三井住友信託銀行とあおぞら銀行は、新興のベンチャーキャピタルファンドに投資するファンドオブファンズに出資しました

三井住友信託銀行株式会社のプレスリリース

三井住友信託銀行株式会社は、株式会社あおぞら銀行とともに、設立年数が比較的浅いベンチャーキャピタルファンド(以下「VCファンド」)を中心に投資するファンドオブファンズへの出資を通じ、優良なVCファンドを発掘・支援することで、国内のベンチャーコミュニティの発展に寄与することを目指します。

三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也、以下「当社」)と株式会社あおぞら銀行(代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO):谷川 啓)、以下「あおぞら銀行」)は、三井住友トラスト・インベストメント株式会社(代表取締役:吉田 憲正)とあおぞら企業投資株式会社(代表取締役社長:久保 彰史)が組成する、新興のVCファンドを投資対象とした「Japan Next Generation投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)に出資しましたのでお知らせします。

1.     重要性を増すスタートアップ企業への投資

VCファンドは、新しいビジネスモデル、新しい成長産業を生み出そうとするスタートアップ企業を投資対象としています。スタートアップ企業に投資し、成長を支援していくことは、日本経済の新陳代謝を促すことに繋がることから、今後益々、その重要性が増すと考えられます。実際、昨年11月には、政府から「スタートアップ育成5カ年計画」が発表されたほか、VCファンドへの資金流入は年々増加傾向にあり、当社のお客様からのお問い合わせも増えています。

2.     本件への取組意義

当社は、本ファンドへの出資を通じ、優良なVCファンドを発掘・支援することで、国内のベンチャーコミュニティの発展に寄与することを目指します。加えて、多数の国内外ファンドへの投資実績を有する機関投資家としての知見を生かし、ファンドのガバナンスやレポーティング体制、ならびにESG管理体制等の充実を促していくことで、機関投資家が国内スタートアップ企業へより投資しやすくなる環境づくりに貢献していきます。こうした活動を通して、スタートアップ企業に対して、好不況に左右されにくいリスクマネーの供給を図っていくとともに、ポテンシャルのあるVCファンドの育成にも繋げていきます。

三井住友信託銀行を中核子会社とする三井住友トラスト・グループは、「信託の力で、新たな価値を創造し、お客さまや社会の豊かな未来を花開かせる」を存在意義(パーパス)と定め、社会的価値創出と経済的価値創出の両立を引続き目指していきます。

本件のスキーム概要

本ファンドの概要

ファンド名称

Japan Next Generation投資事業有限責任組合

所在地

東京都港区芝三丁目33番1号

ファンド総額

30億円

無限責任組合員 

三井住友トラスト・インベストメント株式会社

あおぞら企業投資株式会社

有限責任組合員 

三井住友信託銀行株式会社

株式会社あおぞら銀行 ほか

投資対象

主に国内のシード・アーリーステージのスタートアップ企業に投資する新興の

VCファンド

■記事内容に関する照会先

三井住友信託銀行 オルタナティブ運用部

TEL: 03-5404-3359  

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