副業として注目を集める【クラウドソーシング】継続するコツは?経験者の方に、やっていて良かった点、注意すべき点などを聞きました!男女500人アンケート調査結果

株式会社ベクトルのプレスリリース

人事のトータルソリューションを提供する株式会社ベクトルは、この度、10代~60代の男女500人を対象に「クラウドソーシングについてのアンケート調査」を実施いたしました。

「クラウドソーシング」が注目を集めています。

クラウドソーシングとは、企業がインターネットを通じて色々な業務を不特定多数に対しアウトソーシング(外に発注)する業務形態のことを言います。

気軽に副業や在宅ワークとして始められるため、「気になっている!」という方も多いのではないでしょうか。

フリーランスなどの専業の方はもちろん、副業として利用している方もいます。

副業を認める企業が増えてきている、また働く側も働く時間や場所にとらわれないなど、色々な働き方をしたい!という時代に合っているため、今後もクラウドソーシングを利用する人の数は増え続けていきそうです。

具体的にクラウドソーシングでどういった仕事をしているのか、満足度は?などをアンケートで聞いてみました。今後の働き方の参考にしてみてください。

男女500人を対象に調査!みんなが使っている人気のクラウドソーシングサイトとは?

●回答者の属性

今回、アンケートに回答してくれたのは、男女合わせて500人です。クラウド上でのアンケートのため、全ての方が「クラウドソーシングでお仕事を受注したことがある」という方々です。
 

500人中7割が女性で、年代は30代・40代の方々が中心です。ではさっそく、利用した経験があるクラウドソーシングサイトをチェックしてみましょう。

●みんなが使っている人気のクラウドソーシングサイトとは?
 

もっとも多くの人が利用しているのは、「クラウドワークス」。500人中492人が利用しているという結果で、圧倒的な支持率です。幅広い仕事内容に対応している点も、利用率が高い理由なのでしょう。

次点は「ランサーズ」です。初心者向けの機能も充実していて、初めてでも利用しやすい点が魅力です。

どちらも歴史ある老舗サービスで、安定したサービスを提供しています。案件を受注しない限り手数料が発生しない点も、利用者に支持されているポイントだと思われます。

●サイト利用のきっかけは「隙間時間の有効活用」が多数!

続いて、クラウドソーシングサイトを利用するきっかけについて聞いてみました。(特に当てはまるもの2つを選択する形式)

 

  • 隙間時間も有効活用し稼ぎたいため:225人
  • 本業だけの稼ぎでは足りない・生活費の補填のため:147人
  • 時間や場所に縛られずに仕事がしたいため:139人
  • 自分が自由に使えるお金が欲しいため:127人
  • 育児中・介護中・治療中などで「在宅ワーク」がしたいため:124人
  • 1人でストレスなく仕事をしたいため:119人
  • 特にスキルがなくてもできる仕事があるため:94人
  • 自分のスキルを活かせるため:27人

500人中225人が選んだのは「隙間時間も有効活用して稼ぎたい!」です。

仕事の受注から納品まで、すべてをネット上で完結できるクラウドソーシングなら、自分の好きな時間、少しだけ空いた時間に稼げます。アンケートの回答などの簡単な仕事であれば、ちょっとした隙間時間でも収入を得ることが可能です。

たとえ「1日15分」しか稼働できなくても、自分に合った仕事を見つけられるのがクラウドソーシングの特徴です。また「ちりも積もれば山となる」の諺どおり、着実に少しずつでも稼いでいける点が魅力なのでしょう。

2位以下は接戦。本業の収入では生活費が足りないという切羽詰まった理由や、外に仕事に出たいけど「在宅」でしか働けない事情がある、自由な働き方を求めているなど、様々な理由からクラウドソーシングで稼ぐことに挑戦する方が多いようです。

●「在宅で仕事できる」がクラウドソーシングで仕事を受注して良かった点ナンバーワン!

