【三菱UFJ銀行】文化財×デジタルアートイベントで京都を支援!

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループのプレスリリース

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行は、今般、持続的な文化芸術の発展をめざす基金「Arts Aid KYOTO~京都市 連携・協働型文化芸術支援制度~」[1]、いわゆる企業版ふるさと納税を活用し、京都市に寄付を実施しました。寄付された金額の70%は、株式会社ネイキッド主催で今秋開催される「NAKED GARDEN ONE KYOTO」[2]というリアル×メタバースで体験する次世代型アートプロジェクトの事業資金として充当されます。 MUFGは観光産業の早期回復と成長、地域経済のさらなる活性化に貢献します。

  • 地域活性化をめざして

新型コロナウィルス感染拡大の影響で観光客数がコロナ前と比較して半分以下に落ち込む等、全国各地の観光産業が打撃を受けました。2021年2月にMUFGおよび三菱UFJ銀行が設立した一般社団法人関西イノベーションセンター(KIC)は、会員制イノベーション創出拠点「MUIC Kansai」[3]を中心に観光産業の落ち込みを社会問題として捉え、まずは関西から元気にしようと関西地方の地域活性化に注力しています。その一環として、KICは観光人流の回帰、ナイトタイムエコノミー(夜間の経済活動)の活性化、文化財の修繕・補修および観光振興を目的としたデジタルアートプロジェクトの検討を開始しました。2023年度に大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山の各観光地においてデジタルアートイベントの開催を企画しており、当該イベントを通じた観光産業の活性化を企図しています。その第一歩として今般京都市への寄付を実施しました。
 

  • 一つの庭となって平和と調和のメッセージを世界へ

NAKED GARDEN ONE KYOTOは、京都市が創設したArts Aid KYOTOという文化芸術支援制度に認定された株式会社ネイキッドが主催するプロジェクトです。京都圏全体を一つの「庭」に見立て、二条城や平安神宮、平等院等の文化財とデジタルアートの融合によるナイトイベントを開催するほか、京都の伝統文化とのコラボレーションなどを行います。さらに、今年はイベントをバーチャルで楽しむためにメタバース空間内にバーチャルの二条城が誕生しました。来場者がスマートフォン上で作った花火がバーチャル二条城から打ち上げられると、リアルイベント会場でも同じ花火が打ち上がるなどの仕掛けもあり、リアルとバーチャルを融合させた独自の取り組みを実施します。他にも、アルコール消毒自体をアート作品化した「NAKED つくばい™」や、光の輪でソーシャルディスタンスを保ちつつアートを楽しめる仕掛けの「NAKEDディスタンス提灯®」を提供するなど、コロナ禍ならではの作品を展開し、多くの人流を生み出す工夫も施しています。NAKED GARDEN ONE KYOTOでは、様々な遊び心満載な企画を通して、平和と調和のメッセージを世界に発信していきます。

二条城

 

NAKEDディスタンス提灯®(左)、NAKED つくばい™(右)

 

  • KIC、MUIC Kansaiを通じて関西経済のさらなる活性化に貢献

MUFGは自社のパーパスを「世界が進むチカラになる。」と定め、全てのステークホルダーが次へ、前へと進むチカラになることを企業活動の指針としています。そのパーパスのもと、KICおよびMUIC Kansaiは、観光産業が抱える課題の解決やスタートアップの成長支援により、関西経済の発展に貢献することをめざしています。観光産業は、複数の知見を組み合わせることや、新しい技術を導入することで、今後ますますの発展の可能性があります。「社会課題に対して何ができるのか」を起点とし、ソリューションビジネスの可能性を拡大していきます。今後も、三菱UFJ銀行、KIC、およびMUIC Kansaiは観光産業の早期回復と成長、関西経済のさらなる活性化に貢献してまいります。

[1] Arts Aid KYOTO~京都市 連携・協働型文化芸術支援制度~の詳細はこちら
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000289846.html [2] NAKED GARDEN ONE KYOTOの詳細はこちら
https://naked.co.jp/works/13879/ [3]MUIC Kansaiの詳細はこちら
https://www.muic-kansai.jp/