刊行前から業界で話題『ベンチャーキャピタル全史』が本日発売 ハーバード・ビジネス・スクールのスター教授による人気講義が本邦初書籍化

株式会社新潮社のプレスリリース

株式会社新潮社は、9月9日より電子先行配信した『ベンチャーキャピタル全史』の紙書籍を本日発売いたしました。

本書はアメリカのベンチャー投資の歴史を描いた書籍で、著者はハーバード・ビジネス・スクールのスター教授であるトム・ニコラス氏。同氏にとってはじめての一般向け書籍となります(原著はハーバード大学出版局より刊行)。今年は「スタートアップ創出元年」とされ、政府や経団連など政財界がスタートアップ振興に力を入れ、注目が集まるなか、現在の日本のビジネスパーソンや政策決定者にとって、必読の一冊です。

本書の内容
アメリカでGAFAが次々と花開いたのは偶然ではない。その背景にはスタートアップにリスクマネーを供給してきた連綿たる意志とカルチャーがあった。19世紀の捕鯨産業から連続起業家たるエジソン、そしてジョブズやベゾスまで、ビジネスの革新者たちを国家規模でインキュベートしてきた歴史を紐解く、スタートアップ元年に読むべき決定的現代経済史!
 
以下のページにて本書序文を試し読みできます。
https://www.shinchosha.co.jp/book/507291/preview/
また、電子書籍の形で本書の一部を無料で読んでいただくこともできます。以下のページよりお使いの電子書店にアクセスしてください。
https://ebook.shinchosha.co.jp/book/E054861/
 

著者トム・ニコラス 略歴
ハーバード・ビジネス・スクール、ウィリアム・J・アバナシー記念経営管理論講座教授。英国生まれ。オックスフォード大学で博士号を取得、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで教鞭をとったのち現職。起業家精神、イノベーション、金融が専門。これまでチャールズ・M・ウィリアムズ賞をはじめとして、優れた講義を行う教育者向けの賞を複数回受賞。

各界からの賛辞
本書刊行にあたり、識者や各国メディアなどからさまざまな賛辞が寄せられています。
関美和さん(MPower Partnersジェネラル・パートナー、『FACTFULNESS』共訳者)
ーーリスクと失敗を許す文化を国家として育てることが重要だ。最高の教科書。
堀義人さん(グロービス経営大学院学長、グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー)
ーー米国の歴史に学び、日本の起業家が世界に飛躍する契機にして欲しい。
ブルームバーグ
ーーベンチャーキャピタルについてあなたがどんな意見を持っていようと、彼らがどこからやってきたのかを知る価値は絶対にある。本書の著者から学ぶことは多い。
ウォールストリート・ジャーナル
ーーベンチャーキャピタルにアクセスできれば、経済はよりダイナミックになるというのはもはや定説だが、著者はそれを歴史的に立証している。
ザ・ニューヨーカー
ーー一級品の歴史書だ。

書誌情報
タイトル ベンチャーキャピタル全史
著者 トム・ニコラス
版元 新潮社  判型 A5版(ハードカバー)
(紙書籍)定価3,600円(税別)、9月22日発売
(電子書籍)希望小売価格3,600円(税別)、9月9日配信開始
訳者 鈴木立哉(金融翻訳者。一橋大学社会学部卒業、コロンビア大学ビジネス・スクール修了。野村證券勤務を経て現職。訳書に『Q思考』『ティール組織』『FUZZY-TECHIE』『ビッグミステイク』など、著書に『金融英語の基礎と応用』)