ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社のプレスリリース
ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社(本社所在地:東京都品川区、代表取締役:髙木 弘孝)は、ECにライブコマースを導入している事業者1,007人を対象に、「ライブコマースにおける決済手段の課題と後払い決済の可能性」に関する調査を実施しました。
従来のECサイトでは難しかった「事業者と消費者の双方向コミュニケーション」を実現できるところが、ライブコマースの大きなメリットです。
ライブコマースを活用すれば、画像やテキストだけでは伝わりにくい商品・サービスの魅力を動画のライブ配信によって詳しく紹介できるだけでなく、視聴者(消費者)がチャットなどを介してリアルタイムで質問することも可能となります。
ライブコマース市場の更なる成長を見越して、消費者のニーズにきめ細かく応えるためには、決済手段についても多彩な選択肢が求められるでしょう。
特に消費者の立場からすると、商品を受け取った後に代金を支払う“後払い決済”が選べるなら、より安心してライブコマースを利用できるかもしれません。
では、現在ECにライブコマースを導入している事業者は、どのような決済手段を取り入れているのでしょうか?
また、ライブコマースにおける決済手段の課題や、後払い決済を利用する効果についても気になりますよね。
そこで今回、ジャックスグループの後払い決済サービス『アトディーネ』(https://www.atodene.jp/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=0913)を運営するジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社(https://www.jaccs-payment.jp/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=0913)は、ECにライブコマースを導入している事業者1,007人を対象に、「ライブコマースにおける決済手段の課題と後払い決済の可能性」に関する調査を実施しました。
これからライブコマースを始めたいECサイトの事業者はもちろん、すでに導入している事業者も、決済手段の活用について改めて考えてみましょう。
- ライブコマースではクレジットカード決済が主流
はじめに、ECサイトのライブコマースで導入されている決済手段に関して伺っていきたいと思います。
「現在、ライブコマースでの販売に取り入れている決済手段を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『クレジットカード決済(65.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『銀行振込(35.8%)』『キャリア決済(d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いなど)(24.1%)』『ID決済(PayPay・楽天ペイ・メルペイなど)(20.1%)』と続きました。【図1】
ライブコマースでの販売に、クレジットカード決済を取り入れているECサイト事業者が多いようです。
また、銀行振込やキャリア決済、ID決済など、様々な手段が利用されている様子も窺えます。
事業者がどの決済手段を導入するかによって、ライブコマースの売上にも影響を与えるかもしれません。
では、ECサイトのライブコマースにおいて、消費者側はどのような決済手段を利用しているのでしょうか?
そこで、「取り入れている決済手段の中で、最も利用者が多いものを教えてください(単一回答)」と質問したところ、『クレジットカード決済(51.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『銀行振込(18.7%)』『キャリア決済(d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いなど)(7.0%)』『ID決済(PayPay・楽天ペイ・メルペイなど)(4.9%)』と続きました。【図2】
半数以上のECサイトで、ライブコマースでの購入にクレジットカード決済が利用されているようです。
ECサイト事業者と同様に、クレジットカード決済は消費者にとってポピュラーな決済手段といえるでしょう。
- ライブコマースでは決済手段の選択肢が少ないことが課題に
ライブコマースの決済手段として、クレジットカード決済の活用割合の高さがわかりました。
消費者のニーズに合った決済手段をECサイトで採用すれば、スムーズな販売フローや売り上げの増大も実現できるかもしれません。
一方で、ライブコマースにおける決済手段に課題はあるのでしょうか?
そこで、「決済手段について課題はありますか?」と質問したところ、『大きな課題がある(23.2%)』『やや課題がある(37.9%)』という回答結果から、ライブコマースの決済手段に何らかの課題を抱えている事業者は、6割以上にのぼります。【図3-1】
ECサイトによってライブコマースの決済手段は異なるものの、上手く運用できていないケースも多い傾向です。
特に、ライブコマースを始める予定のECサイト事業者にとって、決済手段の課題は事前に把握したいところではないでしょうか。
続いて、「どのような課題がありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『選択肢が少なく、販売機会を逃してしまう懸念がある(46.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『手数料が高い(34.8%)』『商品・サービスの選択から購入までのプロセスが煩雑(30.2%)』と続きました。【図3-2】
ECサイトにおける決済手段の選択肢が少なく、販売機会を逃してしまう可能性を危惧する事業者が多いようです。
また、手数料の高さや購入までのプロセスの煩雑さが、決済手段の課題として挙げられました。
事業者は、ライブコマースの決済手段を幅広く用意すると共に、コストや利便性についても考慮する必要があります。
- ライブコマースを成功させるなら、決済手段がキーポイント!
ここまでの調査で、6割以上の事業者がライブコマースにおける決済手段に課題を抱えていることがわかりました。
ライブコマースで販売チャンスを得るためには、決済手段の選択肢を増やし、消費者の利用環境を整える取り組みが大切です。
では、実際にECサイトの事業者は、ライブコマースでどのような点を重視しているのでしょうか?