実際にクラウドソーシングに挑戦してみて、「良かった」と思える点を聞いてみました。
 

もっとも多くの人が選んだのは、在宅で仕事できるという理由です。家事、育児、介護で外に働きに出るのは難しいという方でも、「自宅で好きな時間」であれば仕事ができるという点は、大変魅力なのだと思います。

また、本業を持っている人も、帰ってから自宅で副業であれば「両立がしやすい」のでしょう。スキルや経験がなくても挑戦できる、「気軽さ」も魅力と言えそうです。

クラウドソーシングでの作業に慣れてきたら、仕事の難易度を上げて収入アップを目指すことも可能!あらゆる意味で、「自分に合った働き方が選択できる」という点も支持されている理由なのでしょう。

●みんなが受注経験ありの仕事内容は?第1位「アンケート・モニター」

では実際に、今回アンケートに回答してくれた方々は、どういった仕事内容に取り組んでいるのでしょうか?アンケート結果は以下の通りです。

「アンケート・モニター・感想など」の仕事経験がある方の割合は、なんと96%!ほとんどの方が「経験がある」と回答しています。

一般消費者の意見を集める目的で行われるアンケート・モニターであれば、特殊な技能や経験は必要ありません。

比較的誰でも、手軽に挑戦できる仕事内容で、かつほんの数分でできるものが多いので、ちょっとしたスキマ時間を活用して行える点も魅力なのではないでしょうか。

一方で、翻訳やWEBデザインにプログラミングなど、専門知識を活かして活躍する方も多数。イラストや音楽制作など、センスを活かして仕事をしている方もいます。
 

  • 前職のスキルを活かせる
  • 資格を取ったばかりでも挑戦できる
  • 自分の本職のために実績を積める

初心者で特に資格がない方も、がっつりと専門知識を持っていて資格を活かしたいという人もどちらも活躍できる場があるという点も、クラウドソーシングという働き方に惹かれる人がたくさんいる理由なのだと思います。

●クラウドソーシングで仕事をするなら…気をつけたいポイントは「無理をしない」こと!

手軽さで人気のクラウドソーシングですが、「仕事」である以上、注意するべきポイントもあります。こちらもアンケートで聞いてみました。
 

半数以上の人が「できる範囲でしか仕事を受けない、無理をしない」と回答しています。無理をして納期に間に合わなかったり、プライベートと仕事との境目が不鮮明という点からも、自己管理は必須と言えるでしょう。

2番目に多かったのは「評価を増やすため、簡単な作業で実績を積む」という意見です。仕事を依頼したい人と受けたい人が手軽に出会えるクラウドソーシングですが、だからこそ「信用」が鍵となります。

登録してすぐの段階で、難易度の高い高額案件を受注するのは難しいです。企業様も実績のない方よりは、実績がある方を探して依頼をしたいと思うはずです。

誰でもできる仕事から、コツコツと少しずつスキルを磨いていくのがコツのようです。

3番目は「スケジュール管理の徹底・納期厳守」。自由であれ自宅であれ、仕事を請け負う以上は、納期が守れない、報連相が徹底していないということはあってはならないことです。

納期が守れないと悪い評価を付けられてしまう可能性があり、そうなると今後の受注にも大きく影響が出てしまいます、

以上の意見をまとめると、「できるだけ簡単な作業から、無理をせず納期厳守で信頼を積み重ねていくこと」がクラウドソーシングで働くことにおいては大変重要であると言えます。

●クラウドソーシングのデメリットで一番は「仕事や収入面の不安定さ」!

自分の好きな場所、好きな時間に仕事ができるクラウドソーシング。自由度の高さは魅力ですが、デメリットもあります

クラウドソーシングをしている方が、実際に感じているデメリットについて聞いてみました。
 

今回アンケートに回答してくれた500人中、半数以上の272人が「仕事量や収入が不安定」である点を挙げました。

仕事がある時期は非常に忙しいものの、仕事がない時期は、今後の収入に不安を感じる方も多いようです。

また気になるのが、237人が選んだ「思ったよりも稼げない」という意見です。第4位の「資格やスキルがないと、あまり稼げない(167人)」からも分かる通り、誰でもできる仕事でしっかり稼ぐことは難しいようです。

クラウドソーシングで充分なお金を稼ぐためには、自分の強みを理解し、成長させる工夫が必須と言えるでしょう。

204人の方が選んだ「手数料がかかり、手元に残るお金が思ったよりも少ない」というデメリットについては、利用するサイト選びで最小限にできる可能性があります。

●クラウドソーシングで稼ぐお金は「~5,000円未満」、仕事年数は「~1年未満」が多数!

