ウクライナ避難民の子ども達へ、日本の子ども達からのメッセージと絵本を届けます!

京都信用金庫のプレスリリース

京都信用金庫(本店:京都市下京区、理事長:榊田 隆之)と国立大学法人滋賀大学(滋賀県彦根市、学長:竹村 彰通)では、ウクライナ避難民の子ども達に、日本の子ども達からのメッセージと絵本を届ける『 ウクライナ避難民の子ども達への絵本プロジェクト 』を実施しています。
本活動の結果、当金庫の本支店等においては地域の皆様から600冊を超える絵本をお持ちいただくという温かいご支援をお寄せいただきました。今回、この集まったメッセージと絵本を、滋賀大学と当金庫が協力して子ども達の避難先のポーランド共和国およびウクライナに届けます。

このプロジェクトは、「ポーランドに逃れたウクライナ避難民の子ども達が、日本の絵本で少しでも明るい気持ちになってほしい。」「日本の子ども達にウクライナ避難民の子ども達のことを知ってほしい、友達になってほしい。」との想いからスタートしたものです。

京都信用金庫では、日本の子ども達の春休み期間を中心に、3月28日から4月15日まで、本店・支店およびQUESTIONの計85拠点で、ウクライナ避難民の子ども達へ送るメッセージと絵本を受け付けました。
 

 

  • メッセージと絵本の送付先

(1)ウクライナ リヴィウ市の武道館
日本の合気道と日本語を教える施設ですが、現在はウクライナ避難民の受入れ支援を行っています。

(2)ワルシャワ日本語学校
ポーランド共和国の首都ワルシャワで2011年に開校した日本語学校です。ポーランドにおける日本語教育、日本文化の普及に努めています。​

(3)ノビ・ソンチ公立図書館
ポーランド共和国中南部の都市ノビ・ソンチ市の図書館です。

 

  • 当金庫 各支店での取組の様子

当金庫では、メッセージと絵本を本支店等で受け付けるにあたり、チラシやポップを制作しました。また、各店舗においては、職員がそのポップや装飾を組み合わせ、メッセージと絵本の受付ボックスを制作しました。

各支店では窓口の職員を中心に、ご来店されたお客様へ積極的にご案内しました。外訪活動を行う営業担当職員等は地域の幼稚園、放課後児童クラブ(学童保育)、子育て支援施設を運営されているNPO法人などのほか、各支店のお取引先企業等に本取組をご紹介しました。

また、お客様側からの注目度も高く、「綺麗に飾ってあって目立つから気になったわ。」「何か支援をしたいと思っていました。きっかけをつくってくれてありがとう。」といったお声や、受付最終日の閉店5分前に「今日までって聞いたので急いで来ました!」などのあたたかいご支援をいただきました。

絵本と共にいただいたメッセージの中には、子ども達からのウクライナ語で書かれたメッセージや、「おうえんしているよ」などの、あたたかい言葉もありました。

 

 

各支店を通じてお客様からお寄せいただいた絵本は、合わせて671冊になりました。当金庫および滋賀大学では、この大切なメッセージと絵本をウクライナ避難民の子ども達へ届けてまいります。