半導体ファンダリ事業の取得合意に関するお知らせ

2年前

株式会社マーキュリアホールディングスのプレスリリース

　株式会社マーキュリアホールディングスの中核会社である株式会社マーキュリアインベストメント（以下、「MIC」といいます。）、株式会社産業創成アドバイザリー（以下、「SSA」といいます。）及び株式会社福岡キャピタルパートナーズ（以下、「FCP」といい、MIC及びSSAと総じて「買手グループ」といいます。）は、買手グループそれぞれが運営する投資ビークル等を通じて、オン・セミコンダクター新潟株式会社（以下、「オンセミ新潟」といいます。）との間で、同社の事業を承継する株式会社JSファンダリ新潟（以下、「JSファンダリ」といいます。）の株式を取得することについて合意しました。

　オンセミ新潟は、世界的な半導体メーカーであるOn Semiconductor Corporation（以下、「オンセミ」といいます。）傘下の半導体製造事業者です。オンセミは、ファブ・ライター（Fab-Liter）製造戦略の一環として、オンセミ新潟工場の売却計画を2020年に発表しましたが、オンセミ新潟の手掛ける半導体ファンダリは、自動車を含む多方面の産業において欠くことの出来ないアナログ及びパワー半導体の供給に責任を持つことに加えて、地元経済への影響も大きいことから、その売却先については慎重な検討がなされてきました。今般、MIC、SSA及びFCPを中心とする買手グループの持つバックグラウンドや投資実績等が評価されたことから、オンセミと買手グループの間でJSファンダリ株式の取得について合意に至ったものです。

　昨今、生産工場を保有しない半導体ファブレス企業が世界的な潮流となっており、半導体に係る現在及び将来の需要を充足すべく、ファンダリビジネスは半導体市場の成長を上回って拡大することが見込まれます。また半導体市場の中でもアナログ及びパワー半導体に対する需要はEVやIoT、再生可能エネルギーなどの分野で拡大が期待されます。

　本件の買収はこうした市場需要、顧客ニーズに対応して、半導体分野で日本初の独立系スペシャリティファンダリを創出するものです。引き続き買手グループは一丸となり、アナログ及びパワー半導体分野における日本の国際競争力の強化に注力する方針です。

以上

【株式会社マーキュリアインベストメントの概要】
<会社名> 株式会社マーキュリアインベストメント
<本社所在地> 東京都千代田区内幸町一丁目3番3号内幸町ダイビル
<事業内容> 投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
<代表者> 代表取締役　豊島俊弘
<Website> https://mercuria.jp/

【株式会社産業創成アドバイザリーの概要】
<会社名> 株式会社産業創成アドバイザリー
<本社所在地> 東京都中央区銀座八丁目17番5号 THE HUB 銀座 OCT9階
<事業内容> M&A及び資本調達に関わるアドバイザリー業務
<代表者> 代表取締役　佐藤文昭
<Website> http://www.sangyososei.com/

【株式会社福岡キャピタルパートナーズの概要】
<会社名> 株式会社福岡キャピタルパートナーズ
<本社所在地> 福岡県福岡市博多区上川端町12-20
<事業内容> 各種ファンドの組成・運営
<代表者> 代表取締役　中島秀明
<Website> https://www.fukuokacp.com/

私たちは「ファンドの力で、日本の今を変える」をミッションとし、事業を行っています。

※本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社マーキュリアホールディングス
事業企画部
<Tel> 03-3500-9870
<Mail> info@mercuria-hd.jp
<Website> https://mercuria-hd.jp/