続いては、気になるみんなの収入事情です。クラウドソーシングで月にいくらぐらい稼いでいるのか、またお仕事年数について聞いてみました!
 

収入については1カ月あたり「~5,000円未満」という声が圧倒的多数。やはり、クラウドソーシングで大金を稼ぐのは難しいと言えそうです。

3万円以上稼げているのは、全体のわずか4%。とはいえ、専門知識や自分だけの強みがあれば、充分なお金を稼げる可能性もあるようです。

お仕事の継続年数については、「~1年未満」という意見がもっとも多い結果になりました。半数近くの方は、この1年の間に新しくスタートしています。

コロナウイルス感染症の流行により、働き方を見直す人、失業やシフトが減ったことのよる収入減で副業をしたい人など、様々な人のニーズに合ったクラウドソーシングに目を向けた人が増えてきているという結果ではないでしょうか。

5年以上の経験がある方の割合は、全体の7%です。クラウドソーシングでの仕事を自分の中で定着させるには、自分なりのコツを掴み、無理なく自分のペースで仕事ができるということが大事なのかもしれません。

●97%という圧倒的大多数の人が「クラウドソーシングを今後も継続したい」と回答!

クラウドソーシングを今後継続するかどうか、こちらもみんなの意見を聞いてみました。

 

97%と圧倒的多数が継続を希望しています。継続したい方、継続したくない方、それぞれの理由を自由回答で聞いてみました。

【継続したい理由】

外に働きに行きたいけど行けない、でも稼がないと…という方に指示されているようです。
 

  • 親の介護があり、外で長時間働きに行くのが難しく隙間時間で収入になるため
  • 小さな子どもがいるので、まだ働きに出られないが、食費の足しや、自分の自由に使えるお金が欲しいので継続したい

介護、子育て中といった「外に働きに行きたいけど行けない」という理由を持っている方にとっては、在宅で少ない時間でも収入に繋がる「クラウドソーシング」は大変使い勝手が良いサービスと感じているようです。納得できますよね。
 

  • 朝、起床後のような、すきま時間の活用にとても有効なので継続したいと思ってます
  • 少しでも自由に使えるお金を増やしたいので、継続していきたいてす
  • 在宅で好きな時間にできるのがよい、簡単作業でも承認されると達成感がある

隙間時間や好きな時間に少しでも収入アップに繋がるのであれば!という意見も多かったです。
 

  • 副業する事で、本業には無い考え方やものの見方もあり、その経験も身になり、スキルアップに繋がる為
  • これまで1つの仕事をずっとしてきましたが、今後のキャリアとしての可能性が広がると感じています
  • 面白い仕事や新しい発見があり、社会と繋がっている感覚がある。自分のペースでできるので継続したい

自分のキャリアアップのため、また、新しい仕事やクライアント様との出会いを大切にされつつお仕事されている方も!
 

  • いいご縁があって、雇用主さんと信頼関係を築くことができたので、高い評価もしてくださり、賃上げも先方のほうから言ってくださって嬉しいです

単価が安いというデメリットが多かったですが、お仕事の内容や雇用主様によっては、単価アップも交渉の余地がありそうです。

継続したい方は「働き方の自由度」や「収入を得る方法の多様化」「自身のスキルアップ」などの点を、クラウドソーシングのメリットとして挙げる方が多い印象でした。

継続したい方は「働き方の自由度」や「収入を得る方法の多様化」「自身のスキルアップ」などの点を、クラウドソーシングのメリットとして挙げる方が多い印象でした。

「クラウドソーシングを今後は継続したくない」と答えた少数派の本音を紹介!

