ちゅうぎんインパクトファンドによる株式会社パワーエックスに対する投資決定について

株式会社中国銀行のプレスリリース

ちゅうぎんキャピタルパートナーズ(岡山市北区丸の内一丁目15番20号ちゅうぎん本店ビル9階 代表取締役 小橋 栄紀)は、社会課題や環境問題の解決に貢献する企業やプロジェクトを投資対象とする「ちゅうぎんインパクトファンド」(以下、当ファンド)を設立いたしました。
このたび、当ファンドの第一号案件として株式会社パワーエックス(以下、パワーエックス)が発行する第三者割当増資を引受けましたことを、お知らせいたします。

パワーエックスは『永遠に、エネルギーに困らない地球。』をビジョンに、自然エネルギーの爆発的普及を実現するため、「溜める」「運ぶ」「使う」を統合的にデザインするエネルギー企業です。

定置用大型蓄電池や超急速EV充電器などの蓄電池製品の開発・製造・販売、および国内最速級EV充電ネットワーク「パワーエックス チャージステーション」事業を展開しています。また、世界初の電気運搬船「Power ARK」事業では、洋上風力の送電の可能性を広げ、地震などの災害にも強い、次世代の送電インフラ構築を目指しています。

 

現在、「住みたい、訪れたい、ものづくりに適している」という3条件を満たす地域として、岡山県玉野市に国内最大級の蓄電池工場「Power Base」を建設中であり、国産蓄電池の活用が一層の再生可能エネルギー普及を促すことにより、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献することが期待されます。

地域の脱炭素推進、持続可能な社会の実現による地域活性化は、ちゅうぎんフィナンシャルグループの目指す重要戦略の1つです。「Power Base」が立地する岡山県の地域金融グループの投資専門会社として、出資を通じた関係強化により、地元サプライチェーン構想の実現や、地域エネルギー会社(2023年4月設立予定)との連携、地域への安定的な再生可能エネルギー供給のご支援を通じて、瀬戸内経済圏の脱炭素推進、地域社会の生活スタイル変化に一緒に取り組んでまいります。

1.投資案件の概要

投資先名(本社所在地) 株式会社パワーエックス(東京都港区)
代表者 伊藤 正裕
設立日 2021年3月22日
事業内容 ⼤型蓄電池の製造・販売
EVチャージステーションのサービス展開
電気運搬船の開発・製造
当社HP https://power-x.jp/ja/

■株式会社パワーエックス 取締役 代表執行役社長CEO 伊藤氏からのコメント
「この度は、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ様よりご出資をいただくことになり、大変感謝しております。弊社が岡山県玉野市に建設中の蓄電池工場『Power Base』は、今年中にテスト生産開始、来年以降に製品を出荷する予定です。私たちがこの拠点からお届けする蓄電池は、自然エネルギーの爆発的普及に不可欠です。今後も地元パートナーの皆さまと協力して、岡山からエネルギーの未来をつくるだけでなく、地域活性化にも貢献いたします。」

〈PowerX 蓄電池工場「Power Base」〉

〈PowerX 定置用蓄電池「Mega Power」〉

〈PowerX EV 超急速充電器「Hypercharger」〉

2.「ちゅうぎんインパクトファンド」の概要

名称 ちゅうぎんインパクトファンド投資事業有限責任組合
運営会社 ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
ファンド総額 40億円
出資者 中国銀行、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
投資対象 環境・エネルギー・不動産・大型設備投資等を行う企業やプロジェクト
地域エネルギー会社(SPC含む)等
社会インフラ、脱炭素、エネルギー関連等に該当する未上場企業
存続期間 約25年(2047年12月31日まで)

以上

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