「Diversity for Growth」のさらなる取組み ~LGBT取組評価「PRIDE指標」における評価「ゴールド」の受賞とLGBTの社員が働きやすい環境構築に向けた取組み~

損害保険ジャパン株式会社のプレスリリース

損害保険ジャパン株式会社(取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)は、このたび、性的マイノリティ(以下、「LGBT」)に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体work with Pride(以下、「wwP」)より、企業のLGBTに関する取組みにおいて、「ゴールド」を4年連続で受賞しましたのでお知らせします。

1.「PRIDE指標」で「ゴールド」評価を年連続受賞
 2016年にwwPが策定した、LGBTに関する取組みの評価指標「PRIDE指標」において、「ゴールド」を4年連続で受賞しました。この評価は、
 1.Policy(行動宣言)
 2.Representation (当事者コミュニティ)
 3.Inspiration (啓発活動)
 4. Development(人事制度・プログラム)
 5.Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)
の5つの評価指標で採点するものです。
損保ジャパンは、5項目すべてを満たし「ゴールド」を受賞しました。

2.LGBTの社員が働きやすく働きがいのある環境・風土構築に向けた取組み
 損保ジャパンでは、社員間ネットワークの構築を主な目的とした従業員リソースグループ(ERG)サークル「LGBT-ALLYコミュニティ」を設立し、情報共有や意見交換、社内交流会の開催、社外イベントへの参加をするなど、メンバーと一丸となって、LGBTの方を含めた誰もが働きやすく働きがいのある環境・風土構築を目指しています。また、本社ビル・研修施設に「ジェンダーフリートイレ」、本社診療所に「誰でも更衣室」を設置するなどの環境整備や全社員を対象とした勉強会の開催、eラーニングの実施、全職場への教材・ワークブックの提供などの社員教育を行うなど継続的に取組みを進めてきました。
 また、2020年度より「LGBT Finance」に加盟し、日本最大級のLGBTの祭典「東京レインボープライド」に協賛しています。 2022年には、「LGBT-Allyコミュニティ」の発案により、「名古屋レインボープライド」に協賛し、社員や家族約40名が参加しました。

 

.今後について
 損保ジャパンは、多様な人材がいきいきと働き、一人ひとりが能力を最大限に発揮できる企業を目指しダイバーシティ&インクルージョンを加速させることで、「安心・安全・健康のテーマパーク」の実現を目指すSOMPOグループの中核会社として、世の中の変化を的確にとらえ、創造性を発揮し、お客さまに今まで以上に新たな価値を提供し、社会に貢献し続けてまいります。

以上

(参考)
◆LGBTの社員が働きやすく働きがいのある環境・風土構築に向けたその他の取組み
(1)新卒採用時のエントリーシートの性別欄に「その他」を追加(2016年4月)

(2)人事制度・福利厚生制度の見直し(2016年7月)
 同性パートナーを配偶者とみなして制度利用を可能とするよう住宅手当、慶弔休暇、介護休業・育児休業、福利厚生施設利用などの人事制度・福利厚生制度を見直しました。
   https://www.sompo-japan.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2016/20160413_1.pdf

(3)グループ人間尊重ポリシーの改定(2016年10月)
 SOMPOグループで定めている「グループ人間尊重ポリシー」において、LGBTの社員への人権配慮を明記するなど改定を行いました。
  https://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2016/20161006_1.pdf

◆お客さま向け商品の改定
(1)【自動車保険】「同性パートナー」を配偶者として補償 (2018年1月) 
  https://www.sompo-japan.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2017/20170919_1.pdf

(2)【傷害保険等・火災保険】「同性パートナー」を配偶者として補償(2019年10月)