12月は交通事故が年間最多『車種別のドライバーの運転意識に関する実態調査』を実施 <安全意識ランキング>第2位「ワンボックス」、第3位「ハッチバック」を抑え、第1位になったのは?

チューリッヒ保険会社のプレスリリース

チューリッヒ保険会社(東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦正親)は、『車種別のドライバーの運転意識に関する実態調査』を実施しましたので、お知らせします。交通事故は近年減少傾向にあり、ドライバーの交通安全への意識は高まっているものの、12月の交通事故件数は少ない月に比べ約1.25倍まで増加します。そこで、「ワゴン」「ワンボックス/ミニバン」「ハッチバック」「クーペ」「セダン」「SUV」「軽自動車」を所有し、頻繁に運転している方に対して運転意識に関する実態を調査しました。

■調査サマリー

■調査概要
調査概要:車種別のドライバーの運転意識に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社IDEATECH
調査期間:2022年10月27日〜同年10月28日
有効回答:「ワゴン」(215人)「ワンボックス/ミニバン」(216人)「ハッチバック」(215人)「クーペ」(203人)「セダン」(214人)「SUV」(220人)「軽自動車」(215人)を所有し、頻繁に運転している方合計1498人
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1情報の出典元として「チューリッヒ保険会社」と明記してください。
2ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/survey221201/

■「ワゴン」「SUV」ドライバーの約6割が、「12月は車に乗る機会が多くなる」と実感
 「Q1.12月は、普段の月より車に乗る機会が多くなると感じますか。」と質問したところ、ワゴン(n=215)は「非常にそう感じる」が33.0%、「ややそう感じる」が29.3%、ワンボックス/ミニバン(n=216)は「非常にそう感じる」が15.7%、「ややそう感じる」が37.0%、ハッチバック(n=215)は「非常にそう感じる」が8.4%、「ややそう感じる」が37.7%、クーペ(n=203)は「非常にそう感じる」が20.7%、「ややそう感じる」が28.1%、セダン(n=214)は「非常にそう感じる」が21.0%、「ややそう感じる」が34.1%、SUV(n=220)は「非常にそう感じる」が17.7%、「ややそう感じる」が38.6%、軽自動車(n=215)は「非常にそう感じる」が9.3%、「ややそう感じる」が31.6%という回答となりました。

■12月は車に乗る機会が多くなる理由、「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が最多
 Q1で「非常に感じる」「ややそう感じる」と回答した方に、「Q2.12月が、普段の月よりも車に乗る機会が多くなる理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ワゴン(n=134)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が63.4%、「帰省シーズンのため」が57.5%、ワンボックス/ミニバン(n=114)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が60.5%、「仕事が繁忙期になるため」が48.2%、ハッチバック(n=99)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が72.7%、「仕事が繁忙期になるため」が59.6%、クーペ(n=99)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が54.5%、「仕事が繁忙期になるため」が51.5%、セダン(n=118)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が80.5%、「仕事が繁忙期になるため」が55.9%、SUV(n=124)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が71.8%、「仕事が繁忙期になるため」が62.1%、軽自動車(n=88)は「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行うため」が71.6%、「仕事が繁忙期になるため」が40.9%という回答となりました。

■62.4%の「ワゴン」ドライバーが「12月は急いで運転することが多い」と実感、「軽自動車」比24.1ポイント高
 「Q3.12月は、普段よりも急いで運転することが多いと感じますか。」と質問したところ、ワゴン(n=215)は「非常にそう感じる」が31.2%、「ややそう感じる」が31.2%、ワンボックス/ミニバン(n=216)は「非常にそう感じる」が11.1%、「ややそう感じる」が33.8%、ハッチバック(n=215)は、「非常にそう感じる」が5.6%、「ややそう感じる」が32.6%、クーペ(n=203)は「非常にそう感じる」が21.2%、「ややそう感じる」が31.0%、セダン(n=214)は「非常にそう感じる」が17.8%、「ややそう感じる」が35.0%SUV(n=220)は「非常にそう感じる」が12.7%、「ややそう感じる」が35.0%、軽自動車(n=215)は「非常にそう感じる」が5.1%、「ややそう感じる」が33.0%という回答となりました。

