◆「Progmat(プログマ)」について

Webサイトを公開しておりますので、以下URLからご覧ください。

https://www.tr.mufg.jp/progmat/

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