スタートアップ技術を組み合わせた「診断ソリューション」を提供する事業会社「SecondSight」の設立について

東京センチュリー株式会社のプレスリリース

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)と東京センチュリー株式会社(社長:馬場高一、本社:東京都千代田区、以下「東京センチュリー」)は、「株式会社 SecondSight」(社長:秋江辰司、本社:東京都千代田区、以下「SecondSight」)を設立しました。

 JFEエンジニアリングと東京センチュリーは、2019年に設立した「一般社団法人 J&TC Frontier」を通じて革新的な技術を有するスタートアップへの投資を行い、環境問題、国内の社会インフラ投資縮減、働き方改革や人口減少に伴う生産性向上ニーズへの対応など、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。

 今般、両社の協業は次のフェーズに入り、新設したSecondSightを通じて、スタートアップの最先端技術を組み合わせた「診断ソリューション」を提供します。

 診断ソリューションの開発受託及びサービスの具体的な提供内容は、
  1. 人体の視覚・聴覚・嗅覚・筋変位に代わるセンシング、ロボティクス、
      MR/AR(複合現実/拡張現実)等の最新技術を活用したプラント設備の遠隔監視や
      故障予測、官能検査
  2. 職人のノウハウをデジタル化した社会インフラ構造物の無人診断や劣化予測
  3. 人体へ負荷をかけないウエアラブル機器による心電波形や脳波などの

      バイタルチェック

などを想定しています。

 SecondSightはこれらの診断ソリューションとコンサルティングサービスを、「スマートファクトリー」「社会インフラ」「ヘルステック」などの分野へ提供することにより、あらゆる社会課題の解決にも貢献します。

 JFEエンジニアリングおよび東京センチュリーは、今後も強固なパートナーシップのもと、鉄道、道路、物流、エネルギーなどのインフラ関連業、自動車、化学、食品などの各種製造業、自治体、不動産、商社、小売など、幅広いお客さまの最先端技術活用を支援します。
 また、脱炭素社会の実現や社会インフラの整備、技術革新に対応した新ソリューションの提供、持続可能な資源利用への対応など、新たなビジネスモデルの創出や社会課題の解決に貢献してまいります。

  • 新会社概要

   

社名 株式会社 SecondSight
代表者 代表取締役社長CEO 秋江 辰司
役員 取締役COO 白田 要
取締役CFO 大谷 曉人
設立年月 2022年5月
資本金 1億9,000万円(資本準備金を含む)
JFEエンジニアリング株式会社50%、東京センチュリー株式会社50%
所在地 東京都千代田区神田練塀町3
事業内容 ・ソフトウエア、ハードウエアの調査、企画、開発、販売、
 オペレーション及びメンテナンス
・情報処理サービス業および情報処理提供サービス業
・上記に関するコンサルティング業務および附帯・関連事業
URL https://www.2ndsight.co.jp(2022年7月15日開設予定)
電話番号 03-5209-6450

 

  • 各社概要

 

社名 JFEエンジニアリング株式会社
代表者 代表取締役社長 大下 元
設立年月 2003年4月
資本金 100億円
所在地 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号
事業内容 エネルギープラント、環境プラント、鋼構造物等の設計・建設  

 

社名 東京センチュリー株式会社
代表者 代表取締役社長 馬場 高一
設立年月 1969年7月  
資本金 811億2,900万円
所在地 東京都千代田区神田練塀町3
事業内容 国内リース事業、国内オート事業、スペシャルティ事業、国際事業  

 

  • 新会社の事業イメージ

  • 6月28日の設立発表会

    左から JFEエンジニアリング株式会社 代表取締役社長 大下 元
        株式会社SecondSight    代表取締役社長 秋江 辰司
        東京センチュリー株式会社  代表取締役社長 馬場 高一

【本件に関するお問い合わせ先】
 東京センチュリー 広報IR部
 tel 03-5209-6710