■自動車保険(任意保険)加入率、全車種に共通して9割以上のドライバーが加入済み
 「Q4.あなたは、自動車保険(任意保険)に加入していますか。」と質問したところ、ワゴン(n=215)は「加入している」が98.6%、「加入していない」が1.4%、ワンボックス/ミニバン(n=216)は「加入している」が98.6%、「加入していない」が1.4%、ハッチバック(n=215)は「加入している」が99.1%、「加入していない」が0.9%、クーペ(n=203)は「加入している」が99.0%、「加入していない」が1.0%、セダン(n=214)は「加入している」が98.6%、「加入していない」が1.4%、SUV(n=220)は「加入している」が98.6%、「加入していない」が1.4%、軽自動車(n=215)は「加入している」が94.9%、「加入していない」が5.1%という回答となりました。

■交通事故を防ぐため、普段の運転に意識して取り組むドライバーは「ワゴン」が79.5%で最多
 「Q5.あなたは、交通事故を防ぐために、普段の運転で特に意識して取り組んでいることはありますか。」と質問したところ、ワゴン(n=215)は「ある」が79.5%、「ない」が20.5%、ワンボックス/ミニバン(n=216)は「ある」が74.5%、「ない」が25.5%、ハッチバック(n=215)は「ある」が67.0%、「ない」が33.0%、クーペ(n=203)は「ある」が73.4%、「ない」が26.6%、セダン(n=214)は「ある」が77.1%、「ない」が22.9%、SUV(n=220)は「ある」が73.6%、「ない」が26.4%、軽自動車(n=215)は「ある」が62.3%、「ない」が37.7%という回答となりました。

■普段の運転において「急発進・急ブレーキをしない」や「十分な車間距離の確保」を意識する声多数
 Q5で「ある」と回答した方に、「Q6.交通事故を防ぐために、普段の運転で特に意識して取り組んでいることを具体的に教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ワゴン(n=171)は「急発進・急ブレーキをしない」が66.1%、「十分な車間距離を確保している」が63.7%、ワンボックス/ミニバン(n=161)は「急発進・急ブレーキをしない」が69.6%、「不必要な加速・減速をしない」が59.0%、ハッチバック(n=144)は「急発進・急ブレーキをしない」が70.8%、「十分な車間距離を確保している」が70.8%、クーペ(n=149)は「十分な車間距離を確保している」が61.1%、「不必要な加速・減速をしない」が56.4%、セダン(n=165)は「十分な車間距離を確保している」が70.3%、「不必要な加速・減速をしない」が67.3%、SUV(n=162)は、「十分な車間距離を確保している」が76.5%、「急発進・急ブレーキをしない」が68.5%、軽自動車(n=134)は「十分な車間距離を確保している」が74.6%、「急発進・急ブレーキをしない」が70.9%という回答となりました。

■他にも教習所で習うように「かもしれない運転」や日暮れ前からの「早めのライトの点灯」を意識
 Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、交通事故を防ぐために普段の運転で特に意識して取り組んでいることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、ワゴン(n=171)からは「周りの車に注意する」や「わき見運転しない」、ワンボックス/ミニバン(n=160)からは「時間に余裕を持つ」や「かもしれない運転を心がけている」、ハッチバック(n=142)からは「左右の確認、巻き込み確認は意識して行う」や「不自然な動きをする車には近づかない」、クーペ(n=149)からは「道路標識を常に把握している」や「かもしれない運転を心がけている」、セダン(n=164)からは「流れに沿った運転をする」や「ナビなどに気を取られないよう心がけている」、SUV(n=162)からは「免許更新時の安全講習を思い出すようにしている」や「日々の整備を欠かさない」、軽自動車(n=134)からは「右折や左折、見通しが悪い道はよく確認してからハンドルをきる」や「早めのヘッドライト点灯」などの回答を得ることができました。

