2022年11月度 高額保険金お支払い事例「犬の急性膵炎に約60万円」:ペット保険「PS保険」調べ

ペットメディカルサポート株式会社のプレスリリース

ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が、2022年11月にお支払いしました高額保険金事例についてお知らせします。
また、その中から「犬の急性膵炎」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。

■2022年11月度 月間高額保険金お支払い事例
2022年11月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。

事例 種類 病気・ケガの種類 お支払い金額
1 僧帽弁閉鎖不全症 約60万円
2 急性膵炎 約60万円
3 肺気胸
膀胱癌など
約55万円
4 LGLリンパ腫
脾臓腫瘤
約45万円
5 尿路結石
免疫介在性溶結性貧血
約40万円

※お支払い金額は1回の請求ベースで掲載しています。

※個別の契約に関してはお答えいたしかねます。個人が特定できない範囲で情報を掲載しています。
※2022年11月1日~2022年11月30日に保険金支払手続きを行った事案について掲載しています。

一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

■平均的な保険金お支払い事例
保険金のお支払いは、上記のように高額なものに限りません。次に、平均的なお支払い事例としてペットの大腸炎の診療をご紹介します。
大腸炎の事例

事例 種類 病気・ケガの種類 お支払い金額
1 大腸炎 約20,000円

上記金額は、1,000円未満を切り捨てています。

■高額診療「犬の急性膵炎」を獣医師が解説

2022年11月度の高額保険金お支払い事例で取り上げた「犬の急性膵炎」の診療内容について、当サービス『獣医師ダイヤル』を担当されています「電話どうぶつ病院Anicli24」院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。

急性膵炎とは、どんな病気なのか
急性膵炎(すいえん)とは、膵臓の消化酵素が突然活性化して、膵臓に炎症が引き起こされる疾患です。激しい腹痛、嘔吐(おうと)などが生じます。

犬が急性膵炎を発症する原因ははっきりとはわかっていませんが、危険因子には高脂肪な食事や服用している薬、内分泌疾患などが知られています。
また、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリアなどが好発犬種(その病気にかかりやすい犬種)です。

事例の犬の急性膵炎の通院日数、入院日数、手術回数について

種別
傷病 急性膵炎
通院日数 0日
入院日数 31日
手術回数 0回

※上記の数値は、PS保険加入者さまから請求されたものであり、ペットメディカルサポートが補償する範囲を示すものではありません。また、平均や水準を示すものでもありません。

症状が軽く必要な量の食事を早く食べ始めることができるケースでは入院日数は短くなります。

犬の急性膵炎の診療内容
※下記の診療内容は、犬の急性膵炎の一般的な診療内容についての記述になり、PS保険にご請求いただいた事案の診療内容とは異なります。

・問診、視診、触診
飼い主さんに症状が始まった時期、薬の投与歴などの問診を行います。急性膵炎では腹痛を訴える場合が多く、フセの状態でお尻を持ち上げる「祈りのポーズ」がよく見られます。

・血液検査
採血をして、血中のCRP値(炎症や細胞・組織の破壊によって増加するたんぱく質の量)や膵特異的リパーゼ値(膵臓が分泌する消化酵素の量)を測定します。

・画像検査
超音波を使って、膵臓の状態を観察し病変部を確認します。

・病理検査
全身麻酔下での試験開腹や腹腔鏡(ふくくうきょう)の手術により、膵臓を直接肉眼で観察したり、生検(組織を一部採取して検査)をしたりします。術前検査として、血液検査や胸のレントゲン検査を行います。

治療法
入院管理により、すぐに輸液治療、痛みや嘔吐の管理などを主軸にした内科治療を行います。腹痛や嘔吐が止まったら、できるだけ早いタイミングで消化管から栄養をとり、食事は低脂肪食に切り替えます。

食欲が戻らず口から食べさせるのが困難な場合は、鼻や食道などにカテーテルを設置して栄養を与えるケースもあります。

予後
急性膵炎の死亡率は決して低くなく、早期に治療せずに重症化すると非常に危険です。また、膵炎の再発予防のために低脂肪食を長期間続ける必要があります。

まとめ
急性膵炎を重症化させないためには、早期の治療がとても重要です。嘔吐や下痢が連続して見られたり、腹痛を訴えたりする際は、すぐに動物病院を受診して適切な治療を受けてください。また、日々の食事が愛犬にとって適切な栄養バランスになっているか見直してみましょう。

【会社概要】
商号   : ペットメディカルサポート株式会社
代表者  : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地  : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金  : 3億3,275万円(2022年3月時点)
URL   : https://pshoken.co.jp/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。