ライフカード株式会社のプレスリリース
※アートシンボル、社名ロゴ、クレジットカードデザインは順次変更してまいります。しばらくの間、新・旧のデザインが混在しますので、予めご了承ください。
近年、デジタルコンテンツやキャッシュレスサービスが多様化し、ユーザーの価値観・ニーズが急速に変化する中、若年層において「自分に合ったファーストカード」を選ぶことは困難になってきています。
ライフカードは今回のVI刷新を皮切りに、「機能的価値から情緒的価値へ」というテーマのもと、エシカル消費(※注)を支えるためのお客様一人ひとりに向き合ったさまざまな金融サービスの開発に取り組むことで顧客ロイヤルティを高め、情緒的価値への共感をもって「ファーストカード」に選ばれることを目指します。
(※注)エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。
消費者庁HPより
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/about/
<アートディレクション>
新VIのデザインは、アートディレクターとしてGRAPHの北川一成氏を迎えました。
北川氏コメント:
ライフカードのブランディングにおける目的は、 若年層に選ばれるブランドとなるため、企業が押し付ける説明的なイメージではなく、ファッションブランドやライフスタイルブランドのような自由でクリエイティブなイメージの象徴であり続けることと考えました。
そこで、ライフカードが考える「機能的価値から情緒的価値へ」と言うテーマに対し、デザインコンセプトとして「美(Art)は細部に宿る」と設定しました。
美しいものは、細部のこだわりの集合体によって総合的に、また恒久的に美しく見えます。
基礎となるデザインにおいて緻密な設計を行っているからこそ、「Be Unique!」というコンセプトのもとで展開されるライフカードのさまざまな取り組みに奥行きや説得力が生まれ、自由でクリエイティブなイメージがより広がっていって欲しいと願っています。
1.アートシンボル(図形)
角丸正方形の中にブランドの頭文字「L」を配置したデザインです。Lはニュートラルなゴシック体ながら、「問題なくLと読めるが、どこか引っ掛かりのある記憶に残るバランス」を計算して配置しています。このことによって平面でありつつ現代アートの彫刻のような抽象性を持たせています。最低限のオブジェクトで構成され、 余白とのバランスで世界観を表す表現手法は、世界中で称賛される禅の思想にも通じます。
2.社名ロゴ(文字)
L、F、Eの横線の高さを調整し、右上がりにステップアップしていくイメージを作りました。世界的ブランドにおけるトレンドでもあるニュートラルなゴシック体を使っているため「ライフカード」とすんなり読める流暢性を保ちながら、スペーシングの工夫により記憶に残る仕掛けを施しています。
3.クレジットカードデザイン
カードを無地のキャンバスに例え、これから何にでも染まれる・自由な発想や行動へと繋がるようにデザインもなるべくノイズにならないよう色を設計しました。
このカードに今後、さまざまなコラボレーションが生まれることを期待しています。
4.VI展開_各アプリケーションデザイン
北川一成プロフィール
GRAPH代表取締役/デザイナー/アーティスト。
1965年兵庫県加⻄市⽣まれ。’87年筑波⼤学卒業。’89年GRAPH(旧:北川紙器印刷株式会社)⼊社。⼈の⼼に響くコミュニケーションデザインの創造を⽬指し、デザイン・ブランディング・知財管理・キャラクター開発・ものづくり等を⼀貫して⾏う。経営者とデザイナー双⽅の視点に⽴った“経営資源としてのデザインの在り⽅”の提案により、地域の中⼩企業から海外の著名⾼級ブランドまで多くのクライアントから⽀持を得る。
<会社概要>
会社名 :ライフカード株式会社
代表者 :代表取締役社長 北之坊敏泰
設立 :2010年7月29日(創業:1952年10月27日)
所在地 :〒225-0014 神奈川県横浜市青葉区荏田西1-3-20
URL :https://www.lifecard.co.jp/