そこで、「ライブコマースで重視していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『コンテンツの内容(30.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『配信プラットフォーム(29.7%)』『配信する時間帯(23.8%)』と続きました。【図4-1】
ECサイトのライブコマースでは、コンテンツの内容を重視している事業者が多いようです。
また、配信するプラットフォームや時間帯についても、消費者に配慮すべきポイントだといえます。
消費者が満足し、購入したくなるようなライブコマースの配信体制を築きましょう。
さらに、利用する決済手段によっては、ライブコマースの成功を左右するかもしれません。
続いて、「ライブコマースを成功させるには、決済手段も大きな鍵になると思いますか?」と質問したところ、『ある程度そう思う(45.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『とてもそう思う(24.5%)』と続きました。【図4-2】
7割の事業者が、ライブコマースの成功には決済手段も大きく関与すると考えているようです。
なぜ決済手段がライブコマース成功の鍵と見なされているのか、具体的に聞いてみました。
■決済手段の多様な選択肢が購買意欲を高めるポイントに
・決済手段に選択肢が多いと、それだけ顧客の購買に繋がりやすいと思うから(30代/男性/滋賀県)
・購入したいと強く思わせるには1番関連性があるから(40代/男性/茨城県)
・選択肢が少ないとターゲットが限定されてしまうから(50代/男性/東京都)
・利用者の利便性が高い方がビジネスチャンスに繋がると思うから(50代/男性/宮崎県)
決済手段の選択肢が多いほど、ECサイトの利用者層も広がり、購買意欲を促進できると考える方が多いようです。
消費者にとって便利なECサイトには人気が集まり、ライブコマースを通じた収益アップが期待できるでしょう。
- 決済手段を増やして、ライブコマースの可能性を広げよう
ライブコマースを成功へ導くためには、コンテンツの内容や配信方法と併せて、決済手段の選択も重視されていることがわかりました。
ライブコマースで多種多様な決済手段を揃えておけば、集客率が高まるだけでなく、リピーターの増加も見込めるかもしれません。
では、決済手段がライブコマースの成功の大きな鍵になると考えているECサイト事業者はライブコマースの決済手段について、今後どのような展望を持っているのでしょうか?
ここからは、先ほどの質問(図4-2)で、『とてもそう思う』『ある程度そう思う』と回答した方を対象に、調査を進めました。
「ライブコマースの決済手段について、今後の展望を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『セキュリティ面への不安払拭(64.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『決済プロセスのユーザビリティ向上(情報入力の手間を省くなど)(57.7%)』『コンテンツから商品ページ・決済ページなどへの導線改善(55.9%)』『決済手段の拡充(51.4%)』と続きました。【図5】
決済手段を取り入れるにあたって、セキュリティ面での不安を払拭したい事業者が多いようです。
また、決済プロセスの簡略化や決済ページへの導線改善など、消費者にストレスを与えない決済環境が求められています。
さらにライブコマースを盛り上げていく上で、決済手段を拡充していくことも視野に入れてみましょう。
- 【“後払い決済”がライブコマース成功の鍵!】後払い決済のニーズはより高まると見ている事業者は多い
今後のライブコマースでの決済手段について、消費者にとって便利なものであることが重要だと考えられているようです。
そのため、“後払い決済(BNPL)”の導入が有効だと感じているECサイト事業者も多いかもしれません。
では、ライブコマースの成功に向けて決済手段を拡充する場合、“後払い決済(BNPL)”という選択肢はどのように捉えられているのでしょうか?
そこで、「決済手段の展望を実現しライブコマースを成功させるためには、“後払い決済(BNPL)”が有効だと思いますか?」と質問したところ、『ややそう思う(49.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『とてもそう思う(30.5%)』と続きました。【図6】」
8割以上の事業者が、“後払い決済(BNPL)”がライブコマースの成功に有効な決済手段だと考えています。
クレジットカード決済や銀行振込といったポピュラーな決済手段に限らず、後払い決済を導入するECサイト事業者が今後増えていくかもしれません。
最後に、後払い決済がライブコマースを成功に導いてくれる理由について、詳しく聞いてみました。
■後払い決済は事業者と消費者双方にメリットあり!
・各年代のニーズに合わせることで、今まで顧客になりにくかった層も取り込めるから(30代/女性/東京都)
・決済手段が多い方が、販売するチャンスも増えるから(40代/男性/福岡県)
・クレジットカードを持っていない方もいるから(40代/男性/埼玉県)
・顧客にとって後払いは有利だから(50代/男性/大阪府)
後払い決済を選択可能にすることで、新たな利用者層を取り込み、販売機会も増やせると考える事業者が多いようです。
また、商品を受け取ってから代金を支払う後払い決済は、利用者にとって都合のいいシステムといえるでしょう。
ユーザーファーストの決済手段を積極的に提示することで、ライブコマースでの販売力を強化できるというEC事業者の展望がうかがえます。
- 【まとめ】後払い決済はライブコマースの成功に不可欠といえる
今回の調査で、ライブコマースに取り入れている決済手段の中で、最も利用されている決済手段が明らかになりました。
多くのECサイトでは、クレジットカード決済の利用率が高いようですが、一方で、現在の決済手段に課題を抱えている事業者も決して少なくないのが実情です。
また、決済手段がライブコマース成功の鍵になると考えている事業者は多く、その中でも“後払い決済”を有効な手段として捉えている方も多いことがわかりました。
コロナ禍による経済活動へのダメージは深く、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
このような社会背景もあり、ライブコマースは今後さらに需要を増していくと考えられるでしょう。
多様化する消費者のニーズに柔軟に対応し、ライブコマースを成功させるなら、後払い決済の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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■《運営会社》ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社:https://www.jaccs-payment.jp/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=0913
調査概要:「ライブコマースにおける決済手段の課題と後払い決済の可能性」に関する調査
【調査期間】2022年7月29日(金)~2022年7月30日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,007人
【調査対象】ECにライブコマースを導入している事業者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