一方で少数派ではありますが、継続したくない理由についてもアンケートを取りました。
 

  • あまりにも収入が少ないため暮らしていけないから
  • 継続案件に多数応募しているが、なかなか面談までいけず安定しないため、お仕事がいただける他の方法に切り替えようと思い、継続を迷っている
  • 簡単にできる事しかやってないので収入にもならないのでたまにやるくらいでぜんぜん仕事にならない。続ける必要を感じない
  • 家族の介護をしているため在宅の仕事しかできないので仕方なくやっているが、本当は外に働きに行きたいため継続したくないのが本心
  • あと半年くらいは続けるかもしれないが、外でフルで働いたほうが稼げるのでこのままずっとはやりたくない

やはり「収入面」について折り合いが合わないという意見が目立つ結果となりました。お小遣い程度の少額の報酬が貰えればOKではない場合、収入が不安定な中で働くよりも、外で働いたり他にもっと収入が良い場所に移ろうと思われているようです。

クラウドソーシングでのお仕事は「副業」という方がほとんど!

本業以外に副業を持つことも一般的になった今、みんなはクラウドソーシングを、本業なのかそれとも副業としてなのか、どのように活用しているのでしょうか。

圧倒的多数の人が「副業」と回答。

「本業で安定した収入を得つつ、副業で無理なくお小遣い稼ぎをする」という方法であれば、クラウドソーシングのデメリットは最小限にできます。

先程「継続したくない」という方の理由にあった「収入が少ない」という部分が、本業を持っていればそちらでカバーできるためです。

ちなみに、令和2年に厚生労働省が発表した「副業・兼業に係る実態把握の内容等について(https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/000660780.pdf)」によると、日本全国で副業している方の割合は9.7%という結果に。

また日本最大級のクラウドソーシング – クラウドワークスが発表したアンケート結果によると、登録ワーカーの55%が「本業や家事・育児の傍らで仕事をする副業形態」で仕事をしていますと回答しています。(https://crowdworks.jp/articles/5946/

副業への関心度が高まっている今、クラウドソーシングに挑戦する方も非常に増えてきています。これからも「副業」として、取り入れていく方はどんどん増えて行くのではと感じます。

おすすめの副業については、こちらの記事でも紹介しています!(https://www.vector-up.com/media/hukugyou/

クラウドソーシング先の選び方と注意点を知って副業スタート!

クラウドソーシングで仕事をしたい!と思ったら、まずはクラウドソーシング先を選ばなくてはいけません。以下のようなポイントに注目して、自分に合ったサービスを選択してみてください。
 

  • 受注できる案件が自分に合っていること
  • 案件数が多いこと
  • 初心者向けのサポートが充実していること
  • 手数料がわかりやすく納得できること
  • 相手の評価を確認してから受注すること
  • 詐欺など怪しい依頼ではないかをしっかり確認すること

登録無料で利用できるサービスがほとんどですから、気になるサービスに複数登録してみるのもおすすめです。

ただし、手軽に利用できる分、安易に考えていると怪しい案件を知らず知らずのうちに受注していまっていたなどの詐欺に遭ってしまう可能性もあります。

安全に安心して利用するためには、怪しいURLは絶対にクリックしない、相手の企業様や案件に対して利用者が付けている評価をしっかりと確認してから受注するなど、自分の身は自分で守るための行動は必須です。

また「自宅で気軽に挑戦できる」とはいえ、仕事は仕事。案件を受注した場合は、最後まで責任を持って対応することが大事です。

調査概要
調査日:2022年10月04日~2022年10月18日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査対象:クラウド上でお仕事をしたことがある方
調査人数:500人

■株式会社ベクトルについて
人事のトータルソリューション企業として、人事コンサルティング事業をはじめ、人材紹介事業、採用支援事業など、さまざまな事業を展開しています。

URL:https://www.vector-up.com

さまざまな悩みを解決に導く情報メディア「解決!ナビゲーター」(https://www.vector-up.com/media/ )を運営。看護師に向けて転職情報の紹介(https://www.vector-up.com/media/nurse-tenshoku/ )など、仕事に悩みがある人に向けて参考になる情報を掲載しています。

お金の悩みを解決できる有益情報お金を借りる方法(https://www.vector-up.com/media/okane-kariru/ )や数多くのクレジットカードの中から、自分に合った最良のクレジットカードが見つかるおすすめのクレジットカード情報(https://www.vector-up.com/media/creditcard/)、借金の返済に困っている方に、借金減額の仕組み(https://www.vector-up.com/media/debt-reliefsystem/)についても提供しています。

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