<ワゴン:自由回答・一部抜粋(n=171)>
・60歳:周りの車に注意する。
・58歳:わき見運転しない。
・54歳:交差点の手前では、一旦停止を心がけるようにしています。
・39歳:時間に余裕を持って行動する。

<ワンボックス/ミニバン:自由回答・一部抜粋(n=160)>
・50歳:時間に余裕を持つ。
・47歳:かもしれない運転を心がけている。
・47歳:脇見運転をしない。
・47歳:歩行者と、自転車に細心の注意を払う。

<ハッチバック:自由回答・一部抜粋(n=142)>
・58歳:左右の確認、巻き込み確認は意識して行う。
・52歳:不自然な動きをする車には近づかない。
・47歳:スケジュールに余裕を持たせて運転を行う。
・55歳:夜間などは特に歩行者に気を付ける。

<クーペ:自由回答・一部抜粋(n=149)>
・56歳:道路標識を常に把握している。
・57歳:かもしれない運転を心がけている。
・55歳:早めにライト点灯を心掛けている。
・59歳:車のメンテナンス。

<セダン:自由回答・一部抜粋(n=164)>
・51歳:流れに沿った運転をする。
・48歳:ナビなどに気を取られないよう心がけている。
・31歳:時間に余裕をもつ。ルートを決めて、飛び出しなど危険な所を把握する。
・56歳:常に周囲の状況に気を配り、危険性の予測をしながら運転している。

<SUV:自由回答・一部抜粋(n=162)>
・49歳:免許更新時の安全講習を思い出すようにしている。
・30歳:日々の整備を欠かさない。
・58歳:自分が高齢にさしかかっていて、判断能力や反射神経が衰えつつあると言う自覚を持つ。
・58歳:道路周辺の状況の把握、見通しの悪い場所での減速等。
・58歳:早めのライトの点灯。

<軽自動車:自由回答・一部抜粋(n=134)>
・35歳:右折や左折、見通しが悪い道はよく確認してからハンドルをきる。
・60歳:早めのヘッドライト点灯。
・53歳:周りの流れに乗る。
・49歳:よそ見運転をしない。

■車を購入した際の重視ポイント、「燃費」に意見が集まるもクーペは「デザイン」を重視
 「Q8.現在所有している車を購入した際に、重視したポイントを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ワゴン(n=215)は「デザイン」が53.0%、「燃費」が49.8%、ワンボックス/ミニバン(n=216)は「乗り心地」が51.9%、「燃費」が49.5%、ハッチバック(n=215)は「燃費」が59.1%、「使い勝手」が44.2%、クーペ(n=203)は「デザイン」が63.1%、「乗り心地」が33.5%、セダン(n=214)は「燃費」が57.9%、「デザイン」が48.6%、「乗り心地」が48.6%、SUV(n=220)は「デザイン」が65.9%、「燃費」が49.1%、軽自動車(n=215)は「燃費」が49.3%、「使い勝手」が43.7%という回答となりました。

■車の購入時に安全性能を重視した理由、「自分や家族、子どもの命を守るため」が最多
 Q8で「安全性能」と回答した方に、「Q9.車を購入した際に、安全性能を重視した理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ワゴン(n=88)は「自分の命を守るため」が76.1%、「家族や子どもの命を守るため」が71.6%、ワンボックス/ミニバン(n=63)は「家族や子どもの命を守るため」が79.4%、「自分の命を守るため」が71.4%、ハッチバック(n=76)は「自分の命を守るため」が72.4%、「事故を未然に防ぐ予防安全が重要のため」が67.1%、クーペ(n=65)は「自分の命を守るため」が73.8%、「歩行者など自分や家族以外の第3者を守るため」が73.8%、セダン(n=91)は「自分の命を守るため」が87.9%、「家族や子どもの命を守るため」が71.4%、SUV(n=103)は「家族や子どもの命を守るため」が84.5%、「自分の命を守るため」が77.7%、軽自動車(n=40)は「自分の命を守るため」が82.5%、「事故を未然に防ぐ予防安全が重要のため」が70.0%という回答となりました。

