「すき」を究める拠点へ 海のまち学園祭 in 須崎キャンパス——高知アニメクリエイター祭・プロジェクトゼロ 2024年1月に本祭

高知信用金庫のプレスリリース

高知信用金庫(理事長・山﨑久留美)が、高知県、高知市、須崎市、南国市と連携して取り組む「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」は、11月12-13日の2日間、アニメクリエイターの世界を体感できるイベント「高知アニメクリエイター祭・プロジェクトゼロ」を開催いたしました。

多くの皆さまのご協力のもと、盛況裏に終えることができました。ご参加いただいたアニメ魂を持った皆さま、誠にありがとうございました。2024年には高知アニメクリエイター祭の本祭を開催予定です。アニメクリエイターの集う拠点創りに向けて、引き続きプロジェクトを進めて参ります。

須崎市の会場は、旧須崎高校の校舎や体育館を舞台にした「海のまち学園祭 in 須崎キャンパス」。アニメーション制作やCG制作、最新のVRが体験できるワークショップや地元の高校生らによる展示などが各教室で行われたほか、体育館では日本を代表するヒューマンビートボクサーSO-SOをはじめとするさまざまなアーティストによるライブやパフォーマンスが披露されました。市内外の飲食店や雑貨店などによる出店もあり、たくさんの方にご来場をいただきました。

【イベント概要】
イベント名 高知アニメクリエイター祭・プロジェクトゼロ 海のまち学園祭in須崎キャンパス
日時 2022年11月12-13日 10:00~16:00
場所 旧高知県立須崎高校
主催 高知アニメクリエイター聖地プロジェクト実行委員会
提供 高知信用金庫・公益財団法人地域みらい財団

アニメーション制作を体験
旧須崎高校の各教室では、アニメーション制作のプロフェッショナルたちによるさまざまなワークショップを開催いたしました。

スタジオエイトカラーズと液晶タブレットメーカー「ワコム」の講座では、イラストやアニメーションにデジタル機材で色を塗ります。参加者たちはプロの描いた背景に、思い思いの色やキャラクターを描きました

 

背景美術のプロによる「雲」を描く講座も

吉本アートファクトリーと「あにめのいろは」の教室では、紙粘土でいろんな「カミさま」をつくり、ストップモーションでアニメーション化する体験をしました

デジタルの「粘土」でしんじょうくんをつくる講座も

音のプロによる本格的な声優体験もできました

さまざまな展示も

ワークショップに加え、さまざまな展示も盛りだくさんの学園祭となりました。

須崎市出身のアーティスト、マーシー(marchy)が初となる個展を開催。須崎をテーマとした短編アニメーション作品を展示しました。SO-SOのライブパフォーマンスではコラボレーションも

日本全国の燈台を擬人化したマンガ/ボイス/ライブのフォーマットで描く海洋歴史エンターテインメント「燈の守り人」の展示

「VR忍者道場」では、剣術・手裏剣などを習う「忍術訓練」や、VRの世界で迫りくる敵を倒す「戦闘訓練」で、本格的な忍者修行を体験できました

音楽祭では圧巻のパフォーマンス
体育館では「音楽祭」。須崎市民や須崎総合高校の生徒らが演奏や合唱を披露したほか、高知のバレエ団やアーティスト、日本を代表するコスプレイヤーたちのパフォーマンス、ヒューマンビートボックスバトル、日本を代表するヒューマンビートボクサーSO-SOによるスペシャルライブが催されました。

高知のRSバレエスタジオの皆さんも会場を盛り上げてくれました

須崎総合高校の皆さんは素敵な歌声や演奏を披露してくれました

須崎出身アコースティック兄弟デュオ「NEW CINEMA WEEKEND 81」

日本を代表するコスプレイヤーたちによるパフォーマンスも

透き通る歌声を持つ13歳のシンガーソングライターHinoはアニソンのカバーを披露

​白熱のビートボックスバトルでは油揚げ(左)が優勝を果たしました

​大トリはSO-SO。圧巻のパフォーマンスで、体育館は熱気に包まれました

2024年1月に本祭開催!
2024年1月には「高知アニメクリエイター祭」の本祭を開催予定です。イベント詳細は順次公開して参りますので、ぜひご注目ください。

【高知アニメクリエイター聖地プロジェクト】
高知アニメクリエイター聖地プロジェクトは、産業デジタル化、クリエイター育成、働き方改革など、『アニメの未来課題』と『高知のミライ課題』を、クリエイティブとデジタルの力で解決する試みです。官民が連携して、アニメクリエイターの育成・発掘・交流を行い、高知ゆかりのアニメクリエイター人口が増えることによって、「企業誘致」「雇用創出」「観光創出」の実現を目指しています。

【土佐ノ國アニメーション構想】
高知アニメクリエイター聖地プロジェクトの中核となるのが、土佐ノ國アニメーション構想です。高知県でアニメ産業を生み出すためには、まず、高知でワンストップに、長編アニメーションが制作できるプラットフォームを創り出す必要があります。
アニメ制作が逼迫している日本のアニメ産業界において、高知で、長編アニメーションが制作できる体制が整えば、必然的に、国内外から高知に“アニメのシゴト”が集まるようになります。高知にアニメのシゴトを創り出すため、「土佐ノ國アニメーション」と銘打ち、高知発オリジナルブランドの長編アニメーションの制作に挑戦します。
長編アニメーションが制作できる体制を整備し、そのプロセスそのものが、PRとなり、コンテンツとなり、アニメ産業界に認知されることで、高知にアニメのシゴトが集積されることを目指します。