TKCのFinTechサービスの安全性と確実性を強化します

TKCのプレスリリース

株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸)が提供するFinTechサービス(「銀行信販データ受信機能」等)の共同開発元である、マネーツリー株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:ポール チャップマン)は、一般社団法人全国信用金庫協会とAPI連携に関する契約を締結し、2019年7月29日より全国信用金庫協会に加盟する257の信用金庫のうち、251の信用金庫とのAPI連携を順次開始します。
これにより、TKCのFinTechサービスにインターネットバンキングのIDやパスワードを登録することなく、より安全かつ確実に、入出金明細を財務会計システムおよび販売・購買管理システムに取り込むことが可能となります。

1.API連携について
API(アプリケーションプログラムインターフェイス)とは、外部サービス等とデータ連携を可能とするためのプログラムや接続仕様のことです。
TKCのFinTechサービス(「銀行信販データ受信機能」等)から、①マネーツリー社が提供する「MT LINK」を介して信用金庫のAPIに接続し、②信用金庫のAPIから預金データを取得して、財務会計システム(FXシリーズ)および販売・購買管理システム(SX2)に取り込みます。

2.今回のAPI連携によるメリット
これまでTKCのFinTechサービスでは、登録されたインターネットバンキングのユーザーIDとパスワードを用いて、契約者に代わってデータを取得する仕組み(スクレイピング)で入出金明細をシステムに取り込み、仕訳入力業務の効率化を実現していました。
今回、「MT LINK」を介してAPI連携に対応することで、ユーザーはインターネットバンキングのユーザーIDやパスワードをFinTechサービスに登録する必要がなくなります。また、インターネットバンキングのWebサイトのリニューアルの影響を受けることがなくなります。このため、より安全かつ確実に、財務会計システム等にデータを取り込むことが可能となります。
 

【ご参考】
※マネーツリー株式会社のニュースリリースは、下記のURLからご確認いただけます。
こちら→ https://moneytree.jp/presskit/MT_PR_190731_MoneytreeShinyoukinko

■「MT LINK」とは
「MT LINK」は、 マネーツリー株式会社が金融機関のサイト等から自動的に口座の取引明細情報などの金融データを取得し、提携企業に提供するアグリゲーション・プラットフォームサービスです。

 ■財務会計システム「FXシリーズ」
TKCの「FXシリーズ」は、中小企業の黒字化を支援する機能を備えています。また電子帳簿保存法の法的要件を満たしたソフトとして、日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)から、国内第1号となる認証を受けています。
https://www.tkc.jp/fx) 

■戦略販売・購買管理システム「SX2」
SX2は、見積書・納品書・請求書を簡単に作成できるだけでなく、売れ筋商品や高粗利商品など戦略策定のための多彩なデータを提供します。「FXシリーズ」と同様に、JIIMAより電子帳簿ソフト法的要件認証を取得しています。
https://www.tkc.jp/cc/system/sx2

■TKCのFinTechサービス(「銀行信販データ受信機能」等)
TKCのFinTechサービス(「銀行信販データ受信機能」等)は、銀行や信用金庫、クレジットカード会社などから受信した取引データを仕訳としてFX2等のシステムへ計上することができる機能です。
http://www.tkc.jp/fx/fintech
 
■株式会社TKCについて
株式会社TKCは、事業目的に「会計事務所の職域防衛と運命打開」と「地方公共団体の行政効率向上による住民福祉の増進」を掲げ、創業以来、一貫して2つの分野に特化した情報サービスを展開しています。
税法・会社法・民法・行政法など、法律と深く関わりながら社会的責務を全うする税理士、公認会計士および地方公務員の業務遂行を、情報テクノロジーを媒体にして支援し、広く日本の経済、地域社会の発展に寄与してまいります。

以上

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。