■車の購入時にCO2排出量を重視した理由、「地球に優しくないため」や「大気汚染に繋がるため」の声多数
 Q8で「CO2排出量」と回答した方に、「Q10.車を購入した際に、CO2排出量を重視した理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、ワゴン(n=54)は「地球に優しくないため」が77.8%、「健康に悪い影響があるため」が70.4%、ワンボックス/ミニバン(n=23)は「大気汚染に繋がるため」が60.9%、「地球に優しくないため」が52.2%、ハッチバック(n=13)は「地球に優しくないため」が76.9%、「大気汚染に繋がるため」が61.5%、クーペ(n=29)は「地球に優しくないため」が79.3%、「生活への影響が心配なため」が72.4%、セダン(n=29)は「大気汚染に繋がるため」が89.7%、「地球に優しくないため」が75.9%、SUV(n=33)は「大気汚染に繋がるため」が78.8%、「地球に優しくないため」が75.8%、軽自動車(n=10)は「地球に優しくないため」が100.0%、「大気汚染に繋がるため」が90.0%という回答となりました。

■まとめ
 毎年12月は年間で最も交通事故が多い月となるといわれており、その背景として、帰省などの交通量増加や薄暮時間帯が長くなること、また雪などでのスリップも起きやすいことが挙げられます。今回の調査からも、「正月に向けて食料や日用品の買い込みを行う」といった理由から、他の月よりも車に乗る機会も増える傾向にあることがわかりました。また、「ワゴン」を運転するドライバーの安全意識が高い傾向にあり、万が一事故が起こった際の被害を最小限に抑えるために大型な車を選ぶ人もいるようです。

 また、自動車購入時に安全機能を重視している方も多く、交通安全意識の高まりが垣間見える結果となりました。年末年始、里帰りやレジャーなど移動が多くなる時期になりますが、自分自身や大切な家族を守るためにも安全運転を心がけましょう。

【チューリッヒ・インシュアランス・グループについて】
チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、「チューリッヒ」)は、210以上の国や地域で5,500万以上の個人および法人のお客さまに対し、幅広い商品・サービスを提供する世界有数の保険グループです。チューリッヒは、150年前の設立以来、保険業界に変革をもたらし続けています。近年は、従来の保険サービスの提供に加え、人々の健康促進や気候変動による影響への対応力を高めるといった予防を目的としたサービスの提供も行っています。

チューリッヒは、「明るい未来を共に創造する」というパーパスを掲げ、世界で最も社会的責任と影響力のある企業の一つとなることを目指しています。チューリッヒは2050 年までに温室効果ガスのネットゼロの実現を目指しており、MSCI ESG格付けにおいて最高位の評価を受けています。また 2020 年には、ブラジルの森林再生と生物多様性の回復を支援する「チューリッヒ・フォレスト・プロジェクト」を立ちあげました。

チューリッヒ・インシュアランス・グループはスイスのチューリッヒ市に本拠を置き、約56,000人の従業員を有しています。チューリッヒ・インシュアランス・グループ・リミテッド(銘柄コード:ZURN)はスイス証券取引所に上場しており、米国預託証券プログラム(銘柄コード:ZURVY)のレベルIに分類され、OTCQXにて店頭取引されています。当グループに関する詳しい情報はwww.zurich.com/をご覧ください。

【会社概要】
社名:チューリッヒ保険会社
代表者:日本における代表者および最高経営責任者 西浦 正親
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