株式会社北陸銀行のプレスリリース
ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行(頭取 中澤 宏)と北海道銀行(頭取 兼間 祐二)は、横浜銀行(頭取 片岡 達也)、東日本銀行(頭取 大石 慶之)、七十七銀行(頭取 小林 英文)、およびエヌ・ティ・ティ・データ(代表取締役社長 本間 洋)との間で2011年5月から利用している共同利用システム(以下「MEJAR」(注1))に、広島銀行(頭取 清宗 一男)があらたに参加し、6行によるシステム共同利用に向けた詳細検討をおこなうことに合意しましたので、お知らせします。
今回、上記の取り組みなどに賛同した広島銀行がMEJARに参加し、広島銀行を含めた6行とエヌ・ティ・ティ・データにてMEJARへのクラウド適用など第4期の検討を進めること、およびMEJAR以外のシステムの共同化についても検討を進めることを合意しました。また、システム以外の分野での連携実現も検討していきます。
北陸銀行と北海道銀行は、6行によるシステム共同利用により、強靭な経営基盤を構築するとともに、お客さまの利便性のさらなる向上を促進していきます。
- システム共同利用を検討する範囲
預金・為替・融資等の業務処理機能を担う銀行基幹系システムであるMEJARのほか、データの蓄積・分析を担うシステム、インターネットバンキング、営業融資業務の支援システムなど、現状5行で共同利用しているシステムについて、6行での共同利用を検討していきます。
- MEJARの共同利用の時期
広島銀行は2030年度の共同利用を前提に検討していきます。
- その他連携について
MEJAR以外のシステム、およびシステム以外の分野についても、引き続き共同化・連携に努めてまいります。
(注1)Most Efficient Joint Advanced Regional banking-system(最も効率的な先進的地方銀行共同システム)の略。
(注2)共同利用する基幹系システムへのオープン基盤の採用は、銀行業界で初めての取り組み。また、本取り組みは、金融庁が金融機関のシステムに関する先進的な取り組みを支援するために設置した『金融機関システム・フロントランナー・サポートデスク』の支援案件にも認定されております。
【(参考1)MEJAR参加行について】
【(参考2)MEJARの変遷・共同化状況について】