株式会社SBI新生銀行のプレスリリース
南阿蘇湯の谷地熱は、株式会社フォーカス、株式会社レノバおよびデナジーサーマル株式会社がスポンサーとなり、熊本県阿蘇郡南阿蘇村で出力2MWのフラッシュ型地熱発電所の建設を進めてきました。当行は、当該建設資金を資金使途として2021年6月に新生グリーンローンとしてプロジェクトファイナンスを組成しております。その後、地元金融機関である肥後銀行が参画し、両行で地域活性化と脱炭素社会の実現に寄与すべく、本プロジェクトを支援してまいりました。
今般のローンは、南阿蘇湯の谷地熱発電所が2023年3月3日に商業運転を開始したことに伴い、建設に合わせて段階的に実行してきたブリッジローンを統合し、長期に亘るタームローンに移行したものです。
当行グループは、中期経営計画「SBI新生銀行グループの中期ビジョン」の実現に向けて、「再生可能エネルギー領域への更なるコミット、地方創生案件含むサステナブルファイナンスの提供」、「SBIグループのネットワークとソリューションを活用した地域金融機関との連携強化」を法人ビジネスの主要な個別戦略として掲げております。当行グループは、引き続き、これまでに再生可能エネルギー分野で培ったノウハウやネットワークを活かし、地域および自治体、地域金融機関と協働して、地熱、小水力、バイオマスといった地域共生型電源への投融資を行い、地方創生を強力に推進してまいります。
【南阿蘇湯の谷地熱の概要】
名称: 株式会社南阿蘇湯の谷地熱
代表者: 代表取締役 山本 進
設立: 2013年5月13日
所在地: 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字長野字湯ノ谷2471番地1
出資総額: 1億円
株主: 株式会社フォーカス(60%)
株式会社レノバ(30%)
デナジーサーマル株式会社(10%)
【ローンの概要】
借入人: 株式会社南阿蘇湯の谷地熱
実行金額: 32.57億円
契約締結日: 2021年6月18日(タームローンへの移行日:2023年4月28日)
貸付人: 株式会社SBI新生銀行、株式会社肥後銀行
エージェント: 株式会社SBI新生銀行